【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》から呪文を踏み倒し制圧やワンショットを狙うデッキ。 戦術に必要なカードは「墓地肥やしの手段」「メインデッキに、墓地進化GVに使う闇または火のクリーチャー」「ある程度の枚数のコスト6以下の闇または火の呪文」であり、組み方にもよるがデッキの自由枠がかなり高い。 New Divisionでは、DMPP-21が実装されると同時に《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》が使用不可能になった。
主要カード
候補カードコスト6以下の闇または火の呪文
墓地肥やしクリーチャー
サイキック・クリーチャー
その他
このデッキの回し方墓地肥やしを行い、《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》から3枚まで呪文を唱える。 略歴DMPP-15環境《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》の初出弾で、同弾に《邪眼獣ヤミノオーダー》や《埋葬虫ベリアル・ワーム》なども登場した。 まず、参考にされたのはTCG版の【マッドロマノフワンショット】であり、墓地に《魔弾 ベター・トゥモロー》を確保して、《煉獄と魔弾の印》などによる補助打点も添えていた。 《M・R・C・ロマノフ》着地前にも盤面処理かつ打点増加に使える《超次元ボルシャック・ホール》や《超次元ミカド・ホール》を手打ちの繋ぎかつ踏み倒し呪文として組み込んだ型が主流となっていく。 この時点では《魔光蟲ヴィルジニア卿》が4枚使えたため、《煉獄と魔弾の印》や《インフェルノ・サイン》で《ヴィルジニア卿》をリアニメイトし、盤面に2体目の《M・R・C・ロマノフ》を出すというプレイングも見られた。 DMPP-16環境《地獄門デス・ゲート》と《スーパー炎獄スクラッパー》でS・トリガーが強くなった。 アップデートで《魔光蟲ヴィルジニア卿》がDP殿堂に指定された。 逆に好相性と評価を上げたのは《特攻人形ジェニー》で、わずか2マナで自壊により墓地の進化元を設置でき序盤・中盤・終盤腐らず、ハンデスを含めてお互いの墓地の合計枚数もプラス2枚することができる。 DMPP-17環境《ヴォルグ・サンダー》の登場でデッキの組み方が大きく変わった。 非クリーチャーであれば《ヴォルグ・サンダー》の墓地肥やしの妨害にならないため、《DNA・スパーク》といった純粋な受け札を積むことが可能になった。 《邪眼獣ヤミノオーダー》のコスト火力は、闇か火を含んでいないと枚数に含まれないため、黒赤以外のカードを採用する際には少し不安定になった。 最速パターンは、2ターン目《特攻人形ジェニー》で1体として墓地に、3ターン目に任意のチャージャー、4ターン目にコスト5超次元で《ヴォルグ・サンダー》から墓地に追加2体を確保、5ターン目墓地進化GVする。 クリーチャーの数を絞ったことで、序盤の小型ブロッカーである《埋葬虫ベリアル・ワーム》が不採用になり、対速攻にはブロックではなく盾で受けて返す必要性が生まれた。入るS・トリガー自体は強化されているのでデッキの防御力は甲乙つけがたい。 相手の《サイバー・N・ワールド》には、7マナないしは9マナまで伸ばして対抗する。 7マナパターンは、1ターン前に1体以上進化元を墓地に確保しておく。進化させるターンの行動は5マナ《ヴォルグ・サンダー》+軽減込み2マナ《M・R・C》で進化速攻。 どちらの場合も、召喚時点でお互いの墓地の合計が18枚以上ないと《M・R・C》の召喚コストが2まで下がらないので注意。
DMPP-18環境明確な強化カードは入手できなかった。 しかし、「コスト6以下の闇または火の呪文」を貪欲に吸収し、《ボルメテウス・ホワイト・フレア》や《ボルメテウス・リターンズ》などを候補にすることもできる。 元々の拡張性の高さ、環境の変化、《執拗なる鎧亜の牢獄》の再録で、青黒赤の構築も誕生した。 DMPP-19期《封魔ゴーゴンシャック》を採用したデッキが増加したため、それにあわせて《埋葬虫ベリアル・ワーム》や《白骨の守護者ホネンビー》で墓地肥やしする型が現れた。 《ヴォルグ・サンダー》抜きで墓地肥やしをするデッキでは、闇サイキック専用呪文の依存度が下がり、《超次元ミカド・ホール》や《超次元ライデン・ホール》の採用も減らせるようになった。 新たに、《リバイヴ・ホール》or《ボルシャック・ホール》から《時空の戦猫シンカイヤヌス》、続けて《シューティング・ホール》から《変貌の覚醒者ジョジョン・パワード》を出し、2回攻撃込みでダイレクトアタックする戦術が流行った。 DMPP-20期やや後手に回る形になるが《学校男》で《眠りの森のメイ様》対策ができるようになった。《自爆屋ギル・メイワク》では《お目覚め》しか倒せず不安定だった。しかし《終末の時計 ザ・クロック》の登場で《母なる大地》や《父なる大地》を防御札として使う動きも定着しているため、相手に《学校男》を悪用されないよう気をつけなければならない。 New Divisionでは《時空の霊魔シュヴァル》/《霊魔の覚醒者シューヴェルト》、《超次元ミカド・ホール》/《時空の封殺ディアス Z》/《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》、《時空の戦猫シンカイヤヌス》/《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》がND落ちで使用不可になった。 前述の《時空の戦猫シンカイヤヌス》+《変貌の覚醒者ジョジョン・パワード》のセットは《ヤヌス》が落ちて使えなくなり、新たなフィニッシャーに《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》が抜擢され、デッキ自体も《ゴースト・タッチ》や《学校男》を多投し、コントロール色が強くなった。 《暴走龍 5000GT》が登場し、サイキック・クリーチャーによる打点を武器にするこのデッキにとっては出されると致命的なカードとなる。 さらに《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》も超次元ゾーンをほぼ機能停止させる。 DMPP-27期《S級宇宙 アダムスキー》を得たことで、《超次元ライデン・ホール》で《M・R・C》をアタックキャンセルしつつ、《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》から《アダムスキー》に侵略し、安全にライブラリアウトで勝ちに行けるようになった。 長所1度に3枚も呪文を唱えながら大型T・ブレイカーが攻撃するので、ワンショットが期待できる。 墓地次第で超次元呪文の連打もできるのでP'S覚醒リンクを狙うのもよい。 キーカード以外に対するハンデスなら、墓地に残っている限り墓地肥やしとして逆利用できる。 DMPP-17期のデッキなら、記載通りのプレイングで墓地利用メタを貫通できる。 短所墓地利用デッキの例にもれず墓地利用メタに弱い。
また、《M・R・C》は呪文を唱えられないとただのT・ブレイカーのファッティなので、呪文ロックにも弱い。 天敵は《超電磁マクスウェル Z》。ソウルシフトにより、容易にコスト5帯で着地してくるため、たった1枚しか呪文を唱えてないような序盤に呪文ロックで詰みになることもある。 ミラーマッチではお互いが墓地を肥やすため、お互いの《M・R・C》の召喚コストが大幅に軽減される。墓地肥やしのタイミング次第では相手に逆利用されることもある。 《魔光蟲ヴィルジニア卿》のDP殿堂後は、墓地から直接《M・R・C》を出すことが難しくなり、実質《M・R・C》8枚体制(《インフェルノ・サイン》など経由も含めるとそれ以上)という状況が是正された。 また、《M・R・C》を自身のコスト軽減能力で召喚するためには、手札に《M・R・C》を確保しつつ墓地に多数のカードを確保しなければならないため、デッキ内の《M・R・C》を減らすうえに墓地肥やしの枚数が少ない《邪眼銃士ディミトリ卿》の優先度が大きく下がった。それに伴い《邪眼獣ヤミノオーダー》のS・トリガーも期待しづらくなるなど、影響は多岐にわたっている。 P'S覚醒リンクで安全に勝利したい場合、盤面制限がかなりきつい。初動の《埋葬虫ベリアル・ワーム》や墓地肥やしの《ヴォルグ・サンダー》が、後々になって《激沸騰!オンセン・ガロウズ》を組むスペースが足りず、ライブラリアウト戦術できずにワンショットに切り替えざるを得ないなどが頻発する。 サンプルレシピ2024年5月12日開催公認大会じぇ〜のAD杯優勝レシピ→https://x.com/J_duel_masters/status/1789540818216534245/photo/2 参考タグ:
|