サイバー(種族カテゴリ)
種族に「サイバー」とあるカードのこと。
例えば、テキストに「バトルゾーンのサイバーを1体選び、持ち主の手札に戻す」とあった場合、サイバーロードやサイバー・ウイルスを1体バウンスできるということである。
DM-31段階で、「サイバー」を参照するカードは《マーチング・スプライト》しか存在せず、ドラゴンのような運用はほぼ不可能であった。
また、ゲームオリジナルカードに水のドラゴン種族であるサイバー・ドラゴンが存在していたにもかかわらず、実際登場した水のドラゴンがポセイディア・ドラゴンであったため、当時は「サイバー」と付く種族及び効果が増える見込みは薄いと思われていた。
しかし、DM-32で新種族サイバー・コマンドが登場。さらに《エンペラー・キリコ》や《エンペラー・ティナ》のように、進化元に「サイバー」を指定する進化クリーチャーが神化編環境で活躍したことで、サイバーという言葉が一気に注目されるようになった。
強力なカードが多く、優秀なカテゴリーの1つである。
- 長い間テキスト上では「種族に「サイバー」とある」という指定を受けていたが《サイバー・D・ゲーザ》からはドラゴン等と同じく「サイバー」で表記されるようになった。
「サイバー」を含む種族
サイバーに関連する能力を持つカード
サイバー指定の進化
参考
【サイバー】
サイバーを主力にしたデッキタイプとしては主に2つのタイプがある。
特に有名なのが、神化編環境で活躍した【サイバー青単】である。
2マナサイバーロードの《電磁封魔ロッキオ》《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》《電磁封魔ルチアーノ》から《パラダイス・アロマ》をG・ゼロで展開し、《エンペラー・ティナ》や《エンペラー・マリベル》に進化させて殴っていく。
後に《パラダイス・アロマ》が殿堂入りしたことで弱体化したが、エピソード2からは1マナサイバーロードの《トロン》から《エンペラー・ベーシックーン》に進化速攻することも可能となり、エピソード2までは非常に強力なデッキタイプとなっていた。
その他には《超電磁トワイライトΣ》をコンセプトにした【トワイライトΣ】が有名である。
そちらはcipで手札とバトルゾーンのサイバーを入れ替える能力を持ち、《パラダイス・アロマ》のG・ゼロや《サイバー・G・ホーガン》の激流連鎖を利用して次々にサイバーを展開していく。
その他、サイバーロードを使ったデッキについては【サイバーロード】を参照。
参考