《イミッシュ・イツァヤナ》

イミッシュ・イツァヤナ SR 自然文明 (5)
進化クリーチャー:ミステリー・トーテム/ツォルキン 12000
進化:自然のクリーチャー1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札をシャッフルする。その後、山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化でないクリーチャーなら出す。そうでなければ、マナゾーンに置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分のミステリー・トーテム・クリーチャー1体につき、そのクリーチャーが出た時にトリガーする能力を1つ使ってもよい。

DM24-EX2で登場した自然進化ミステリー・トーテム/ツォルキン

cipで非進化限定の《ミステリー・キューブ》効果を使える。
また、アタックトリガーで、バトルゾーンの自分のミステリー・トーテム・クリーチャーの出た時にトリガーする能力を好きな数使うことができる。このクリーチャー自身のcipも使えるため、出たターンにガチャを2連発できる。

ただし、このクリーチャーを最速で出そうと考えるのであれば軽量進化元が必要となる為、ガチャの出力が下がってしまう。
cipを持つ他のミステリー・トーテムは本カードの発表時点(2024年10月6日)で僅か9体程度と少ないが、《歪悪接続 ヨー・バルディ》など追加展開能力を持つクリーチャーが一定数いるため、うまく決まれば爆発的なコンボが狙える。しかしいずれもコストが高めなのが難点か。
《進化の化身》でこのクリーチャーをサーチさせれば、山札から外れも減って御の字だろう。)

環境において

出て殴るだけで《ミステリー・キューブ》2回分という性能から公開直後からコンボでの活躍が期待されていたが、cip持ちのミステリー・トーテムの層が薄かった事から専ら自身のcipを増幅させる運用にのみ着目されていた。
しかし、『DMGP2024-2nd』Day1のアドバンスベスト32に残った【緑単イミッシュ・イツァヤナ】なるデッキでは、《幻影 ミスキュー》cipを使って自身をマナ送りにして攻撃中止する事でチェイン・コンボの足掛かりにしており、また《イツァヤナ》が複数並べば互いのcipを増幅して踏み倒しが加速する。他クリーチャーのcipも使える点をしっかり活かした運用となっていた。

グランプリ後のオリジナルでは、非クリーチャーを使ってのカウンターでの禁断解放による裏目が無い事から、《地封龍 ギャイア》《光神龍スペル・デル・フィン》といったロック、《頂上電融 クライアッシュ“覇星” '22》のような耐性付きダイレクトアタック要員とワンショット失敗時の保険が務まるクリーチャーなどで、過剰打点と共に襲い掛かる型が結果を出した。同レシピではこのフォーマットでは中継ぎ兼《幻影 ミスキュー》の増幅手段として《巨進の超人》4枚積みされつつ、ゲームエンド級のランデスファッティ兼中継ぎの増量として《呪烏竜 ACE-Curase/繁栄の鏡》も1枚積みされていた。

その他

  • 非進化限定なのは、《イミッシュ・イツァヤナ》で《イミッシュ・イツァヤナ》を踏み倒しさせないようにするためだろう。
  • 「ツォルキン」はマヤ文明の暦。「イミッシュ」はその中で1番目の日を指す。
    「イツァヤナ」(Itzayana)はメキシコ等で見られる女性名。また、マヤ神話には「イツァムナー」という似た名の神がいる。

関連カード

収録セット

参考