《トレジャー・ルーン》

トレジャー・ルーン UC 自然文明 (2)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
コストの合計が4以下になるよう、タマシードを好きな数自分のマナゾーンから選んで出す。

DMRP-21で登場した自然呪文

S・トリガーを持ち、自分のマナゾーンからコストの合計が4以下になるように好きな数のタマシードコスト踏み倒しできる呪文。

コスト踏み倒し元がマナゾーンになり、コスト踏み倒しの対象がタマシードとなった《ヘブンズ・フォース》のような呪文。

ただ、《ヘブンズ・フォース》とはその使い勝手は全く異なる。マナゾーンから踏み倒すことはハンデス対策や長期戦で役に立つが、序盤からマナが減るのは当然無視できる損失ではない。この損失をカバーする手段を講じることができないなら、安易に使うべきではないだろう。
そして、タマシードしか出せない点もなかなか不自由。クリーチャーと違ってタマシードはそれ単体では直接の頭数とならないため攻め手としては1歩足りず、まだサポートも少ないためコンボもし難い。

その一方で、軽量呪文のような使い勝手を持つタマシードは1コストや2コストといった低コストでもそれなりの仕事をこなせるものがあり、踏み倒すタマシードと踏み倒す枚数によってはこの呪文1枚で大きなアドバンテージを稼ぐことができる。

《ジャスミンの地版》を出すことでマナブーストでマナ損失を相殺しつつ進化元を用意できる。
1コストタマシードを4枚並べれば《ドリル変怪 <サイバー.鬼>》G・ゼロを一挙に満たす事も可能。
《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》のようなタマシード/クリーチャーの踏み倒しが可能な点も見逃せない。

このカードの活躍の期待は、良くも悪くも今後登場するタマシードにかかっていると言え、可能性に溢れた1枚だろう。

関連カード

サイクル

DMRP-21アンコモンS・トリガー呪文サイクル。
カード名が、既存の呪文と、同色のタマシードの命名ルールを合わせたものとなっている。

フレーバーテキスト

  • DMRP-21
    龍の歴史と鬼の歴史がやがて激突するであろうことを見越していたジャオウガは、龍の力を削ぐためにあらかじめ超獣世界で龍を滅ぼしていたのだった。

収録セット

参考