冥土(メイド)人形(にんぎょう)アカイブ・ヤップップ》

冥土人形アカイブ・ヤップップ R 闇文明 (2)
クリーチャー:デスパペット 8000
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分のエレメントを1つ破壊する。その後、各プレイヤーは自身のエレメントを1つ選び、破壊する。

DM24-EX1で登場したデスパペット

cipで自分のエレメントを1つ破壊し、その後自分含めた各プレイヤーにエレメントを1つ破壊させるW・ブレイカー
タイミングにズレこそあるが、自分は合計で2体破壊することになる。通常フォーマットでは《学校男》と良く似た性能となる。

相手側もエレメントを選択できる選ばせ除去になっている部分は、《電脳の海を彷徨うエレキギター》《卍 新世壊 卍》《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》等の置き物系エレメントが重要で、他のエレメントを頻繁に出さないデッキにとっては非常に刺さる。

しかし、これは相手に与える選択肢が増えてしまっているとも取れる。
単純にクリーチャー破壊したい場面でそれ以外を選ばれる可能性があるだけでなく、《龍魂城閣 レッドゥル》のようにcipさえ使えればいいエレメントゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードである《禁断〜封印されしX〜》《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》[1]がいると除去として機能しなくなってしまう。

ただ、それは自分が破壊するエレメントにも言えることであり、自分側のデメリットを軽減する手段が多いのは《学校男》等より勝っている部分。
さらに、タイミングのズレの関係上、《DARK MATERIAL COMPLEX》等の離れないエレメントを2度選ぶことが可能。こちら側にはなんのデメリットもなくW・ブレイカーが残り、《学校男》同様序盤の妨害としても仕事をする。

  • カード名は「記録する」「大量の記録や資料をまとめて保管する」意味のアーカイブ(archive)からか。
    名前の元ネタである《厄介人形ヤップップ》とは、スーサイド能力を持つ点で共通する。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM24-EX1
    こんなに蔵書があったら整理も厄介だろうって?ウチの兄様に比べればこんなの厄介のうちに入らないわ。 — 冥土人形アカイブ・ヤップップ

収録セット

参考


[1] 星雲エレメントではなく、《Forbidden New Year》使用禁止カードなので消去法でこの2枚のみ