【ヨミノ晴明RCOMPLEX】

先に離れない置物クリーチャーの《DARK MATERIAL COMPLEX》を出しておき、【JO退化】のギミックで《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》を高速で着地させる、《DARK MATERIAL COMPLEX》《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》専用デッキ

「復活」の鬼 ヨミノ晴明R VR 闇文明 (6)
クリーチャー:デモニオ/鬼レクスターズ 8000
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札を見てもよい。そうしたら、その中から好きな数の《ライオス銃鬼の封》を相手に見せ、手札に加えた後、自分の山札をシャッフルする。
相手がバトルゾーンのカードを選ぶ時、かわりに自分が選ぶ。
禁断英雄 モモキングダムX KGM 闇/火文明[ジョーカーズ] (2)
スター進化クリーチャー:ジョーカーズ/禁断/レクスターズ 99999
禁断スター進化:このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から進化ではないレクスターズが出るまで表向きにし、それをこのクリーチャーの下に置く。その後、山札をシャッフルする。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
自分の他のレクスターズが出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてこのクリーチャーの下に置いてもよい。
このクリーチャーは、カードが6枚以上含まれていなければ、攻撃できず、相手に選ばれない。
このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時、このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-99999する。
T・ブレイカー
《未来王龍 モモキングJO》とプレミアム殿堂コンビ
DARK MATERIAL COMPLEX SR 闇文明 (1)
クリーチャー:パンドラボックス 25000
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
このクリーチャーはタップして出る。
他のクリーチャーが離れた時、または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにして、このクリーチャーの下に置いてもよい。
このクリーチャーの下のカードが7枚以下なら、このクリーチャーは離れず、アンタップしない。
このクリーチャーの下に8枚目のカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップする。
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そのカードがクリーチャーなら、自分の墓地から出す。

主要カード

候補カード

《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》ビートダウンコントロール問わず黒赤系デッキ御用達となるコスト踏み倒しメタ
《曲輪!ンプスvs.ブルトゥーラ》2コスト2000エスケープ。《堕牛の一撃》を宛てがえば実質3ドロー
《堕魔 ドゥポイズ》《ヨミノ晴明R》により選ばせ除去から確定除去に変わる上に、《COMPLEX》2体存在下ではノーデメリット化。さらにスター退化手段にまでなる。マナに埋めることで【青黒魔導具】を偽装
《冥土人形アカイブ・ヤップップ》役割は《ドゥポイズ》と同じだが、違いとして《COMPLEX》1体でノーデメリットになり《ンプスvs.ブルトゥーラ》がいれば盾を2枚回収できる
クリーチャーが増えるので《弾丸超邪 クロスファイア》G・ゼロとも好相性
《雪溶の鎖/堕牛の一撃》そもそも色が全く合わないのでクリーチャー側はオマケ/1マナスター退化手段にして2ドローまで付く
《無限皇帝の顕現》2コストで2墓地肥やしと合計コスト2以下の割り振りリアニメイト
《ソー=ゾー》破壊ギミックと相性抜群。打点、足止めブロッカー
《弾丸超邪 クロスファイア》タダ出し打点。ささやかながらスピードアタッカー付与
《アーテル・ゴルギーニ》汎用枠。デッキのスピード的に飽くまで《百鬼の邪王門》の当たりという立ち位置
《百鬼の邪王門》軽量級から中量級クリーチャー主体の黒赤カラーなら採用しない方が難しいカウンター
《ルピア炎鬼》敵味方問わず召喚以外を着地置換効果で封じる。S・トリガーには効かないが、コンボデッキに採用されるようなコスト踏み倒し呪文S・トリガーなどによる耐久コンボを封殺
《ボルシャック・ガラワルド》除去リソース確保、打点形成をこれ1体で

このデッキの回し方

一刻も早く《DARK MATERIAL COMPLEX》《禁断英雄 モモキングダムX》を立て、《禁断英雄 モモキングダムX》から《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》にスター退化するのが最大の目的。そうしたら後は打点を一定量溜めてからワンショットするなり、時には《DARK MATERIAL COMPLEX》《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》での耐性を活かしてごり押しするなりする。できれば《ルピア炎鬼》で蓋をするに越したことはない。

最速でコンボが決まりにくいと判断した場合は、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》などのメタカードや除去で牽制する。

長所

【青赤マジック】のように、呪文やクリーチャー能力で味方を補助する動きが生命線となるデッキに対しては、その根幹を揺るがす大打撃を《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》で与えることができる。

1ターンを凌ぐ系の足止めS・トリガーに依存しているデッキも、案外ごり押しして早いタイミングで踏んでおけば、手遅れになる前に殴り切れることも。

根幹はコンボデッキだが、ビートダウン的にもコントロール的にも動けるゲーム運びの柔軟性がある。

弱点

《秩序の意志》は、《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》とその除去の逃し先がない場合には非常に刺さる。しかも通常の除去と異なり《DARK MATERIAL COMPLEX》は受け皿として使いたくない。

《曲輪!ンプスvs.ブルトゥーラ》《ソー=ゾー》などメインアタッカー以外のクリーチャーはある程度準備できるとはいえ、手札事故でコンボが遅れ、相手のコスト4手打ち除去で《ヨミノ晴明R》か《COMPLEX》を差し出さなければならない場面が来たら苦しくなる。
基本的に多投されるものではないとはいえ《秩序の意志》を2連打以上されても詰みになりかねない。

【青黒魔導具】対面では無理にでも《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》でゲームメイクしないと、《DARK MATERIAL COMPLEX》単体なら《秩序の意志》《堕呪 ボックドゥ》で普通に負ける。

環境において

2024年1月初週にオリジナルのチャンピオンシップを優勝。当時はスペースに余裕があったので《弾丸超邪 クロスファイア》《無限皇帝の顕現》4枚積みされていた。

同月3週目には通常の黒赤《同期の妖精/ド浮きの動悸》《有象夢造》《氷柱と炎弧の決断》《飛翔龍 5000VT》を加えた青黒赤型、DM23-BD4DM23-BD5DM23-BD6DM23-BD7発売約1週間後には《奇天烈 シャッフ》を採用した型も見られた。

超CSⅥ in福岡』では【黒赤COMPLEX】括りで、ベスト128進出者中1人使用の実績を残した。デッキが一般認知された時期的にこのデッキである可能性は高い。

遅くともDM24-RP1期には《ボルシャック・ガラワルド》入りの型が登場した。2024年6月初頭の3人1チーム戦のチャンピオンシップでは2枚入れた型を1人が使用したチームが4位入賞(オリジナル、50チーム参加)。

同年9月初週には《冥土人形アカイブ・ヤップップ》採用型が3位入賞(オリジナル、63人参加)。
この型には《冥土人形ロッカ・マグナム》の採用も特徴的だった。デッキ製作者によると元々《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》が採用されていた枠だが、【青赤マジック】の減少とメクレイド呪文のコスト踏み倒しの増加を受け、そちらの枚数を削って入れたとのこと。
このプレイヤーは翌週にもほぼ同様の構築で準優勝を果たした(オリジナル、71人参加)。

参考