《ボルシャック・クロス・
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ボルシャック・クロス・NEX SR 火文明 (9) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000+ |
スピードアタッカー |
パワーアタッカー+5000 |
T・ブレイカー |
誰もコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。 |
DM-34で登場したアーマード・ドラゴン。
同エキスパンションの表紙を飾る第6のボルシャックにして、第4のNEX。
《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》を彷彿とさせる大型スピードアタッカー。攻撃時のパワーも17000と非常に高く、奇襲性と打撃力はピカイチ。
9コストと重いがドラゴンでありNEXなので多数のファイアー・バードから恩恵を受けられる。
また、自分も相手もコスト4以下のクリーチャーを召喚できなくする能力を持つ。
自分もファイアー・バードなどの優秀なお伴を出せなくなるデメリットはあるが、相手の軽量クリーチャーによるブロックや反撃手段をある程度封印できるのは強み。
ニンジャ・ストライクも召喚であるため封印できる。
有名所である《光牙忍ハヤブサマル》と《斬隠テンサイ・ジャニット》を出させなくできるのは魅力。低コストクリーチャーをほとんど使わないデッキならば、この能力はほぼメリットのみで扱える。
後に登場した必殺のS・トリガーである《終末の時計 ザ・クロック》を封殺できる点は高評価。
しかしインフレが進むに連れ、《勝利宣言 鬼丸「覇」》や《暴走龍 5000GT》が登場し、それらに比べるとやや見劣りするように。また、W・ブレイカーを得る5マナ以上には影響を及ぼさないので、相手によってはあまり刺さらない事もしばしばある。
だが、いずれにしても巨大なT・ブレイカーが突然殴りかかってくるのは脅威であり、【連ドラ】などのコスト踏み倒しが可能なデッキでは選択肢となるだろう。再録が多く入手が容易なのも利点である。
その後ツインパクト化した《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》が登場し、今後はそちらに出番を譲ることになった。
クリーチャー面のイラストはそのままなので、これからも映画を飾った伝説のクリーチャーとして、その名は続いていくことだろう。
また、ボルシャックの中ではフィニッシャー能力の高いこのカードを《ボルシャック英雄譚》で出やすくするために、あちらをフル投入したうえでこのカードを何枚か入れることも考えられる。
ボルシャック・クロス・NEX SR 火文明 (9) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000+ |
スピードアタッカー |
パワーアタッカー+5000 |
T・ブレイカー |
自分の墓地に、名前に《NEX》または《ルピア》とあるカードが5枚以上あれば、召喚コストを5少なくする。 |
相手はゴッドまたはコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。 |
DMPP-13で実装。召喚制限が相手限定になりゴッドも対象に加わった。
また、自分の墓地にNEXとルピアが合計5枚以上あれば自身の召喚コストを5少なくする能力を得た。
自己コスト軽減を考えず、出して自分に被害がなくなった部分だけでも悪くない。
5ターン目があるかは自分のS・トリガーの数次第だが、3t《コッコ・ルピア》、4t《ボルシャック・NEX》経由または素出しで2体目の《コッコ・ルピア》、5t《ボルシャック・クロス・NEX》で【黒緑速攻】などに蓋をすることができる。
当時としては、《電磁無頼アカシック・サード》からのワンウェポンとしても価値が高い。流石に最速3ターン目に「相手限定のコスト4以下召喚ロック」は止まる相手はかなり多い。
ゴッドの召喚を封じる効果も、すでにバトルゾーンにあるG・リンクの起動も防げるので意外と活躍する機会はある。
コントロールデッキには除去札を考えると長持ちさせるのは難しいが、《聖鎧亜キング・アルカディアス》と同じく、本来ならクリーチャー召喚に使えたはずのマナを除去を使うためのマナに割かなければならないという理由で、1ターン以上自分の時間を作ることができる。
運良く2ターン以上生存するか、《超天星バルガライゾウ》のメテオバーンで《光神龍スペル・デル・フィン》とセットで出すことができれば、相手のデッキ次第ではほぼ脱出不可能まで追い込める。
【バイオレンス・フュージョン】は除去札を入れる枠が少なく、邪魔される前に《ボルシャック・クロス・NEX》と《光神龍スペル・デル・フィン》の2体を揃えることも難しくない。
後に、G・リンクを持たない《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》、ゴッド・カードではなく中央G・リンクを持つ《神人類 ヨミ》も登場しているが、それらも当然召喚させることを禁止する。
Q.《ボルシャック・クロス・NEX》がいるときにコスト4以下のクリーチャーを召喚せずにバトルゾーンに出すことはできますか?
A.はい。可能です。
引用元(2019.7.2)