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Wave All ウェイボール MAS 水文明 (2) |
クリーチャー:トリックス/ワンダフォース 5000 |
このクリーチャーは攻撃できない。 |
各ターン、自分がはじめて呪文を唱えた時、GR召喚する。 |
クリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。 |
各ターン、初めて唱えた自分の呪文に反応してGR召喚する能力を持つ。
システムクリーチャーでありながら2マナという軽さと、パワー5000による除去のされにくさ、クリーチャー起因限定のアンタッチャブルを持ち合わせている。
このパワー5000というのは、多くのGRクリーチャーの素のパワーを上回るため、特に3コスト以下のGRクリーチャーが出る場合において《KAMASE-BURN!》で倒されることはほぼ無く、《スチーム・ハエタタキ》や《ブンブン・バースト》、同弾の《バングリッドX7》のマッハファイターでも討ちとれないという狙ってデザインされたかのようなパワーラインである。
反面、「ブロッカー」などといった能力は一切なく、自身は攻撃できない=打点にも殴り返しにもならないというデメリットも抱えるピーキーさが特徴。
最大限活躍させるためにはマナカーブを阻害しない序盤から展開を狙っていきたい。
数ターン生き残れば超GRを出しきれるだろう。
《パラリラ・セーリング》のようなGR召喚能力を持った呪文と合わせてバトルゾーンを埋め尽くしてやりたい。
ビートダウンに入れるなら攻撃不能であるこのクリーチャーを出した遅れを取り戻せるよう、超GRは2打点以上のクリーチャーで固めたいところ。GR召喚のおかげで打点形成には困らないため、その分《エナジー・ライト》などのドローソースを唱える余裕も出る。
終盤は《パラディソ・シエル》などのNEO進化クリーチャーの進化元、《BAKUOOON・ミッツァイル》のコストにしよう。
【青黒ハンデス超次元】に入れれば軽量ハンデスや除去を撃ちながら少しずつ盤面を補強することができ、フィニッシュしやすくなる。
登場後の超天篇環境では【赤青覇道】などのビートダウン構築で採用されている(通称【ウェイボール覇道】)。
ただ【青黒GRハンデス】ではカードパワーがコスト相応であり置きGR召喚以外に場に影響を及ぼさないため、《Wave ウェイブ》の方に需要を譲っている。
DMBD-09・DMBD-10期あたりになるとGR召喚手段は《MANGANO-CASTLE!》で十分であることから【ウェイボール覇道】は廃れた。
DMRP-11で多数登場した重量級マナドライブGRクリーチャーとも、早出ししなければ効果が薄いこのカードは相性が悪い。重量級マナドライブ持ちの多くはシングル・ブレイカーであり、自身が攻撃不能であることをW・ブレイカーのGRクリーチャーを出してカバーする必要がある性質とアンチシナジー。
それでも、【赤青ジョーカーズミッツァイル】では1回GR召喚すればこのカード本体と合わせて1体あたり1コストというコストパフォーマンスになるクリーチャーとして採用される場合がある。