【ナイト】
各種ナイトとナイト呪文を使用したコントロールデッキ。
種族としてのナイト→ナイト
ナイトのフィニッシャーの候補
ナイトのゴッド
ナイトの進化クリーチャー
ナイトの超次元クリーチャー
ナイトのサポートカード
ファンキー・ナイトメア、ダーク・ナイトメアの候補
主なナイト呪文
ナイト以外のフィニッシャー候補
シールド焼却
ロック
超次元
その他候補
超次元クリーチャー
基本となるのは呪文を主体としたコントロールデッキ。
専用ギミックであるナイト・マジックは、バトルゾーンにナイトがいれば実質2回唱えることが出来る。
DM-31でビートダウン向けのナイトが多数収録されたので、ビートダウンで組むことも一応可能。
もっとオーソドックスなのは白青黒のコントロール。
《魔光ドラム・トレボール》と《氷牙フランツI世》で呪文をコスト軽減し、《魔弾オープン・ブレイン》や《魔弾グローリー・ゲート》や《天雷の導士アヴァラルド公》による手札補充と合わせて呪文を連射する。
《魔弾バレット・バイス》によるハンデスを主力とし、《魔弾デュアル・ザンジバル》や《魔弾ストリーム・サークル》による除去で盤面を制圧。《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》や《光牙忍ハヤブサマル》によるブロッカーで身を固める。
《魔光王機デ・バウラ伯》による呪文サルベージ、《魔弾ソウル・キャッチャー》によるクリーチャーサルベージでリソースを回収し、粘り強く戦える。
フィニッシャーは自分の構築と合わせて好きなものを選ぶと良い。
戦国編環境当時は除去とハンデスを繰り返し、cipを使い終わったクリーチャーで刻むという、フィニッシャー不在の昔ながらのコントロールのような動きを取ることもあった。当時のコントロールとしては手札補充とハンデス、除去でリソースを稼ぐ動きが強力で、一度《魔光大帝ネロ・グリフィス》が着地すれば相手に盤面を逆転されることはそうそうなかった。
豊富な除去と妨害手段、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》による素早いブロッカー展開が強みであり、【速攻】やビートダウンに非常に強い。
《魔弾バレット・バイス》が強力であり、墓地利用手段やマッドネスのないデッキ相手に序盤で連射出来れば、勝負決しかねない。
超次元を使う場合、《氷牙フランツI世》から4ターン目で出せて、《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》や《魔光王機デ・バウラ伯》を打点に出来る《時空の雷龍チャクラ》は相性がいい。
もっとも構築の自由度は高く、どの文明を採用するかによって動きは大きく変わってくる。
闇
序盤の《魔光ドラム・トレボール》からフィニッシャーの《邪眼皇ロマノフI世》までの優秀なナイトクリーチャーを抱える。
《魔弾バレット・バイス》と《魔弾ソウル・キャッチャー》はナイト・マジックの主力である。《デーモン・ハンド》や《炎獄スマッシュ》など、ナイトではない呪文にも優秀なものが揃っている。
《魔光ドラム・トレボール》からの3ターン《魔弾バレット・バイス》はナイトデッキの鉄板。
クリーチャーに関しては更にファンキー・ナイトメアとダーク・ナイトメアも含まれることから他文明と比べて圧倒的に選択肢が広く、将来性も高い。
呪文は除去、ハンデス、パワー低下などで、コントロールに必要なものを揃っている。
水
《氷牙フランツI世》による呪文コスト軽減と《魔弾オープン・ブレイン》による大量ドローが強力。両者のマナカーブもよい。
《魔弾ストリーム・サークル》による多彩なムーブと突破力も魅力的。《氷牙の魔筆マクシミリアン王》でナイト・マジック連発も楽しい。
《エナジー・ライト》や《アクア・サーファー》、《蒼狼の始祖アマテラス》など汎用性に優れた基本カードが揃っている。
反面、殴り手に欠けるので攻めは苦手であり、完全にコントロール向けである。
光
何といっても《魔光王機デ・バウラ伯》の存在が大きく、ナイトの持久力と対応力の要である。
《天雷霊騎サルヴァティ》や《天雷の聖霊ユリウス》などの豊富な呪文サルベージ、《天雷の導士アヴァラルド公》や《魔弾グローリー・ゲート》などの手札補充、豊富なブロッカーを抱えており、闇とは違う方向でコントロールに必要なものを揃えている。
リソース回収で長期戦に強く、序中盤の守りの要ともなる文明。
自然
《魔弾 パンダフル・ライフ》や《爆獣マチュー・スチュアート》による大量マナブーストが特徴。ファッティや高コスト呪文を難なく運用できるようになる。
《マナ・クライシス》《焦土と開拓の天変》など、優秀なランデス呪文を持つ。
《フェアリー・ライフ》などの自然の基本カードを無理なく投入できるようになったことにも大きな意義がある。
火
《魔弾 ソード・ランチャー》や《地獄スクラッパー》による豊富なウィニー処理と、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《爆獣装甲ヴァルアーサー》などのフィニッシャーを持つ。
詰めの性能はトップクラスであり、上記2種だけでもフィニッシャーには困らない。
ナイトのウィニーも多く、ビートダウンで組むときはぜひ頼ると良いだろう。
また、重量級エンドカードの《超銀河弾 HELL》の存在も見逃せない。
自由度は非常に高いのだが、主流は次のような色構成か。
上記したナイトの基本の型。詳細はそちらを参照。
白黒と合わせて、【ネロ・グリフィス】、【フェルナンドVII世】、【レオパルドII世&ルドヴィカII世】など多くのアーキタイプを持つ。
《魔弾オープン・ブレイン》によるドローを光文明で補う型。光と闇だけでも「魔光」を中心とした優秀なナイトが揃っている。
《氷牙フランツI世》がいないため呪文の連射が難しくなる分、重コントロールとしての性質が強い。
《幽騎士ブリュンヒルデ》と《至宝 オール・イエス》によるタップ&デストロイで制圧するタイプの多くはこの色で組まれる。
DMC-46もこの色。
《暗黒皇グレイテスト・シーザー》を運用する時の型。青黒もここに含める。
《エマージェンシー・タイフーン》などの手札交換と《魔光蟲ヴィルジニア卿》によるコスト踏み倒しギミックを入れると、デッキスロットが圧迫され光が抜けてこの色になりやすい。《黒騎士ザールフェルドII世》にもこのギミックを適用すると青黒になりやすい。
光の優秀なナイトクリーチャーを失うが、《魔光ドラム・トレボール》と《氷牙フランツI世》のコスト軽減組が揃っており、青黒だけでも呪文を連射できる。
《魔光蟲ヴィルジニア卿》によるコスト踏み倒しを前提とする場合、火文明が《暗黒皇グレイテスト・シーザー》だけの構築になることもある。進化ナイトを多く持つため、中速ビートダウンとして組むことも可能。
《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》が投入されることが多く自然抜き4色となりやすいが、構築理念の違いから下記とは区別する。
【グレイテスト・シーザー】を使う時はこの構成になるだろう。
白青黒に火文明の除去とパワーカードを積載し、フィニッシュ力を高めた型。【ナイト】を【ボルメテウスコントロール】に寄せたような形となる。
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《爆獣装甲ヴァルアーサー》など、優秀なフィニッシャーが揃っている。《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や《執拗なる鎧亜の牢獄》のシールド焼却により他より安全な詰めが可能である。
文明が増えることから呪文の連射が難しくなる代わりに、火の優秀なカードが候補に増えるため、物量よりは選択肢の広さで戦うコントロールとなる。
火文明は少なくとも構わないが、それでも文明の配分が難しい。コントロールながらアグレッシブな攻めも出来るため、構築・運用共に難易度は高め。
闇や自然による墓地肥やしやマナブーストで、ロマノフ系の呪文コスト踏み倒しとリアニメイトを有効に扱う型。黒赤もここに含める。
ナイトデッキとして紹介したが、どちらかというと【ロマノフサイン】や【Mロマノフビート】の《大地と永遠の神門》など、リアニメイトデッキとして認識されることが多い、
ロマノフ系のアタックトリガーで攻め立てるためビートダウン色が強く、《大地と永遠の神門》や《煉獄と魔弾の印》で次々とロマノフを展開できる。
ナイト・マジックなどのギミックはあまり使われないが、《邪神M・ロマノフ》から放たれる《魔弾 ベター・トゥモロー》は高い1ショットキル性能を持つ。
DMD-25などの【ロマノフサイン】、DMC-58などのマッド・ロック・チェスター、【Mロマノフビート】などのアーキタイプを持つ。
マナブーストとドローから、火文明のフィニッシャーと叩きつける型。
《氷牙レオポル・ディーネ公》によるドローエンジンを中心としたもの、《爆獣マチュー・スチュアート》によるマナブーストエンジンを中心としたもの、両者を積んだものから成る。【アマテラスエンジン】もこの色のものがあった。
【マチューヘル】のように《超銀河弾 HELL》の高速詠唱に特化したり、《氷牙レオポル・ディーネ公》で《マナ・クライシス》や《焦土と開拓の天変》を連射するランデスに特化したものがある。
ビートダウンの色でもあり、【Mロマノフビート】がこの色で組まれることがあった。
主に【マスター・オブ・デスティニー】を運用する時の文明。
《魔光死聖グレゴリアス》と《迅雷の精霊ホワイト・ヘヴン》のシナジーを軸にナイトとサムライを確保できる。《魔光死聖グレゴリアス》によるサルベージから多くのナイトギミックを積載することが可能。
また序盤に多くのスロットを割くこととなるが、《魔光ドラム・トレボール》だけでなく、《フェアリー・ライフ》または《鼓動する石版》から《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を出すことで、3ターン《魔弾バレット・バイス》や《魔弾 パンダフル・ライフ》が安定する。4ターン目に《聖鎧亜キング・アルカディアス》を出す理不尽なムーブも可能だった。
《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》や《魔光死聖グレゴリアス》が多くの種族をもつことから、《口寄の化身》で大量ドローが狙える。
また、《零獄接続王 ロマノグリラ0世》がこの色に属するため、《悪魔 フッシ-1》、《悪夢 ルドバット-1》、《魔光 ルナンド-2》を用いたディスペクター軸にする際もこの文明となる。
このデッキの弱点
コントロール型は定番の呪文メタがそのまま突き刺さる。
呪文を封じる《光神龍スペル・デル・フィン》《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》《偽りの王 ナンバーナイン》は天敵。
重いものはまだ対策を用意できるが《封魔ゴーゴンシャック》《虚構の影バトウ・ショルダー》《剛厳の使徒シュライバー》など軽いものは致命的。
その他呪文をまとめてハンデスする《拷問ロスト・マインド》や《復讐のバイス・カイザーZ》を使われるのも苦しい。
また盤面にウィニーを並べるため、火力などの全体除去を受けると一気に打点を失ってしまう。
《ローズ・キャッスル》を張られると《魔光ドラム・トレボール》や《天雷の導士アヴァラルド公》など盤面に並びがちなナイトを一気に失う。コントロール故にシールドを割りにくいのも厄介。2枚張られると《氷牙フランツI世》も失い、絶望的な展開となる。
また同じ名前のクリーチャーが場に並びやすく、《天使と悪魔の墳墓》が刺さりやすい。
リアニメイトを軸とするものは、定番のコスト踏み倒しメタが突き刺さる。
参考