Nエクス基盤 (デュエプレ)

TCG版に存在した【Nエクス】になぞらえた、青赤緑の中速デッキ全般の呼び方。

しかし、DMPP-16時点で「Nエクス基盤」の環境デッキは【Nエクス】 (デュエプレ)(とDP殿堂前の【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ))しかおらず、DMPP-17《超次元リュウセイ・ホール》が登場してから続々と青赤緑軸のデッキが増えているため、実際は「リュウセイ・ホール基盤」と考えたほうが妥当である。

軽量マナブースト、《サイバー・N・ワールド》《超次元リュウセイ・ホール》《ボルバルザーク・エクス》などを採用し、序盤のリソース管理の動きをNエクスに寄せたデッキ構築のこと。
主に青赤緑をベースにしたビートダウン系統のデッキで使われる。

【エンペラー・キリコ】などでは手数や打点を増やすために採用されていた《ボルバルザーク・エクス》だったが、【メンチ斬ルゾウ】では盤面を一体準バニラで埋めてしまう上に単色の枚数が減ってマナカーブを阻害するデメリットが大きいと判断されて一枚も使われないケースも増えた。他のデッキでも《エクス》が盤面によっては準バニラになってしまうことから減少した。

DMPP-19《眠りの森のメイ様》が登場すると、其方を採用したビッグマナ系統のデッキが増えた。DMPP-19リリース直後は序盤の手札消費が激しいかわりにマナの伸びが早い【カイザー「刃鬼」】 (デュエプレ)などが多くなったかわりに新規カードによる強化があまりなかった【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)が減少し、《N・ワールド》を出しても相手にリソースを与える利敵行為になってしまう場面も増えたことで、《N・ワールド》不採用のビッグマナが主流になりつつあった。

このようにNエクスも抜けつつあるが、《フェアリー・ライフ》《ドンドン吸い込むナウ》《超次元リュウセイ・ホール》《フェアリー・シャワー》などのカードが青赤緑の序盤を支えている。

DMPP-19後期は【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)の使用率が復活し始めたため《サイバー・N・ワールド》もそれに伴いメタカードとして採用されることもあるが、《ボルバルザーク・エクス》に関しては極稀に使われる程度で、全く基盤には関与していない。

参考

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