勇騎恐皇(ゆうききょうこう)フォルテ》

勇騎恐皇フォルテ P 闇/火文明 (10)
クリーチャー:ダークロード/ヒューマノイド 6000
このクリーチャーがブロックされた時、「ブロッカー」を持つ相手のクリーチャーをすべて破壊する。
W・ブレイカー

月刊コロコロコミック2005年3月号および週刊少年サンデー2005年14号付録として登場したダークロード/ヒューマノイド
デュエル・マスターズで初めて世に出た他作品とのコラボカードであり、2005年春の映画公開において、同時上映が「ロックマンエグゼ」であったことから、ロックマンエグゼのライバルキャラクター「フォルテ」をカード化したもの。
ブロックされた時に相手のブロッカーをすべて破壊する。

10マナという重さの割には能力がいまいちだが、カード自体が宣伝用であるため仕方がない。
テンポを気にしないコントロールデッキなら出せなくもないかもしれない。
とはいえ能力自体は悪い物ではなく、バトルゾーンに出たら厄介なため、殴りかかってくる前にしっかり除去した方がいいだろう。

コストを踏み倒してバトルゾーンに出す方法としてはダークロードである点を活かしDM-31で登場した《大邪眼バルクライ王》アタックトリガーリアニメイトする、等の手段が存在する。
事前に《プライマル・スクリーム》《カラフル・ダンス》等で墓地に送る必要があるものの、十分な実用性はあり、以前より格段に使いやすくなった。

ただ、結局はW・ブレイカーの実質ブロックされないというスペックであるため、そこまで強くないことには変わりない。

そもそも色とサポートの違いを考慮しなければ《熱血龍 GENJI・XXX》の方が遥かにコストパフォーマンスが良い。

  • このカード能力が原作通りの、ゲットアビリティプログラム(倒した相手の能力を得る能力)のようなものであれば、評価が全く違っていただろう。
  • フォルテに関する権利は「ロックマンエグゼ」の株式会社カプコンが有しており、版権の制約上、本編の漫画やアニメに出演したことはない。一方、PS2ゲーム「邪封超龍転生」では、特定の条件を満たすとこのカードフォルテ本人から託されるイベントがある。「ロックマンエグゼ」は元々任天堂ハードで展開されていたゲームであり、そちらとして見ても異例の登場である。
  • 他作品(ロックマンエグゼ)が出典の敵ナビだが、版権元である©CAPCOMのコピーライトマークがない。
  • ロックマンエグゼ3には「フォルテGS[1]」、ロックマンエグゼ4及び5には「フォルテXX」という追加形態があるが、G・ストライク持ちの《勇騎恐皇フォルテGS》及び《勇騎恐皇フォルテXX》なるものは当然ながら実在しない。

関連カード

フレーバーテキスト

  • プロモ(P28/Y3)
    異世界よりの刺客は闇により導かれ、その憎悪は業火よりも深く熱い。
  • プロモ(P37/Y3)
    「“破壊”…。それがオレの存在理由だ!」――勇騎恐皇フォルテ

収録セット

参考


[1] 此方の読みは「ゴスペルスタイル」