《アストラル・テンペスト》

アストラル・テンペスト SR 水文明 (9)
進化クリーチャー:サイバー・ウイルス 6000
進化-自分のサイバー・ウイルス1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードの数と同じ枚数のカードを引く。

DM-17で登場したサイバー・ウイルス進化クリーチャー

cip能力で自分のマナゾーンにあるカードの枚数と同じ枚数のカードを引ける。つまり、通常なら最低でも9枚ドローできるということである。

転生編スーパーレアに漏れず、このカードもかなり使いづらい。ただでさえマナコスト重い上に、終盤で大量にドローする旨みはそれほどない。ビートダウンが得意なサイバー・ウイルスとはまるで噛み合っていないと言える。
おまけに常時パワーが6000以上なのに、W・ブレイカーを持っていない。

相性のいいカードは、同じく転生編スーパーレアである《ルナ・コスモビュー》辺りか。このカードでちょうど9枚引けるので、G・ゼロの条件を満たせる。

ただし、重いコストに加えて進化元が必要なこのカードよりは、《知識の包囲網》《神々の逆流》などの呪文に頼った方が安定するだろう。
また、このドローは「〜枚まで」でも「してもよい」でもないので、する枚数を減らしたり、ドローしないことを選ぶことはできない。ゲーム終盤に出ることが多い上に強制なので、場面をよく考えないとライブラリアウトを起こす。

そもそも普通のデッキでは召喚することすらままならないので、もし使うならば専用のデッキビルディングが必須である。

「面白そうな能力だが実際は相当使いづらい」という点では、終末ナスオ大戦を象徴するカードの一つと言えるか。

  • 召喚した時」ではなく、「バトルゾーンに出した時」というのがミソ。
    コスト踏み倒しで出した場合でもマナゾーンのカードの枚数分のドローができるが、その分旨みが減るように設計されている。
  • テンペスト(Tempest)とは大嵐の意。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM-17
    全ての海が、味方した。生死が交錯する、最終魔道具との激突が始まった。

収録セット

参考