【エンド・オブ・ザ・ワールド】
《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》の強力な墓地肥やし能力を利用したデッキ。
黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド SR 闇文明 (7) |
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 7000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から3枚選び、残りをすべて墓地に置き、その後、選んだ3枚を好きな順序で山札に戻す。 |
W・ブレイカー |
- 返霊型
- ワンショットキル型
返霊型
DM-36で登場した能力、返霊を最大限に利用するタイプ。
闇単色、または闇/自然の2色で組まれる。
《終末の覇王アザファウスト》の返霊を使用するタイプと、《殲滅の英雄ハンニバルZ》の地獄返霊を連発し、フィールドアドバンテージを一気に奪うタイプの2種類ある。
終末の覇王アザファウスト VR 闇文明 (6) |
クリーチャー:デーモン・コマンド 6000 |
E・ソウル |
返霊15(このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地からカードを15枚、好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーのRS能力を使う) |
RS−他のクリーチャーをすべて破壊する。自分のシールドを1枚選び、その後、このクリーチャーは自分の残りのシールドをすべてブレイクする。相手のシールドを1枚選び、その後、このクリーチャーは相手の残りのシールドをすべてブレイクする。 |
W・ブレイカー |
殲滅の英雄(カリスマ)ハンニバルZ(ゼータ) VR 闇文明 (7) |
クリーチャー:デーモン・コマンド 7000 |
E・ソウル |
地獄返霊4(このクリーチャーが攻撃する時、またはそのRS能力を使った時、自分の墓地からカードを4枚、好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーのRS能力を使う |
RS-相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする |
この時、ドラゴン・ゾンビである《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》が破壊されるために、墓地から《黒神龍グールジェネレイド》がワラワラと出てくる。
その上《終末の覇王アザファウスト》の「相手のシールドを1枚選び、その後、このクリーチャーは相手の残りのシールドをすべてブレイクする。」は、あくまで返霊の効果であるため、ブレイクしたシールドにトリガーがあった場合、アザファウスト自身が破壊される可能性はあるが、ブレイクが全て解決した後で待機状態となっていた《黒神龍グールジェネレイド》の自身リアニメイト能力が誘発するため、《黒神龍グールジェネレイド》がトリガーを踏むことは無い。(アザファウストの返霊使用後のブレイクで踏む可能性はある)
返霊使用後、こちら側は《黒神龍グールジェネレイド》が数体バトルゾーンにいるが、相手の場には覚醒が解除されたサイキック・クリーチャーか、リンクしていたゴッドなど、一部のクリーチャーしかいなくなるため、そのまま次のターンに殴りきって勝つというデッキである。
アザファウスト以外に、殆ど返霊を持つクリーチャーが入らないのも特徴といえば特徴か。
アザファウスト型
主要カード
候補カード
ハンニバルZ型
《殲滅の英雄ハンニバルZ》を使用するデッキは、返霊を持つクリーチャーを多数召喚しフィールドアドバンテージを得つつ、とどめにハンニバルZで一掃する。新しい形の中速ビートと言ってもいいかもしれない。
主要カード
候補カード
慢性的な手札不足に陥りやすいので、墓地回収カードを増やすのもいいだろう。
どちらのデッキもコントロール系や、シノビ系のデッキにはなかなかの勝率を誇るが、やはりエキスパンションが出るたびに強化される【速攻】に対して弱い。現在の【速攻】に対応するには、文明を追加して【速攻】対策をするなど、環境に合わせた調整が必要である。
ワンショットキル型
《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》の能力で《盗掘人形モールス》、《黒神龍グールジェネレイド》を墓地に置けることを利用し、1ターンでクリーチャーを大量展開しスピードアタッカー化させワンショットキルを狙うタイプ。
主に闇、自然に《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》または《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》を数枚加えて組まれる。
主要カード
主な流れは以下の通り。
- マナブーストから《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》を召喚。cip能力で《盗掘人形モールス》を一枚一番上に置き、他の《盗掘人形モールス》、《黒神龍グールジェネレイド》、《黒神龍ハイサイ・ラッシャイ》を墓地に置く。《黒神龍ハイサイ・ラッシャイ》は自身の能力でバトルゾーンに出る。
- 《盗掘人形モールス》をG・ゼロで召喚。墓地にある全ての《盗掘人形モールス》を回収し、最後に《魔龍バベルギヌス》を回収する。
- 《魔龍バベルギヌス》を召喚し自壊して《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》or《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》を場に出す。
- ドラゴンが墓地に置かれたので《黒神龍グールジェネレイド》が墓地から復活する。
- スピードアタッカー化したクリーチャーで一気に攻める。
以上が基本的な動きになるが、状況次第で変えることも必要である。
相手がランデス主体のデッキであった場合、《盗掘人形モールス》の展開を諦めて5コストで動ける《インフェルノ・サイン》をトップに置くなど。
《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》を召喚した時点で山札が3枚になるので、基本的に召喚してから3ターンの内に勝負を決めなければならない。
よって、《天使と悪魔の墳墓》や《アポカリプス・デイ》を踏むと致命傷になりかねない。万が一の場合を考えて山札に残すカードは一番上以外も考えておいた方が良いだろう。
参考