極限邪神(きょくげんじゃしん)M(マッド)・ロマノフ》

極限邪神M・ロマノフ VR 火文明 (5)
進化クリーチャー:ゴッド・ノヴァOMG/ダークロード/ナイト 3000+
OMGデッキ進化:自分の山札をシャッフルし、その1枚目を裏向きのまま、その上にこのクリーチャーを重ねつつ出す。
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。それが火か闇の呪文なら、コストを支払わずに唱えてもよい。
左G・リンクOMG:《邪神R・ロマノフ》、《邪神C・ロマノフ》、「中央G・リンク」または「右G・リンク」を持つゴッドの左横(このクリーチャーが出る時、自分の指定ゴッドの左側にリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性〔パワーや能力〕を持つ1体のクリーチャーとなる。離れる時は、その中の1枚を選ぶ)

DMEX-17で登場したゴッド・ノヴァOMG/ダークロード/ナイト進化クリーチャー

固有の新能力であるOMGデッキ進化を持ち、デッキトップからカードを1枚裏向きにしたまま進化する。

左G・リンクOMGを持つため、《邪神M・ロマノフ》プレミアム殿堂入りによってトライ・G・リンク出来なくなっていた《邪神R・ロマノフ》《邪神C・ロマノフ》はこのカードの登場により約9年振りに再びトライ・G・リンクを完成させることが出来るようになった。

元となった《邪神M・ロマノフ》と比べて、唱えることが出来る呪文の幅は広がったがシャッフルを挟むために呪文を踏み倒せるかどうかは不確定となっている。さらに、裏向きのまま進化するため攻撃してみるまで能力を発動できるかはわからないと、リターンは大きいがギャンブル性の強い能力となった。
唱えられる呪文のコストに上限はないので、《オールデリート》《インビンシブル・フォートレス》《ティラノ・リンク・ノヴァ》などのゲームエンド級の呪文すら唱えられるが、単体で使うには非常に不安定である。さらに進化クリーチャーの下にカードを追加する能力は軒並みクリーチャー指定であり、ツインパクトでない呪文を仕込む方法が存在しないのもネック。

このクリーチャーの真価はツインパクトクリーチャーを進化元にした《邪神R・ロマノフ》《邪神C・ロマノフ》とリンクすることで、確定で呪文の踏み倒しを狙うことが出来る点だろう。《R・ロマノフ》、《C・ロマノフ》共に墓地から進化元を調達できるので、呪文面を使用し墓地に落とせるツインパクトクリーチャーと相性がいいのも追い風。
《時空工兵タイムチェンジャー》《時空の庭園》Evoチャージャーなどで、直接このカードの下に追加させるという方法でも同様の事ができる。
相性が良いのはリンク先を呼び出せる《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》《ルソー・モンテス/法と契約の秤》あたりだろうか。
非進化指定のためマッド・ロック・チェスターを出すことはできないが、《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》で豪快にコスト踏み倒しをするのも面白いだろう。
《悪魔神バロム/バロム砲》《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》といった大型呪文内蔵のツインパクトを狙うのも良い。

【クランヴィアデリート】では5枚目以降の《不夜城艦 クランヴィア》としての利用価値があるかもしれない。ただし、このカード自体が当たりの確率を下げてしまうというジレンマがある。いっそのこと文明の違いを考慮し、《M・ロマノフ》単独でデッキを組んでしまうのもよいだろう。《クランヴィア》と比較すると、詠唱先のカードが使うその時まで見えず、選べる枚数も少ない代わりに、進化クリーチャー故に召喚酔いがないというメリットがある。

  • 《邪神M・ロマノフ》と同じく、他のカードなら「闇または火の〜」になるはずのテキストが「火か闇の〜」というテキストになっている。
  • 実物のカードでは「■左G・リンクOMG:《邪神・Rロマノフ》」というとんでもない誤植がある。流石に《邪神R・ロマノフ》とリンクできないのはデザイン上ありえないだろう。

関連カード

収録セット

参考


公式Q&A

  • カード特性について

Q.《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》が下に重ねられている自分の《邪神C・ロマノフ》がバトルゾーンにいる状況です。自分は《極限邪神M・ロマノフ》を「OMGデッキ進化」して、《邪神C・ロマノフ》にリンクした状態でバトルゾーンに出しました。それぞれ表向きのカードと裏向きのカードが進化元にありますが、これらは1つの束にまとめますか?
A.いいえ、まとめません。それぞれのカードの下に、それぞれの進化元を残したままG・リンクします。
引用元(2021.10.22)

Q.自分の《極限邪神M・ロマノフ》がバトルゾーンにいる状況です。相手が《極限龍神メタル》をバトルゾーンに出し、「出た時」の能力で《極限邪神M・ロマノフ》の下にある裏向きのカードを墓地に置く際、そのカードが《新爆竜 GENJI・XX》でした。クリーチャーだったので、裏向きのまま《極限邪神M・ロマノフ》の下に残りますか?
A.いいえ、墓地に置きます。表面がクリーチャーであったとしても、裏向きの状態ではクリーチャー・カードとして扱いません。
引用元(2021.10.22)

Q.自分の《極限邪神M・ロマノフ》がバトルゾーンにいて、その下に裏向きのカードが1枚置かれている状況です。相手が《テック団の波壊Go!》を唱えて、「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。」を選択した場合、《極限邪神M・ロマノフ》の下に裏向きに重ねてあるカードはどうなりますか?
A.裏向きに重ねてあるカードも手札に戻ります。効果によってカードを参照する場合、裏向きのカードはマナコスト0のカードとして扱います。
引用元(2021.10.22)

Q.《龍脈術 落城の計》《極限邪神M・ロマノフ》のみがバトルゾーンを離れた場合、下に重ねてあった裏向きのカードはどうなりますか?
A.《極限邪神M・ロマノフ》の下にあった裏向きのカードは、再構築によって墓地に置かれます。

+  (総合ルール 801.4a)

引用元(2021.10.22)

  • 2つ目の能力について

Q.リンク状態の《極限邪神M・ロマノフ》《邪神C・ロマノフ》が攻撃する時、《極限邪神M・ロマノフ》の「メテオバーン」で《邪神C・ロマノフ》の進化元の《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》を墓地に置いて、その呪文側を唱えられますか?
A.はい、唱えられます。また、その攻撃中に《邪神C・ロマノフ》の「メテオバーン」で《極限邪神M・ロマノフ》の進化元の裏向きのカードを墓地に置いて、墓地から《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》を再度唱えることもできます。
引用元(2021.10.22)