勝舞(しょうぶ)機神装甲(きしんそうこう)ヴァルボーグ/火炎(かえん)ヴァルバスター》

勝舞の機神装甲ヴァルボーグ P 火文明 (3)
進化クリーチャー:ヒューマノイド 5000+
進化:ヒューマノイド1体の上に置く。
攻撃中、このクリーチャーのパワーを、バトルゾーンにある他の火のクリーチャー1体につき+1000する。
パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
火炎ヴァルバスター P 火文明 (2)
呪文
次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。
▶バトルゾーンにある相手のクリーチャーではないカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。

DMEX-15で登場したヒューマノイドツインパクト

クリーチャー側は《機神装甲ヴァルボーグ》W・ブレイカーパワード・ブレイカーに置き換えたもの。

呪文側はS・トリガーを失った《メッチャ映えタタキ》。3000火力非クリーチャー指定除去からモードで選べる。

3ターン目に殴るクリーチャーとしては《アッポー <ヴァルボ.Star>》などとは異なりシングル・ブレイカーになりうることが痛い。
安定してT・ブレイカー以上になれるなら住み分けが可能だが、自身の効果に頼る場合は他に火のクリーチャー7体が必要で非現実的である。
パワード・ブレイカー特有のメリットを考えても、ツインパクトではないがより軽く出しやすい《バクエン変怪 <シグマ.鬼>》が存在する。

単に「クリーチャーの特性を持つ除去呪文」として採用する場合も《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》がライバルとなる。
そちらはパワーが3000以下でコスト4以上のクリーチャー、コスト4以上の相手のクリーチャーではないカードは対象にできないが、最大の仮想敵である《希望のジョー星》は射程に入っていて、パワー3000超えの《その子供、可憐につき》《リツイーギョ #桜 #満開》などもついでに焼ける。デッキによっては《ボルシャック・スーパーヒーロー》側を出して全体除去を使う場合もある。

環境において

オリジナル環境では、呪文面を唱えることで1枚のクリーチャー墓地肥やしになることから、【墓地ソース】に偶に《希望のジョー星》対策として投入される。黒赤構築だと進化元が全く存在しないため、クリーチャー面は一切使わない。

DMBD-16で登場した《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》は、このカードと同等の「序盤に除去をしつつ墓地肥やしになる」という要求を満たしている。特別な理由がない限りそちらが優先される。

【緑単ベアフ・ガンガンオー】が成立すると、《進化設計図》で拾えるカード指定除去であることから、タッチとして投入される場合がある。

DMGP2022」参加者のデッキ解説で、《超英雄タイム》では焼けないコスト4以上のカード(例:バトルゾーンでタマシード状態の《Drache der'Zen》など)には《火炎ヴァルバスター》でなら焼ける優位性があると発信。これが切っ掛けで【墓地ソース】のパーツとしてそこそこ流行。

関連カード

収録セット

参考