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天啓 CX-20 R 水文明 (4) |
GRクリーチャー:トリックス/デリートロン 2000 |
マナドライブ6(水):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上で水文明があれば、カードを3枚引いてもよい。 |
(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す) |
DMRP-11で登場した水のトリックス/デリートロンGRクリーチャー。
マナドライブ6(水)によるcipで3ドローする。
これまでにもドローができるGRクリーチャーはいくらか存在したが、それらと比べて別格の能力を持つ。
マナドライブの達成条件の都合上、6マナまで伸びる青系のデッキに入れる必要がある。
その条件に合致するデッキタイプとしては登場当初は【青黒GRハンデス】、後の【バーンメアジョーカーズ】などが該当する。
《MEGATOON・ドッカンデイヤー》とは好相性。
捨てた手札をこのカードのドローで補充でき、その手札でさらにコンボを続けられる。
【ドッカンデイヤー】系デッキの台頭はこのカードの登場によるところが大きい。
ただし、サイクル中で唯一フィールドアドバンテージを稼げない能力であることには留意が必要。
6マナ圏ともなれば除去やコスト踏み倒しが欲しい場面も多いため、メインデッキ内のそれらのカードとの兼ね合いで採用を調整する必要はあるだろう。
超天篇環境では【青赤緑ミッツァイル】などの重量級マナドライブを主軸としたデッキ群が開発されると、ソリティアを継続するための手札を供給する潤滑油として大活躍。過去の《雷鳴の守護者ミスト・リエス》などにも言えたように、「テンポアドバンテージの損失がないドロー」がいかに強力であるかを体現することとなった。
《無修羅デジルムカデ》を装着しても《“轟轟轟”ブランド》で焼かれるパワーラインであるという懸念点も先に《無修羅デジルムカデ》が環境から姿を消したため意味を為さなくなった。
このカードの登場当時は「《サイバー・ブレイン》がプレミアム殿堂なのになぜ?」という疑問が多く聞かれたが、このカードが1つの指標になり、最終的に《サイバー・ブレイン》は2022年7月1日付で殿堂解除されている。