【零龍墓地ソース】DMRP-12で《滅亡の起源 零無》/《零龍》が登場したことによって生まれた型。DMRP-12発売直後に流行した【零龍ギャスカ】の構築論が取り入れられている。 主要カード
候補カード
このデッキの回し方新戦力の《暗黒鎧 ザロスト》、《復活の儀》も使って、とにかく序盤から大量の墓地肥やしを行って、《暴走龍 5000GT》の最速召喚、《滅亡の起源 零無》の最速零龍卍誕を狙う。《「今も我らの願いはただひとつ」》でディスカードした《暗黒鎧 ザロスト》を2ターン目のターン開始ステップに自己リアニメイトし、《復活の儀》を達成しつつ《暗黒鎧 ダースシスK》に繋げる動きが強力。早ければ後攻2ターン目に、順当なところで3ターン目から4ターン目に《暴走龍 5000GT》が降臨する。《5000GT》が降臨したら、《百万超邪 クロスファイア》や《龍装者 バルチュリス》も合わせ、殴り切ってしまおう。 この型はDMRP-12発売から約3週間が経過した頃の非公式対戦ツール環境で結果を残して周知された。 長所とにかく速さが強み。従来の【墓地ソース】より遥かに早い段階で《5000GT》を出せるようになっているため、超GRをメインに戦うデッキはおろか、クリーチャーを主体に戦うデッキに対して、ほぼ機能停止に追い込むことができる。 従来の【墓地ソース】の欠点だった《暗黒鎧 ダースシスK》や《「今も我らの願いはただひとつ」》が抱える手札消費の激しさによりジリ貧になりやすいという欠点は、零龍卍誕によって挽回できるので機能しづらい。3ターン目までに《ポクタマたま》がGR召喚されるかどうかも2020年1月1日殿堂レギュレーション改訂以降では運次第と言えるので、墓地利用メタに弱い点もそれほどネックになりづらい。 短所速度に特化した分受けが弱いため、速攻が相手の場合早期に《5000GT》を出せないと厳しい。また、《5000GT》の刺さらない【5色フェアリー・ミラクル】等の呪文を主軸としたコントロールにも短期決着を付けられないと弱い。環境上位のデッキを上げるとすれば、【カリヤドネループ】などが当てはまる。 環境においてDMRP-12発売後の環境はGRクリーチャーが多く行きかっていたため、《5000GT》を出せばほぼ勝ちであった。このことから、S・トリガーをケアするための過剰打点を並べるよりも速さが求められたため、《追憶人形ラビリピト》は投入されない。2020年1月1日以降に環境トップに立った【ドッカンデイヤー】にも強く、そちらを破ってでのCSでの優勝報告が上がった。【4色ドッカンデイヤー】では、S・トリガーの《テック団の波壊Go!》くらいしか《5000GT》を除去する手段がなかったため、とても優位に立ちあえたのであった。 このデッキが活躍する流れを受けて、2020年1月中旬には従来の《テック団の波壊Go!》に加えて《九番目の旧王》を投入して防御を固めた【4色ドッカンデイヤー】が環境に登場。 DMEX-08期では、《激竜王/ガイアール流激烈竜王破・滅》を獲得。《百万超邪 クロスファイア》に事実上のワールド・ブレイカーを付与できるようになった。しかし、同時期に【ドッカンデイヤー】からトップメタの座を奪った【バーンメアジョーカーズ】は防御札が豊富で、それに対してはこのデッキでは分が悪かった。 DMRP-13では《不敵怪人アンダケイン》が登場し、これと【墓地ソース】を組み合わせた【アンダケイン墓地ソース】というデッキタイプが登場。ただしこちらは従来の【墓地ソース】とは攻め方が大きく異なるため、詳細は当該ページを参照されたい。 十王篇環境では、S・トリガー獣の強化が為された上に【赤白レッドゾーン】のようなカウンター札がクリーチャー中心のデッキが主流となったため、カウンター封じが刺さりやすいということで相対的に強化。 ところがDMRP-15で《∞龍 ゲンムエンペラー》が登場すると立場は一変。《零龍》が耐性を失い零龍卍誕した瞬間に破壊されて持ち主が即座に敗北する(さらに、仮に敗北回避能力が働いていても全体除去を行えなくなる)ため、これ以降チャンピオンシップで【墓地ソース】が入賞する場合は《零龍》を採用しない従来型が入賞することが専らとなった。 参考タグ:
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