超次元(ちょうじげん)ムシャ・ホール》

超次元ムシャ・ホール P 火文明 (5)
呪文
相手のコスト4以下のクリーチャー1体を破壊する。
コスト7以下の火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

月刊コロコロコミック2010年7月号の付録として、DM-36より先に登場した超次元呪文
相手のコスト4以下のクリーチャー破壊し、超次元ゾーンからコスト7以下のサイキック・クリーチャーを1体出す。

の5コスト超次元呪文には他に《超次元ボルシャック・ホール》《超次元シューティング・ホール》が存在する。呼び出せるサイキック・クリーチャーの範囲は、以外や小型2体も出すことができる《超次元ボルシャック・ホール》コスト8の《ガイアール・カイザー》《横綱 義留の富士》も呼び出すことができる《超次元シューティング・ホール》の方が上。こちらは除去効果の範囲で差別化することになる。

特に比較対象となるのは、火力であるため除去できる範囲もある程度被っている《超次元ボルシャック・ホール》だろう。
そちらと違ってパワーが低くてもコストの大きい《雷鳴の守護者ミスト・リエス》《腐敗聖者ベガ》などには対応できないものの、コストに対しパワーが高い軽量進化クリーチャーブロッカー、小型パンプアップ戦術に強い。
特にサイキック・クリーチャーの弱点でありながら《超次元ボルシャック・ホール》では届かない《百発人形マグナム》《ウソと盗みのエンターテイナー》《U・S・A・BRELLA》《リツイーギョ #桜 #満開》を破壊することができるのは大きい。
コストでも高パワーを持つクリーチャーエキスパンションを重ねるごとに増えているので、インフレが進んでも十分に採用を検討できる1枚。
自分のデッキに合わせて選択し、対応力を高めるために複数入れるのも手。

  • 代表的な呼び出し先には以下が挙げられる。

環境において

当初から《百発人形マグナム》除去することができる超次元呪文として重宝されていたが、強いて言えばエピソード1環境では《ガイアール・カイザー》を出せないことから低く評価されていた。

エピソード2環境では【オール・イエス】対策として評価された。また、エピソード2終期には《超次元ボルシャック・ホール》と異なり《その子供、凶暴につき》を除去できるとして評価が上がった。

革命編環境では【レッドゾーン】侵略元を用意する手段として、革命ファイナル環境では【赤黒ドギラゴン剣】の革命チェンジ元を用意する手段として需要を集めた。革命ファイナルでは環境が動くにつれて余りに【ドギラゴン剣】対策のコスト踏み倒しメタが増えたためこのカードの需要が増えた訳だが、当時は場に出ること自体は阻害しないコスト踏み倒しメタしか事実上存在しなかったため、《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》からの革命チェンジで積極的に封印外しして禁断解放することで《伝説の禁断 ドキンダムX》による全体封印を放った方がデッキの汎用性を下げずに済むということで、こちらのような除去札に頼らない構築もそれなりにあった。

その後も《蒼き団長 ドギラゴン剣》殿堂入りするまで安定してニーズを保った。超天篇でそちらが殿堂入りしてからもGRクリーチャー対策として【5色ドギラゴン剣】で使われていた。

その他

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPB-04で実装。レアリティスーパーレアになった。
入手することで《時空の侍ボルメテウス・若武者・ドラゴン》/《戦国の覚醒者メビウス・武者・ドラゴン》が付いてくる。

All Division【M・R・C・ロマノフ】にとって汎用性の高い呪文である。
基本的に《超次元ボルシャック・ホール》の「(文明無視で)コストの合計が5以下」モードを選ぶのは《時空の戦猫シンカイヤヌス》《時空の霊魔シュヴァル》などを出したい場合であり、悪影響はそこまで大きくない。

ただし、メテオバーンでまれにある盤面制限意識で、コストの合計が0で選ぶ(何も出さない)というプレイングが《ムシャ・ホール》ではできないのはある程度注意が必要だろう。

《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》を目指す型の場合、3種すべてにアクセスできる呪文は《超次元ボルシャック・ホール》《超次元シューティング・ホール》《超次元ガイアール・ホール》《超次元シャチホコ・ホール》があったが、《シューティング》は相手の構築依存のブロッカー破壊、後ろ2種は主にサイキックを出すだけと汎用性が低かった。ここで《超次元ムシャ・ホール》が登場したおかげで相手への妨害とP'S覚醒リンクを両立できる札を獲得できたことになる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考