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“閃忍勝”威斬斗 MSS 火文明 (6) |
呪文 |
マスターG・G・G:自分の手札がこのカードだけなら、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 |
相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 |
自分のマナゾーンに火のカードがあれば、カードを1枚引く。 |
初のマスターG・G・Gを持つ呪文。
その強力さ故に殿堂入りした《“轟轟轟”ブランド》と同様のコスト踏み倒しとキャントリップ能力を持つ。
速攻デッキに入れてウィニー同士の殴り合いになった際に相手の盤面を一掃したりするほか、《キング・シビレアシダケ》で無理やり手札を枯らして放つなどコントロールで速攻に間に合わせる返し札としての採用もできる。《BAKUOOON・ミッツァイル》の種となるGRクリーチャーも纏めて全滅させられるのがうれしい。
なんといってもノーコストのキャントリップの強さが元と全く変わっていない。デッキ圧縮の点においても役立つだろう。
全体火力なのでアンタッチャブルを除去できる点も強力。
【サンマックス】であれば侵略前に相手の《異端流し オニカマス》を除去できる上に侵略先を手札ではなくマナゾーンにおいても問題ないため、コスト踏み倒しメタ対策として採用が見込める。
登場後は【赤単ブランド】における《奇石 ミクセル》対策、ミラーマッチのウィニーへの干渉手段として利用されている。【赤単ブランド】では相手の《奇石 ミクセル》を警戒する都合上低コストのGRクリーチャーが採用されることも少なくなく、その分パワーも小さくなる。そこでこのカードによる全体除去が活きるということである。
DMBD-11・DMBD-12期に安定4ターンキル型の【赤単ブランド】がチャンピオンシップ優勝を果たしたが、その中にも投入されていた。運良く引いたカードが《“罰怒”ブランド》、《BAKUOOON・ミッツァイル》であれば余った1マナからさらに展開することができ、殿堂入りだが《“轟轟轟”ブランド》に至ってはノーコストで出せるのが大きい。
DMRP-22期の【赤緑“逆悪襲”ブランド】の入賞レシピにも確認された。DMBD-21・DMBD-22期辺りにも同様に活躍しており、主に【青黒緑ゼーロベン】の破壊コストとして使われるウィニー、【我我我ブランド】の2コスト以下の打点、【白青赤鬼羅.Star】のメタクリーチャーに刺さる。初手に来たらマナチャージし、必要に応じて《スナイプ・モスキート》で回収すれば良いため、マスターG・G・Gで唱えるタイミングはそれほどシビアではない。
【絶望神サガループ】が環境に進出した頃には【赤緑“逆悪襲”ブランド】のパーツとしてよく見かけるようになった。【絶望神サガループ】が呼ぶ【我我我ブランド】に刺さる上に、《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》を使ったループで並んだ《蒼狼の大王 イザナギテラス》をまとめて吹っ飛ばせるのが大きい。