オラクリオン

DMD-10にて初登場した種族

命名ルールは、共通のルビを持つ当て字から成る冠詞が特徴。
進化では「(漢字三文字)(しんせいき) 〜」。多くが「神聖キ」となり「キ」の部分に同じ読みの漢字一文字が当てられるが、《神青輝 P・サファイア》《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》はそれに当てはまらない。
進化クリーチャーは「聖忌(漢字一文字) (まつ)〜」。
「〜」の部分には原則的に音楽のジャンル名が含まれる。
オラクルオラクル・ドラゴン)との複合である《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》ディスペクターである《斬皇接続 ガラムシッド》を除いて、その全てが無色クリーチャーである。

神聖騎 オルタナティブ P 無色 (7)
クリーチャー:オラクリオン 7000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。バトルゾーンに自分の《策士のイザナイ ゾロスター》があれば、その選んだクリーチャーを破壊する。《策士のイザナイ ゾロスター》がなければ、そのターン、そのクリーチャーのパワーは−6000される。
W・ブレイカー
聖忌祀(せいきまつ)ニューウェイヴ P 無色 (8)
進化クリーチャー:オラクリオン 13000
進化−自分の無色クリーチャー1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーが破壊された時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
相手のターン中に自分のシールドがブレイクされた時、このクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。
  • DMデッキ開発部などによると、オラクル教団がゼロ文明の力を使い、新しい「神」として自分たちでつくり上げた種族。教義上「神」に位置付けられているが、その本質はかつてのゴッドとは別物。オラクリオンの創造にあたっては、多数の信者の犠牲が払われている(DMX-25版《神聖麒 シューゲイザー》参照)。
    のちのDMR-09で、同様のコンセプトでつくられた「真の神」ゴッド・ノヴァが登場している。
  • 進化のオラクリオンの多くはコストが7であり、cip能力を持っている。
    この特徴は背景ストーリーでオラクリオンのプロトタイプとされている「カノン」の階級を持つオラクルにも共通している。
  • アニメおよび漫画ではゾロスターがよく使う種族。しかし、オラクルである彼自身は、仮にも信仰対象であるはずのオラクリオンに対して敬語を一切使わない。他方ゴッド・ノヴァヨミおよびイズモには(立場もあるが)敬語であり、不遇感が際立つ。
  • 「オラクリオン」という種族名は、「オラクル」+「エヴァンゲリオン(εὐαγγέλιον。『福音書』。キリスト教の核心的な文書)」からの造語か。また非進化の冠詞から、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』も強く意識していると思われる。
    また進化の冠詞は、ゴッドの上位種族と目されるクリエイターによく見られる《世紀末》に似る。

オラクリオンに関連する能力を持つカード

オラクリオンを進化元とするカード

参考