【赤緑ジョーカーズミッツァイル】

《BAKUOOON・ミッツァイル》フィニッシャー

DMEX-06期から超天篇環境のトップメタの一角となり、DMRP-11期に【青赤緑ミッツァイル】に主流の座を奪われるまで【ミッツァイル】の主流であった。

DMEX-06発売直後には《テレビジオン》がコンボパーツとして組み込まれ、無限ループが可能となった。

主要カード

《BAKUOOON・ミッツァイル》フィニッシャー。下記の《夢のジョー星》でタップしたジョーカーズを破壊したコスト軽減で召喚
《夢のジョー星》山札の上から4枚をサーチし、それらを手札、マナゾーン、山札の上と下に1枚ずつ好きなところにおける。バトルゾーンの4体のジョーカーズのタップを代替コストにして唱える
《ジョジョジョ・マキシマム》呪文ロック

主要GR召喚手段

《ガチャダマン》先鋒を切るGR召喚持ちであり、小型への対処の要
《ウォッシャ幾三》プレイヤー攻撃不能だが《ジョジョジョ・マキシマム》G・ゼロ元、ブレイク数増加要員になる
《怒ピッチャコーチ》GR召喚したクリーチャーに、スピードアタッカー付与する
《タンスかみなりヒゲおやじ》殴り返しにも有効なGR召喚持ち

火の候補カード

《おしゃかなクン》たった2コストで自分のジョーカーズを守ってくれる。《BAKUOOON・ミッツァイル》の破壊能力から《ヤッタレマン》《ヤッタレロボ》を守ろう
《単騎連射 マグナム》相手の防御系クリーチャーの着地を許さない強力な殿堂入りカード。
《花美師ハナコ》《単騎連射 マグナム》の盾落ちケア
《アッカン・ペロケット》非クリーチャー指定除去

自然の候補カード

多色の候補カード

無色の候補カード

《ヘルコプ太》cipでバトルゾーンのジョーカーズの数だけドロー

超GRゾーン

使い方

まず、ジョーカーズが4体揃った時点で、それらをタップして《夢のジョー星》を唱える。

  • 《夢のジョー星》で山札の上からめくれた4枚の中に《夢のジョー星》があればそれを手札に加えよう。
  • 《BAKUOOON・ミッツァイル》があれば手札か山札の上に置き、その後、タップしたジョーカーズをすべて破壊して《BAKUOOON・ミッツァイル》を召喚し、4回GR召喚する。アンタップされている火のマナがなければ《BAKUOOON・ミッツァイル》が召喚できないので、マナゾーンには優先的に火のカードを置く。

そこで2枚目の《夢のジョー星》が手札にあれば、《BAKUOOON・ミッツァイル》の能力で出てきた、再びそれらをタップして2枚目の《夢のジョー星》を唱える。そしてまた、《BAKUOOON・ミッツァイル》を召喚。この時、最初に召喚した《BAKUOOON・ミッツァイル》も破壊する。

その過程、《ポクチンちん》を挟みたい。唱え終わった《夢のジョー星》と《BAKUOOON・ミッツァイル》に破壊されたクリーチャーをすべて山札に戻して、再びそれらを使えるようにする。《BAKUOOON・ミッツァイル》の破壊能力で《タイク・タイソンズ》を破壊したり、GR召喚で、《ヤッタレロボ》《パッパラパーリ騎士》が捲れたりした時がねらい目。
さらに余裕ができれば《花美師ハナコ》でシールド回収も行う。

もし、マナゾーンにアンタップしたカードが3枚用意でき、手札に《単騎連射 マグナム》がくればそれを召喚。

《単騎連射 マグナム》も召喚できれば、《ジョジョジョ・マキシマム》と合わせて、安全に1ショットキルに持ち込める。

ループの手順

バトルゾーンに《ヤッタレマン》《ヤッタレロボ》が合計3体以上、《テレビジオン》1体、《BAKUOOON・ミッツァイル》1体、GRクリーチャー12体が必要。墓地に《ジョジョジョ・マキシマム》1枚、《夢のジョー星》1枚、《BAKUOOON・ミッツァイル》1体が必要。手札に《夢のジョー星》1枚が必要。マナゾーンに《ポクチンちん》1体と《バングリッドX7》2体が必要。山札は内容は何でも良いので初期状態では必ず1枚であること。

  1. 《バングリッドX7》1体目を自己マナ召喚によってバトルゾーンへ。
  2. 《バングリッドX7》2体目を同様にバトルゾーンへ。
  3. 《バングリッドX7》1体の自軍マナ召喚能力を使い、《ポクチンちん》を召喚。《ポクチンちん》の能力で墓地の《ジョジョジョ・マキシマム》1枚、《夢のジョー星》1枚、《BAKUOOON・ミッツァイル》1体を山札へ。
  4. 《ツタンメカーネン》1体、《ポクチンちん》1体、《バングリッドX7》2体をタップして《夢のジョー星》唱える《夢のジョー星》を手札へ、《BAKUOOON・ミッツァイル》をマナゾーンへ、《ジョジョジョ・マキシマム》を山札の上へ置く。
  5. 《バングリッドX7》2体目の自軍マナ召喚能力を使い、《BAKUOOON・ミッツァイル》を召喚。タップした4体と元々バトルゾーンに存在していた《BAKUOOON・ミッツァイル》を破壊。ジョーカーズは破壊置換効果マナ送りになり、《BAKUOOON・ミッツァイル》はそのまま墓地に置かれる。《ツタンメカーネン》超GRに戻る。
  6. 超GRに戻った《ツタンメカーネン》《BAKUOOON・ミッツァイル》の能力でGR召喚。《ジョジョジョ・マキシマム》を確定でドロー。
  7. G・ゼロ《ジョジョジョ・マキシマム》を唱える。
  8. 1.に戻る。

これを繰り返すことで自分の山札が減らないまま相手の山札のみを減らすことができる。

長所

《BAKUOOON・ミッツァイル》も《奇石 ミクセル》に引っかかるが、ループが上手くいけば山札に送られても何度でも使い回すことができ、マナは最終的に9マナ以上伸びるので、それほど大した痛手ではない。

また、《夢のジョー星》《ジョジョジョ・マキシマム》コスト踏み倒しで唱えるため、《音奏 プーンギ》《タイム3 シド》の呪文のコスト増加カードにも強い。

短所

リソースの確保が難点。クリーチャーでない《夢のジョー星》とジョーカーズでない《BAKUOOON・ミッツァイル》は、どちらも《ジョジョジョ・ジョーカーズ》で持ってくることができない。
最速で回す場合、メインデッキでは《花美師ハナコ》《ヘルコプ太》手札補充でカバーしよう。超GRにはリソース確保のために《ツタンメカーネン》《ゴッド・ガヨンダム》は必ず入れておくこと。

展開した盤面の数に応じて指数関数的に強くなるデッキなので、【青黒緑デッドダムド】のような的確に盤面除去を行うデッキは苦手。

注意点

《バングリッドX7》召喚する自然マナの確保、必要パーツの手札落ち回避、などなどが回す際の注意点となる。また、ループに固執せずに時に1ショットキルプランで妥協することも重要。

その他

Deadmanデュエチューブの出演者のインタビューに対してこのデッキのギミックそのものに関して「基本的には想定済みのデザイナーズコンボ」と回答し「結局マナが増えなければ出来る動きに限りがある」と当初の見立てを明かしたが、その見立てを覆す《夢のジョー星》がデッキパーツとして発掘されたことは想定外と語った。

参考