DARK MATERIAL(クラヤミノコンゲン) COMPLEX(コンプレックス)

DARK MATERIAL COMPLEX SR 闇文明 (1)
クリーチャー:パンドラボックス 25000
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
このクリーチャーはタップして出る。
他のクリーチャーが離れた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにして、このクリーチャーの下に置いてもよい。
このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない。
このクリーチャーの下に8枚目のカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップする。
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そのカードがクリーチャーなら、自分の墓地から出す。

DM23-RP4で登場したパンドラボックス

コスト1、パワー25000のワールド・ブレイカー
出る時にタップインし、このクリーチャーの下カードが8枚置かれるまでバトルゾーン離れず、またその間如何なる方法でも常在型能力アンタップしない
ターンのはじめか、クリーチャーバトルゾーン離れる度に、山札を1枚このクリーチャーの下表向きで敷くことができ、8枚目が置かれたら誘発型能力アンタップする[1]
また、アタックトリガーで、このクリーチャーの下にあるカード墓地に置け、それがクリーチャーであれば墓地から出すことができる。

基本的な運用

ワールド・ブレイカーというフィニッシャー向けのブレイカー能力に目を奪われがちだが、環境で確立した使われ方は離れないで疑似《無限掌》を内蔵しているアタッカーという部分である。

色の合うデッキで、余った闇1マナで適当なタイミングで《DARK MATERIAL COMPLEX》を召喚しておき、普通に試合を進めていく。
すると、自他問わず除去のやりとり、お互いの革命チェンジなど、そして自分のターン開始ステップにより、あっという間に下にカードを溜めることができる。

ポイントは、実際に攻撃を開始するまでは7枚以下をキープしておき、離れない置物を維持すること。

盤面が充実してきた所で8枚目のカードを入れてアンタップし攻撃開始。相手はS・トリガー革命0トリガー《百鬼の邪王門》などで延命しようとしてくるだろう。
ところが、パワー25000の離れないクリーチャーはなかなか止めることができず、チャンプブロックで延命することが大半である。
その「離れた時」に誘発して8枚目を入れアンタップ。再びアタックトリガーで下のカードを7枚にしながら攻撃して貫通するという寸法である。横のクリーチャーを除去しようと、《DARK MATERIAL COMPLEX》が起き上がってまた攻撃してくるという地獄絵図である。

現実的な受け方としては、《一王二命三眼槍》敗北回避でクリーチャーの犠牲を出さずに攻撃を完遂させてアンタップを封じる、《踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン》(メガ・ラスト・バースト経由)や《裏斬隠 カクシ・レシピ》(ニンジャ・ストライク経由)など攻撃もブロックもできない継続的効果で《DARK MATERIAL COMPLEX》の複数攻撃を止めるなどだろう。

《天災 デドダム》で簡単に外されてしまうのを承知の上で《秩序の意志》S・バック封印するのも対処法のひとつ。

ただし、アタックトリガーごとにリアニメイトで打点やカウンター対策も生えてくるため、迎撃に成功したとしても攻撃された回数に応じて、逆転は困難なものとなる。

  • このカードの下のカードが7枚の状態でバトル相手がスレイヤーの場合、バトル相手が負けて破壊されて下のカード追加→バトル後スレイヤーという処理順となるためうっかり8枚にしてしまうと破壊されることに注意。

その他テクニックなど

離れない置物として見ると、ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードを除けば最軽量のコスト1である。先出ししておけば2ターン目以降から《デッドリー・ラブ》《母なる星域》のような動き出しに代償がある効果、《堕魔 ドゥポイズ》のような相手からの選ばせ除去をすべてチャラにできる。

ただし、「離れない」系に属するカードなので、「○○するかわりに」離れさせる置換効果に関しては離そうとすることを試みることすらできず、鬼S-MAX進化で無限に敗北回避するなどはできない。
《闇王ゼーロ》代替コスト詠唱でも破壊対象にできない。コスト1獣として高級《天斬の悪魔龍 ジュランデス》感覚で適当に採用しないように。

順当に使う場合、リセット全般と相性が良い。「他のクリーチャーが離れた時」は《アポカリプス・デイ》《深海の伝道師 アトランティス》《シス=魔=シャル》といったカードで一気に複数回誘発させることができ、さらにあくまで「任意で1枚下に置く」効果の重複なのでリセットのせいで下に置きすぎるという暴走もない。
相手の《飛翔龍 5000VT》などへのカウンターとしても使える。相手のターン中には7枚ちょうどでストップしておくことで、自分のターン開始時で8枚にしながら自己アンタップすることができるので相手ターン中に耐性を失うことはない。

アンタップするタイミングは誘発型能力によるもののため、ターン起因処理のアンタップしか禁止しないフリーズも実質無効。

《有象夢造》自壊コンボでも効率よく「離れた時」の回数を稼ぐことができる。《DARK MATERIAL COMPLEX》自身もコスト2以下獣なのでそちらから着地させることが可能。例えば【バグ丸くんコントロール】チャンプブロック自爆特攻を繰り返すため効率よく《DARK MATERIAL COMPLEX》を育てられるが、《有象夢造》を採用する型のにも、フィニッシュ力の増強に役立つ。

《ビックリーノ》自壊を相手のS・トリガーに反応させることでタップ系の防御札を貫通することもできる。

時間経過でバトルゾーンに内容を見られるカードを溜めていくタンクとしても使える。
なお前述の通り、あくまでこのカード自身を対象にはできないが、鬼S-MAX進化とこのクリーチャーの「下にカードを溜め込める」性質の相性自体は悪くない。「離れた時」という条件は1ターンに複数回達成しやすく、《禁断英雄 モモキングダムX》にも劣らないカードタンクとしての役割を得られる。

  • 例のごとく封印への耐性はないため、それを受けると動きを封じられる。コマンドを出して復帰できるかは構築次第だろう。
  • お互いにタップ状態の《DARK MATERIAL COMPLEX》を展開している場合、自身が横並びさせている打点を意図的に相手の《DARK MATERIAL COMPLEX》に自爆特攻させることにより、一気にこちらのカウントを進め、攻勢に移ることができる。
    • 当然ながら相手のカウントも大きく進んでしまう。次のターンには何もせずとも相手が動き始めてしまうような、自身が不利な状況で行うとよいだろう。
  • 稀にだが、1ターン目から出すとメタクリーチャーを立てる間も無く《剛撃無双カンクロウ》が襲い来る場合もあるので注意。

コンボ系

  • 以下の方法で連続攻撃が可能。基本的な運用と重複しているが、自身でワールド・ブレイク→もう一度自身でダイレクトアタックのワンショットを狙っている時点で意図が異なる。【青黒緑有象夢造】向き。
    • 《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に、ちょうど8枚のカードがある時に攻撃し、アタックトリガーで下のカードを7枚にして次のいずれかの条件のクリーチャーを出す。
    • すると、《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」が誘発し、7枚から8枚に回復。それに誘発してアンタップし、連続攻撃が可能。ただし、ダイレクトアタックステップに入る前に下のカードが8枚以上となってしまうため、ワールド・ブレイクで出たS・トリガーの除去が効いてしまうのには注意。

その他実用性の低いコンボ

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ルール

  • エレメントの下にカードを置くのは《とこしえの超人》で反応しない(公式Q&A)。なので《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にカードを置くことができる。

環境において

登場当初は有力な採用先候補であった【零龍ロココCOMPLEX】自体が3ターンキルコンボとしては要求値の高いもので評価が高くなく、あまり期待されていなかった。これまでに前例のない効果を持ったカードであり、挙動が独特過ぎるため【零龍ロココCOMPLEX】以外の使い道が登場前にあまり開拓されていなかったのもある。

だがDM23-RP4発売初日、これを《飛翔龍 5000VT》対策兼膠着状態打破用として1枚積みした型の【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】が70人規模のオリジナルチャンピオンシップで3位入賞。
アタックトリガー《CRYMAX ジャオウガ》を出せれば、《DARK MATERIAL COMPLEX》には下に推定7枚のカードがあるため、鬼S-MAX進化の「離れる時、かわりに」を2回使える状態であり、《CRYMAX ジャオウガ》が生き残りやすい。《CRYMAX ジャオウガ》をこれ以外で事前に呼び出すパターンであっても、状況に応じてメタクリーチャーを呼び出すだけで十分強い。
それを皮切りに、これを採用した型が続々入賞。

同じくDM23-RP4発売初日、これを2枚採用し、合計10枚採用の0コスト自動自壊クリーチャーや無月の大罪で育てるサブプランを取り入れた【黒単零龍】がアドバンスのチャンピオンシップで優勝(ただし32人規模)。

DM23-RP4発売から1週間後、【零龍ロココCOMPLEX】がアドバンスのチャンピオンシップで優勝。運次第でフィニッシャーが下敷きにならない場合、《アーテル・ゴルギーニ》《忍蛇の聖沌 c0br4》で2体目以降をリアニメイトしてコンボを再試行するという構築となっていた。同じ頃、《タンクリオ-L8》自壊シナジーがあるのみならず、革命チェンジの中継点への殴り返し全体除去リソースに変えられるということで、【白黒メカ】4枚積みされた事例まで見られた。【零龍ロココCOMPLEX】に関しては《奇天烈 シャッフ》《Disノメノン》で雑に詰める型もあった。

2024年の1月上旬には【黒単アビスロイヤル】での採用実績が見られた。

2024年1月中旬に入ると、【青黒COMPLEXコントロール】の入賞もよく見られるようになった。同時期に公となった【ヨミノ晴明RCOMPLEX】も、独特の動きと意外なスター退化先を発掘した着眼点から話題となった。

リアニメイト候補の1体としては《アーテル・ゴルギーニ》が有力。ある程度墓地肥やししておけば、そちらの2リアニメイトで好きなカウンター封じを呼び出すことで大体勝負が決まる。

2024年2月に入ると青黒緑基盤で組まれた、メタカード足止め、除去でこれを育てる【青黒緑COMPLEX】なるデッキでも結果を残すようになった。

全国大会2023期では【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】への投入はとうに旬を過ぎ、【青黒COMPLEX】【青黒緑COMPLEX】のみが採用先となっている。厳密には【青黒緑ジャオウガ】ミラーが減って【青赤マジック】の対応に追われるようになったDM23-RP4期から【青黒緑ジャオウガ】から《DARK MATERIAL COMPLEX》が抜けている。

背景ストーリーでの活躍

ゴッド・オブ・アビス背景ストーリー及びアビス・レボリューション背景ストーリーにおける全ての元凶でありラスボス。
《アビスベル=ジャシン帝》が追い続けていた存在であり、「忌まわしき異物」と称されている。闇の力を吸収し続ける性質を持っている。
強い肉体の内側に存在する「弱い心」に憑依し、不安で疑り深い状態にしてしまう。ゴッド・オブ・アビス時点で超獣世界全土に影響を及ぼしており、シノビたちの起こした「ゴルギーニ家の変」も、シノビたちがゴルギーニ家に抱いたわずかな懐疑心をCOMPLEXに利用された結果起きたものだった。

ジャシンはこの世界の強者たちと戦うことで、COMPLEXが憑依している相手を探していた。そして、戦いの中でその相手が《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》、もとい《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》であったことが発覚。しかし、彼はその強い精神により、自らCOMPLEXを引き剥がすことに成功したのだった。
闇の力を吸収し続けるCOMPLEXにはジャシンですらも苦戦させるが、《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》の降臨により、光の力で闇が一瞬失われる。その隙にジャシンはCOMPLEXを撃破し、長きに渡る戦いに一つの区切りがついた。

だが、なぜジャシンはCOMPLEXを追っていたのか、そもそもCOMPLEXとは何だったのか、それらはまだ闇に包まれている。

  • 光文明の「ゴルギーニ家の変」はもちろん、火文明でのボルザードたちの離反や《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》の暴走なども、根底を辿ればCOMPLEXによる影響があったと思われる。
  • 逆に、文明総出で祭りを盛り上げ続けた水文明や、首領自らジャシンに命懸けで挑み、そんな首領を大地の契りを反故にしてまで助けようとした自然文明は、あまり影響を受けていなかったと考えられる。

漫画・アニメにおいて

アニメ「デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編」での真のラスボスでアニメ版ウィン編における全ての元凶。リッパー教授が調査していた「巨大な敵」やプリンス・カイザの母親の仇、そしてマイハマ学園で長く崇められている「女神ウィナ」の正体。声優は早見沙織氏[4]

長らく女神ウィナとして学園に潜んでいたが、このときからウガタやカイザ、学園長といった人間たちに囁いて彼らを遠隔的に利用していた。
《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》の暴走事件以降本格的に活動を開始。ネズミの「チュウ太郎」(声優は本渡楓氏)を介してマイハマ学園の生徒達から闇のマナを吸収し無気力なゾンビ状態にさせ、前から目を付けていたウガタに「チュウ太郎」を拾わさせて第40話で自身がいる学園の隠し部屋まで導き彼を傀儡とする。
更に《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》にはジャシン、カイザには母親と偽って導くことにより二人に「学園のゾンビ騒動の黒幕かつマイハマを闇に閉ざし、カイザの母の死の原因を作ったのがジャシン帝」と思い込ませ、彼らの正義感と使命を暴走させ、カイザの闇のマナを膨らませると同時にボルシャック・カイザーをこれで蝕ませて結果としてカイザ自身の手で消滅させるように仕向ける。
そして斬札 ウィンとカイザの決戦時にリッパー教授に居所とウィナとしての正体を突き止められ対峙。彼に勝利後、ウィンに敗北したカイザの闇のマナを吸収し、真の姿と本性を解放、ウィンへのコンプレックスが刺激されたウガタを「ヒーローウガタ」に変貌させて「邪神から世界を救う」という名目でウィンと邪神くんを彼に倒させようとする。
ウガタがデュエマを通して徐々に正気に戻りかけていることを悟ると無理矢理ウィンから闇のマナを得ようとしたが、失敗する[5]。その後、《アビスベル=覇統=ジャシン帝》とその終極宣言で踏み倒されたアビスの総攻撃で引導を渡され、「人に闇がある限り再び現れる」と言い残して再封印される。その後、マズキケンドラを始めとしたゾンビ被害者は元に戻り、マイハマも闇のマナから解放されたことで太陽が復活した。
また、チュウ太郎はウガタと行動を共にするうちに彼のことを本心から気に掛けるようになっていたようで、最終決戦後もウガタの側にいる。
ED後のメッセージのラストシーンにはシークレットレア版のデフォルメ状態が左下にひっそりと映っていた。

デュエマでは第40話のマズキ戦で初登場。
効果の描写は、腹部の数字が「0」の状態で登場し、下にカードが入れられるたびにそのカードを食べ、数字が大きくなるというもの。そして、数字が「8」になると蓋が開き、シークレットレア版のシルエットが現れた。
第46話および第47話では数字が「8」になるとイラストも通常版からシークレットレア版に変化。第46話のミニコーナーである「今日のカード」にもシークレット版が選定されており、これ以降CGもシークレット版に変化している。アタックトリガーでは《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》《龍覇 グレンモルト》《ジョリー・ザ・ジョニー》を踏み倒し、その際には歯車からクリーチャーを呼び出した後、相手クリーチャーにクローやチェーンソーを伸ばしたり、投げつけた歯車で轢いたり、目からレーザーを放ったりする攻撃モーションも披露した。

  • 第40話のBパート開始前のアイキャッチではウガタがこのクリーチャー(通常版)のコスプレを披露していた。
  • 背景ストーリーをCG化した第49話では登場したが、《アビスベル=覇統=ジャシン帝》と対峙したところで終わった。後の王道編の世界観CGアニメによると背景ストーリーと同じような形で倒された模様。

その他

  • ほとんどのプレイヤーが正攻法でこのクリーチャーが環境で活躍するとは思っておらず、まつがん氏連載の妄想構築録(vol.66-2)でも《天斬の悪魔龍 ジュランデス》の互換カードとして考察を開始していた。そのページでは「攻撃できるのはせいぜい6ターン目以降が関の山なのだ」と分析しており、おそらく発売前に原稿を書いていて【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】などに組み込むことで遅さを解消できるとは想定していなかったのだろう。
  • カード名の頭文字を取ると「DMC」となる。DMCは複数の省略形があるが、ここではDuel Masters' Card(= デュエル・マスターズ・カード)の略である可能性がある。それを示すようにイラストにもカードの裏面が描かれている。メタ的な要素のあるラスボスという点で、《龍魂珠》との関連性も感じさせる。
  • 久々に登場した新規のパンドラボックススーパーレアであるのは《呪怨秘宝バキューム》以来、2枚目となる。
    闇のメイン種族の一つでありながら背景ストーリー上での活躍の機会が少なかった種族であり、ラスボス格のスーパーレアという大出世を遂げた。
    • これまでの同種族クリーチャーやそのモチーフのパンドラの箱の一般的なイメージである箱型ではなく、神話通り「壺」の形である。また背景ストーリーやメディアなど人類を利用し災いを齎す、母親や女神といった女性が関わるなどパンドラの箱の持ち主であるギリシャ神話で人類最初の女性であるパンドーラーの要素も持ち込まれている。
  • シークレットレア版では《COMPLEX》の本体である巨大な歯車の怪物のようなクリーチャーが描かれている。一見面影がないが、根元をよく見ると《COMPLEX》の蓋が開いて中から飛び出ている構図である。
    よく見るとその中には角を持つ白いネズミがおり、上記の通りアニメではこのネズミの「チュウ太郎」がこのクリーチャーの悪事に大きく関わっている。
    • 漫画版では登場こそしたが、普通のネズミであった。

関連カード

背景ストーリーのラスボス

収録セット

参考


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」の能力で、山札のカードをこのクリーチャーの下に置こうとした際、相手の《とこしえの超人》《カレイコの黒像》があったらどうなりますか?
A.その場合でも、「他のクリーチャーが離れた時」の能力で山札の上から1枚目を表向きにして《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に置けます。
バトルゾーンにあるカードの下にカードを置いた場合、そのカードはバトルゾーンに出たことにも、バトルゾーンに置かれたことにもなりません。
そのため、この能力は《とこしえの超人》《カレイコの黒像》の効果の影響を受けません。
引用元(2024.1.18)

Q.自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にカードが7枚置かれている状況で、《DARK MATERIAL COMPLEX》が相手の「スレイヤー」を持つクリーチャーとバトルし、相手のクリーチャーがバトルに負けて破壊されました。
《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」の能力と、「スレイヤー」による破壊はどちらを先に解決しますか?
参照:《腐頼 ルマウス-2》
A.《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」の能力を先に解決します。
クリーチャー同士がバトルを行った際、まず、それによりトリガーした「バトルに勝った時」「バトルに負けた時」「クリーチャーが離れた時(破壊された時)」などの能力を解決します。それが終わった後、「スレイヤー」など「バトルの後」の能力を解決します。
引用元(2024.1.18)

Q.自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況です。自分のターン中に《∞龍 ゲンムエンペラー》が破壊された時、《DARK MATERIAL COMPLEX》の「他のクリーチャーが離れた時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。《∞龍 ゲンムエンペラー》の能力は常在型能力ですので、バトルゾーンを離れた時点で効果が消滅します。
引用元(2024.2.16)

  • 4つ目の能力について

Q.《CRYMAX ジャオウガ》の「自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時」の効果で、下のカードが7枚以下で離れなくなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に置かれている表向きのカードを3枚破壊できますか?
A.はい、ゲームに負ける際や《CRYMAX ジャオウガ》が離れる際に、かわりに、離れなくなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》の下にあるカードを破壊できます。
《CRYMAX ジャオウガ》の「自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時」の効果は置換効果なので、実際に破壊できないカードを破壊しようとすることはできません。ただし、《DARK MATERIAL COMPLEX》の効果で離れなくなるのは《DARK MATERIAL COMPLEX》のカードのみで、下にあるカードは離れます。

+  総合ルール 109.2c

引用元(2024.1.18)

Q.下にカードが7枚以下で、離れなくなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》の下に置かれているカードを、《堕呪 エアヴォ》の効果で手札に戻せますか?
A.はい、そのカードがコスト7以下であれば手札に戻せます。カードを指定する効果を受けた際、《DARK MATERIAL COMPLEX》の離れない効果が適用されるのは、一番上にある《DARK MATERIAL COMPLEX》のカードのみです。

+  総合ルール 109.2c

引用元(2024.1.18)

Q.《アーテル・ゴルギーニ》の「このクリーチャーが離れる時」の効果で、下のカードが7枚以下で離れなくなっている《DARK MATERIAL COMPLEX》を破壊できますか?
A.いいえ、離れない《DARK MATERIAL COMPLEX》は破壊できません。
《アーテル・ゴルギーニ》の「このクリーチャーが離れる時」の効果は置換効果です。置換効果は、置換後のイベントを行えない場合は適用できません。
《アーテル・ゴルギーニ》の置換効果を行うにはクリーチャーが実際に破壊される必要があるため、破壊できないクリーチャーを破壊しようとすることはできません。
引用元(2024.1.18)

Q.《母なる星域》でマナゾーンに置くクリーチャーとして、下のカードが7枚以下で離れなくなっている自分の《DARK MATERIAL COMPLEX》を選べますか?
A.はい、選べます。また、選んだクリーチャーがマナゾーンに置かれなかったとしても、その後マナゾーンからマナゾーンの枚数以下のコストの進化クリーチャーを出せます。
「そうしたら」と書かれている効果は、その前半の効果を実行しようとして、結果的にできなかった場合でも後半の効果を行えます。
今回の例の場合、バトルゾーンに自分のクリーチャーがいて、それをマナゾーンに置こうとした結果、置けなかったという状況なので「そうしたら」以降の効果を解決できます。

+  総合ルール 101.3a

引用元(2024.1.18)


[1] 8枚以上カードがある状態だとターン起因処理などでのアンタップも解禁される。ただし、離れない除去耐性も失う。
[2] モードの裁定で、呪文1枚で能力を無視してから山札送りにはできない。
[3] 2ターン目までに《DARK MATERIAL COMPLEX》を出した上で、3ターン目にパーツ2枚+アンタップマナの3枚、後述の《シャコガイル》ワンショットルートを狙うならさらに《【問2】 ノロン》が必要。ドローソース手札交換を考慮しなければ3ターン目までに引けるカードは先攻で7枚、後攻で8枚で、そのうち文明要求も含むとコンボパーツに5〜6枚を必要とする。
[4] 正体を明かした第44話での声優クレジットにおいて「女神ウィナ」と表示されていた部分がCOMPLEXに変わっている。なおカイザの母親の声(本人役同様の大原さやか氏)も出すなど様々な声を出す事が可能らしい。
[5] 邪神くん曰く、「我ですらウィンの心を割ろうとして失敗したのに、貴様ごときが成功するはずがない」とのこと。
[6] 《龍魂珠》《Volzeos-Balamord》と一体化したため除外。