《フェアリー・パワー》
フェアリー・パワー UC 自然文明 (3) |
呪文 |
山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。それがパワー6000以上のクリーチャーなら、カードを1枚引く。 |
DMR-18で登場した自然の呪文。
1マナブーストし、それがパワー6000以上のクリーチャーならキャントリップが付く。
パワーが6000を超えるクリーチャーというのは大抵は中堅アタッカーやフィニッシャーなどであり、マナブーストで繋ぎたい先を、手の届かないゾーンにやってしまって1ドローを得るのは主客転倒な部分もある。
基本的にパワーの高いクリーチャーは重くなるため、このカードのドローのためだけに高パワーのクリーチャーを増やすと、かえって事故に繋がってしまうのも難点だった。
ツインパクトの概念が登場するまでは、各種マナ回収や《獰猛なる大地》など、マナゾーンに落ちたクリーチャーを再利用できる手段を用意しておく、もしくは、【強欲ユニバース】のような特殊なデッキに投入する工夫が必要だった。
後に《閃光の神官 ヴェルベット/フェアリー・パワー》としてツインパクト化した。
多色になったことで自身をチャージするときにはタップ状態でマナに置かれるデメリットもあるが、それ以上にデッキから濁りを減らせるメリットが非常に大きく、《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》などのようにクリーチャー側がある部分を狙われるカードを加味してもこちらはほぼ型落ちした。
- 山札は公開情報ではないため、何気なくマナブーストしたらフィニッシャーがマナゾーンに落ちてしまった…というのは昔からよくある話である。
そういった意味では、それらのクリーチャーがマナになってもある程度元が取れるこのカードの効果は、ある意味的を射たものと言えるかもしれない。
関連カード
収録セット
参考