邪神(じゃしん)R(ロック)・ロマノフ》

邪神R・ロマノフ P 闇/火文明 (8)
進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 9000+
超無限墓地進化−クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
W・ブレイカー
トライ・G・リンク《邪神M・ロマノフ》の右横または《邪神C・ロマノフ》の左横、またはその間。

DMC-58で登場した/ゴッド/ダークロード/ナイト進化クリーチャー

マッド・ロック・チェスターの中央を担う超無限墓地進化ゴッドである。
8マナ重いにもかかわらず、単体で使える能力を持っていないため、いくら超無限墓地進化をしたところでそのままでは使い物にならない。

DMC-58では、《邪神M・ロマノフ》《邪神C・ロマノフ》リンクすることで、それらのメテオバーンを確保するというデザイナーズコンボが仕組まれており、主にこれが役割となる。
トライ・G・リンクできれば、超無限墓地進化で貯めた進化元を2枚消費して毎ターン2回ずつメテオバーンを打つ事ができる。
超無限墓地進化という特性上、《邪神M・ロマノフ》《邪神C・ロマノフ》で先にメテオバーンを使っていれば、それらを再補充する芸当も可能。
しかしながら、《邪神M・ロマノフ》《邪神C・ロマノフ》も1回限りの単発でメテオバーンと割り切り、単体で使った方が取り回しが良い事が多い。対して上述のコンボはややオーバーキル気味であり、このクリーチャーの立場は厳しい。

これ以外のコンボとしては、クリーチャーの種類を問わない超無限墓地進化であることを生かし、退化と組み合わせて実質的に好きなクリーチャーリアニメイトするというものがある。
登場時の裁定では退化時に進化元の通常クリーチャーをすべて展開できるという、決まれば豪快なコンボであったため、【ドリアンロックロマノフ】といったデッキが成立した。
しかし、2021年3月16日ルール改訂による退化の裁定変更により、進化元を1体しか残せなくなった。上述のコンボは弱体化したものの、好きなクリーチャー1体を残せるという強みは残っている。

  • 背景ストーリーでは、かつて滅殺の邪眼を率いた伝説のナイトでありロマノフ家の創設者である「キングロマノフ」その人だとされている。フェニックスにより封印された魔銃「マッド・ロック・チェスター」を手に入れたものの魔銃の呪いで三つに引き裂かれ、それぞれが別の地獄に送られた。しかし強大な力でそれぞれが別の地獄を支配し、その後ゴッドへと進化した存在だという。また、煉獄から出られない状態でありながら、選ばれし超獣世界のクリーチャーに力を送り、ロマノフを生み出している存在であるとも明かされた。

リンク対象

関連カード

収録セット

参考