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Wave ウェイブ P 水文明 (5) |
クリーチャー:トリックス/ワンダフォース 5000 |
このクリーチャーが召喚によって出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
各ターン、自分が1枚目の呪文を唱えた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する) |
召喚時に墓地にあるコスト4以下の呪文を唱える能力と、各ターン、初めて唱えた自分の呪文に反応してGR召喚する能力を持つ。
この2つの能力がとても噛み合っており、5コストで4コスト以下の呪文を唱えて、2体のクリーチャーが並ぶことになる。
これを召喚してGR召喚呪文を唱えれば自然と《時空のスター・G・ホーガン》の覚醒条件、《真理銃 エビデンス》の龍解条件を満たせるため、そちらが再評価されるに至った。もちろんそれよりコストパフォーマンスの良い手段は《アクア忍者 ライヤ》を始めとして多数存在するが、汎用性とコストパフォーマンスの総和を考えれば、それまでにない覚醒・龍解ルートと言えよう。
呪文を唱える能力は召喚時限定であり、大抵のコスト踏み倒しでは起動しないので注意。
また、このクリーチャーをバトルゾーンに出す前に呪文を唱えてしまっていると、このクリーチャーの効果で墓地から唱える呪文は2枚目になってしまうので、GR召喚が行えない。《フェアリー・ギフト》などとは噛み合いが悪いと言える。
総じて、順当にマナを伸ばさなければ能力を活かし辛く調整してあることが窺える。
4コストの呪文には《マナ・クライシス》が存在しており、そちらを墓地から踏み倒す場合は小型版《龍素記号Sr スペルサイクリカ》とでも言うべき使用感を発揮する。
強いて言えばパワー5000というのが非力で、GR召喚で自軍の頭数を増やすことから相手の《メガ・マグマ・ドラゴン》を呼び込んでしまいがち。
【青黒GRハンデス】の主要カードとして超天篇環境で活躍。コストとカードパワーのバランスが良く、コストパフォーマンスと即効性を両立しているのが採用率を伸ばしている要因であろう。
このカードのおかげでメインデッキに打点の枠を割く必要がほぼ無くなった。このカードの登場から然程日を要さず、2019年7月1日付で《ヴォルグ・サンダー》がプレミアム殿堂に指定され、デッキのクリーチャー比率を下げても問題なくなったのも大きい。
ゴッド・オブ・アビス環境では【青黒緑有象夢造】が主な居場所。
Q.《フェアリー・ギフト》を唱えて、コストを3少なくした《Wave ウェイブ》をバトルゾーンに出しました。この時、先ほど《フェアリー・ギフト》を唱えているので、出した《Wave ウェイブ》の「各ターン、自分が1枚目の呪文を唱えた時」の能力でGR召喚できますか?
A.いいえ、GR召喚できません。《Wave ウェイブ》がバトルゾーンにいる時に、そのターン中1枚目の呪文を唱えなければ、GR召喚はできません。また、同じ状況でその後に呪文を唱えても、GR召喚できません。そのターン中唱えた1枚目の呪文は《フェアリー・ギフト》であるためです。
引用元(2022.6.24)