《エンペラー・ティナ》
| エンペラー・ティナ C 水文明 (1) |
| 進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン 4000 |
| 進化:サイバーまたはオリジン1体の上に置く。 |
| ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい。) |
DM-32で登場した進化サイバーロード/オリジン。
コスト1パワー4000と軽い攻撃可能ブロッカー。似たようなスペックを持つ《クリスタル・ブレイダー》と同様、水にはかなり希少な「複数枚使える[1]2ターン目から攻撃できるカード」。その時点でそれなりに存在意義がある。
このカードのセールスポイントは、稀に見る進化元の充実度。
サイバーはそれぞれシナジーし合うカードが多く、オリジンも様々なデッキで多用される。
特にG・ゼロでコスト踏み倒しした《パラダイス・アロマ》から進化するパターンは強い。
入るデッキは全く違うが、同じ進化条件を持つ同弾の《エンペラー・キリコ》と並び、こちらもかなりの実力派である。
《アストラル・リーフ》、《パシフィック・チャンピオン》といった凶悪無比な先輩に続くキーカードとして、【青単速攻】において活躍している。
ブロッカー能力はそのような【速攻】で扱うならデメリットの気が強いが、このカードは水が絡んだ究極進化デッキでも進化元として使えるため、そういった場合は序盤の防御の要ともなるだろう。
パワーも同弾の《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》と相打ちを取れるなど、登場当時としては対【速攻】において概ね敵無しであったと言える。
【サイバー青単】は全盛期をこのカードと共に過ごしたと言える。マナがタイトな【サイバー青単】においてはこれを何枚引けるかが勝負に直結するほどであった。
DMRP-02では同じ水のコスト1であり進化クリーチャーとして運用できる《貝獣 ホタッテ》が登場。
あちらは進化元の種族を絞らなくてもよい、進化としても非進化としても運用できるといったメリットがあり、水のコスト1の進化クリーチャーとしてのこちらの立場が絶対ではなくなった。
- ティナとは英語圏におけるポピュラーな女性名の一つ。
関連カード
収録セット
参考