超神龍(ちょうしんりゅう)スカイ・ガルーダ》

超神龍スカイ・ガルーダ SR 闇文明 (10)
進化クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 12000
マナ進化V−闇のクリーチャーを2体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその2体の上に重ねつつバトルゾーンに出す。
自分のターンのはじめに、相手はバトルゾーンまたはマナゾーンにある自分自身のカードを1枚選び、墓地に置く。
T・ブレイカー

DM-28で登場したマナ進化Vドラゴン・ゾンビ

ターン《クライシス・ボーラー》を撃てるが、各ターンに1枚しか墓地送りに出来ないために大したアドバンテージは稼げない。
しかもマナコストが非常に重いので、このクリーチャーを召喚したころには相手のマナも貯めなくて十分な場合が殆ど。大方、余ったマナを捨てられるか、墓地肥やしに利用されるのがオチだろう。
「自分のターンのはじめに」なので、出してすぐ除去されてはそもそも能力を使うこともできない。

種族ドラゴンなので《コッコ・ルピア》などのサポートカードを使えるとはいえ、苦労して出しても効果を発揮するまで時間が掛かり過ぎる。
複数体並べればロック性能は高まるのだが、この召喚難度では厳しすぎる。

数少ない美点は召喚酔いのないT・ブレイカーであることだが、には《勝利宣言 鬼丸「覇」》《勝利天帝 Gメビウス》《ボルシャック・クロス・NEX》のような大型スピードアタッカーがいるため、打撃力がほしいならばそちらを使った方がいいだろう。
ブレイク数にこだわらないならば《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》のような使いやすい進化クリーチャーにはいる。

知名度は低いものの、スペックの見劣り具合は甚だしいものがある。
スピードアタッカー進化クリーチャーを、システムクリーチャー化させて失敗した好例とも言える。
実用性の乏しさでは《白騎士の神羅エターナル・ムーン》《ガウレザル・ドラゴン》とも肩を並べられるだろう。

  • ドラゴンにしては珍しく、獣型のイラスト。体の朽ちた狼を思わせる。
  • 名前の元ネタはインド神話に登場する神鳥「ガルーダ」。

関連カード

収録セット

参考