サブタイプ

かつて存在していた、カード特性の呼び方。
クリーチャーの以外のカードタイプが持つ種族のこと、もしくはクリーチャーも含めた種族全般を指していた。

2022年4月8日のルール変更にともない、サブタイプは廃止され、種族に統合される。今後はクリーチャー以外が持つサブタイプも種族として扱い、ルール上の扱いも種族に準ずる。

総合ルール上に存在していたものの、テキスト上では一度も登場していない。

  • このページでは、「サブタイプは種族として扱わない」事例があったことをQ&Aで書かれているが、テキスト上では『種族』表記で統一されている。サブタイプと種族の区別は、プレイヤー側にとってはほとんど実態のないものであったため、廃止も妥当と言える。

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種族(しゅぞく)

特性の1つ。主にクリーチャーが属している集団を表す。
「種族」の名の通り生物的な分類が主になるが、所属する組織やチーム、集団や団体、それぞれの思想や観念なども種族として示されるケースもある。

カード名表記のすぐ下にかかれているものが種族にあたる。
クリーチャーわずかな例外を除き原則的に何らかの種族に分類されており、複数の種族に属しているクリーチャーも存在する。

当初はクリーチャーのみが持つ特性だったが、DM-28で種族を持つ呪文クロスギアが登場した。その後もフィールドオーラタマシードといったカードタイプに種族を持つものが登場している。

デュエル・マスターズにおいて、クリーチャーという単体が「種族」という概念を持つことにより、水平方向(自分の他クリーチャー)、および垂直方向(相手)にも影響を与える可能性があり、デッキビルディングにさらに奥深さを与える要因になっている。

2015年7月にリリースされた総合ルールでは、「種族サブタイプの下位概念であり、クリーチャーが持つサブタイプを種族と呼ぶ」という扱いだった。
2022年4月8日のルール改定でサブタイプが廃止され、クリーチャー以外が持つサブタイプも全て種族として扱うようになった。

ルール

  • 種族は必ず与えられるものではない。ほとんどの呪文は種族を持たないし、クリーチャーであっても《禁断》などごく一部のカードは種族を持たない。ルールについては無種族を参照。

種族と文明の繋がり

ルールとして決められているわけではないが、多くの種族は文明と強い繋がりを持つ。強い繋がりを持つ場合「種族Aは文明Xの種族」「文明Xの種族の種族A」とみなされる。

  • あるクリーチャーPが、種族Aと種族Bと文明Xと文明Yを持つ場合、「種族Aは文明Yの種族」とは必ずしも言えない。例えば、《電脳聖霊グラリス》は光/水のエンジェル・コマンド/ゲル・フィッシュだが、これは「光の種族のエンジェル・コマンド」と「水の種族のゲル・フィッシュ」の特徴を持つとみなされるのであって、「ゲル・フィッシュは光の種族」ではないし「エンジェル・コマンドは水の種族」でもない。

その他

  • 複数の種族を持つカードの種族の区切りは、基本的に半角スラッシュ(/)が用いられているが、DM-28だけ区切りが全角スラッシュ(/)となっている。このwikiでは半角で統一している。また、サバイバー種族のみスラッシュではなく[]で囲まれる。
  • 背景ストーリーにおける立場などを表す情報でもあるが、必ずしもカード上に表記されている種族が背景ストーリー上の設定と一致するわけではない。一例として《天罪堕将 アルカクラウン》はゲーム上アンノウンではないが、設定上アンノウンであると言及されている。

4つ以上の種族を有するカードは次の通り(同位は登場順に記載)。

4つの種族を持つクリーチャーは《勝利宣言 鬼丸「覇」》が初出で、しばらくの間希少な存在だったが、ディスペクター登場以降爆発的に数を増やしており、現在では20を優に超えている。
ただしこれらは特殊種族がついているために種族数が多くなっている。基本的に3種族を持つクリーチャーは大抵特殊種族を持っている。
特殊種族を持たず、3つ以上の種族を持つクリーチャーには

がいる。

逆に種族を持たないクリーチャーも存在する。
詳細は無種族を参照。

参考


[1] 進化ヒューマノイドの冠詞「機神装甲」、非進化エンジェル・コマンドの冠詞「○○の精霊」など。