神秘(しんぴ)石柱(せきちゅう)

神秘の石柱 C 自然文明 (3)
呪文
自分の山札の上から2枚を、タップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。

DMRP-14にて登場した自然呪文

山札から2枚をタップインマナに置き、その後カードを1枚マナから墓地へ置く。結果として1マナブースト、1墓地肥やしとなる。

マナブースト墓地肥やしを兼ねるカードには他に《ダーク・ライフ》《ボーンおどり・チャージャー》《不死妖精ベラドアネ》もある。

それらに比べるとコストが重かったり墓地に置く枚数が少ないなどの部分では劣っているが、マナを増やしてからマナゾーンから選定するので墓地に置けるカードの選択肢はこちらの方が多い。

登場時期とデザイン的に、フシギバースと組み合わせることを想定したようなデザインだが、マナ基盤の調整に優れていることから、【5色コントロール】を初めとする様々なデッキで使える汎用性の高さを誇る。

唱える前からマナゾーンにあったカードを墓地に落とすというのも前述の比較カードでは実行不可能である。マナ墓地のカードを扱うデッキで採用が見込める。
次のターンには5マナになるため、《インフェルノ・サイン》《法と契約の秤》によるリアニメイト戦術に活用したい。

このカードの登場から1年半近く後の2022年1月1日に相性の良い《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》殿堂解除されている。

また、カードをマナに置く枚数が多いため、スペース・チャージ《死儀妖精ベラドマイ》などの「カードがマナに置かれた」ことで誘発する能力との相性がよい。

多色マナ武装との相性も良く、4ターン目に5マナまで伸ばしながら多色マナ武装4を達成できる。
キング・セル系統のアンタップイン多色と組ませると成功率も高いだろう。

【青赤緑バーンメアジョーカーズ】などの多色によるマナ事故を避けたいデッキにおいては、多色に頼らずに墓地肥やしマナブーストを同時に可能なカードとして期待できる。

環境において

当初はこれといった採用先がなかったが、王来篇環境において墓地利用をメイン戦術の1つとした【5色コントロール】が環境の中心に立つと、偶にチャンピオンシップ入賞デッキに投入されるようになった。

【5色マッド・デッド・ウッド】が台頭すると、そのパーツとしても利用されるようになった。

その他

  • チーム切札サブタイプに持たないにもかかわらず、フレーバーテキスト《勝熱英雄 モモキング》について書かれている。
    この石柱が何なのかについては一切触れられておらず、まさに神秘のベールに包まれたカードである。
    • 味は不味いが食べ続けることで毒の抗体を獲得できる薬効成分配合きびだんごを食べていたのか、単にキャンベロの料理が下手で免疫がついたのか……。その事情やモモキングとキャンベロの主従関係が気になるところ。
  • プロモ版のイラストでは、超獣王来烈伝とそれに収録されたカードたちが魔法陣から顕現するものとなっている。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考