イズモ

漫画「ビクトリー」及びアニメ「ビクトリーV3」の登場キャラクター
アニメ版の担当声優は根本圭子氏。

一人称は「僕」。見かけの年齢は勝太らとそう変わらない少年。己の目的の為なら敵味方問わず手段を択ばない非道な性格。

  1. アニメ版
  2. 漫画版
  3. デュエプレ版

アニメ

表向きは大企業「ヨミコンツェルン」の会長を勤めているが、その実態はオラクルの書を持ち、アウトレイジの書を狙う宗教団体オラクルの幹部である。オラクルの書を見つけ出したのも彼である。

部下にゾロスターがおり、教祖であるヨミの復活を目論む。

History

第9話にて切札 勝太に初めて接触、特別なカレーパンをやると誘惑してデュエマをする。当初は接待デュエマということでアーク・セラフィムデッキで挑み敗北する。
その後の第10話でオラクルの一員になる事を要求するが、勝太は断固として反対する。そして強行手段として本来のゴッド・ノヴァデッキでデュエマする。勝太シールドが0枚で、既にダイレクトアタックが可能な状況であったにもかかわらず、《交錯のインガ キルト》で場にいた《頼むぜ!カツドン》タップして攻撃し、カツドンを葬り去った。敗北した勝太に対して笑い声を上げながら「また大切なものを失ったね!」に飽き足らず「最初から君が僕らの仲間になっていれば、こんなことにはならなかったのにね」と陰湿な発言をしていた。

第12話では覆面デュエリストを破るも、その後勝太に敗北し、《百万超邪 クロスファイア》とそっくりな形で一度消滅してしまう。消滅直前の台詞は「ヨミ様!どうか世界を!ヨミ様!」。なお、クリーチャーとしての《イズモ》の活躍はこの回だけである。

その後は回想のみの登場で、「共に来い」と手を差し伸べてプラマイ 零の名前を口にし、彼女をオラクルに引き込み、この時に仲間の印としての頬にゼロのタトゥーを入れた張本人だという事が判明した。更にクリーチャーを宿主である人間を必要とせずに実体化できる「次元リアクター」のカモフラージュの為にオラクルビルを作っていたことで名前のみ登場する。

それから長らく出番がなかったが、第31話よりになっていたが、同話でバラモンデトロイト・テクノオラクルのカードを使って人々に恐怖を与えたことで力を取り戻し始める。
そして第35話にて、包帯グルグル巻きの姿で不完全ながらも復活する。繭の中でヨミが自分を見捨てたことを知り、今度は妹のの中にあるオラクルの記憶を呼び覚まして兄妹2人で新たなオラクルの世界を築くことを目論む。

続く第36話ではヨミが前から目を付けていたヨルムンガルドの迷宮バラモンデトロイト・テクノと共に侵入し、そこでアウトレイジオラクルの紋章が合体している光景を目撃し、城へ帰った。さらにその城でと共にエグザイルであるブータンオラクルにさせた。

第38話の回想シーンにてヨミからオラクルの書を託され、前世のを目の前で失った過去が明らかになった。さらにヨルムンガルドの迷宮で見つけた紋章から、かつてアウトレイジオラクルは同じ種族であったことを理解した。

を仲間に引き入れてから第42話までは彼女を溺愛していたが、第43話から態度が一変し、が自分の為に何かしようと言っても無視したり、第44話では話しかけた彼女に対して「黙ってろ」と怒りを露わにする。その態度はオラクル世界実現の為なら仲間を冷徹に切り捨てたかつてのヨミ以上である。

第44話では復活するために吸収し消滅させたゾロスター《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》として復活させ、操り人形にした。

第46話ではと対立して命を懸けた戦いに突入する。
《凶槍乱舞 デスメタル・パンク》で一度は《超神類 イズモ》の3体リンクごと破壊されてしまうが、《霊騎左神ロラパルーザ》の能力で攻撃を凌ぐ。完全に追い詰められることになり、降参すれば命までは取らないと言われても、強気な姿勢を決して崩すことはなく更に進化した《無法神類 G・イズモ》の3体リンクを達成させて逆転したことで勝利を収め、一度はブータンの命を奪った。

レイジクリスタルとオラクルジュエルの力でたった一人で世界を支配しようと目論むが、続く第47話で遂に勝太と最終決戦に突入する。
《無法神類 G・イズモ》の3体リンクで勝太を絶体絶命に追い込むが、《神撃の カツドン DASH》《絶頂神話 カツムゲン》で逆転負けを喫する。
それによって肉体は消滅し精神のみの存在となり、ここで暫く眠りにつけば、かつてのようにもう一度復活することが出来るとオラクルの書に問われる。
しかし、沢山のものを失い、優しい人格に戻った彼はそれを拒み、同じく消滅しつつあった兄を慕う黒の意識と再会を果たし、共に幸せそうに消滅した。

イズモの消滅を切っ掛けにブータンも復活を果たし、世界はレイジクリスタルとオラクルジュエルの支配から解放されたのだった…と思いきや、支配から逃れたゾロスターの暗躍により戦いは最終局面へ。

  • 最初期から一度消滅するその瞬間まで、ヨミに対する呼び名は「ヨミ様」だったが、復活後は「ヨミ」と呼び捨てにしている。マントラ派のデトロイト・テクノバラモンへの配慮という立場上の理由なのか、それとも本当の意味で彼を見限ったのか。神官二人が消滅した今となってはそれを知るすべはないだろう。
  • 完全に消滅した後、からは自分と同じく、ヨミに操られた可哀そうな人間の一人とされた。は最後までイズモの事を恨まず、兄として慕い続けたのである。
  • 後の「VSRF」第43話劇中のイラストではヨミと共に登場した。
  • 「デュエル・マスターズ(2017)」第32話でのデュエリストの歴史を語るシーンではドラゴン龍オンセンと共に登場している(この時は石川てつや氏の作画になっている)。

漫画

アニメ版では早くから登場していたが、ゾロスターヨミ(彼らは本編中では会っていない)より遅れて登場。地球侵略を目論む宇宙人。

レイジクリスタルの捜索の為にデトロイト・テクノバラモンの二人の刺客を派遣した。

普段は爽やかな笑顔を見せているが、勝太に敗北したデトロイト・テクノの命乞いに聞く耳持たずペシャンコに潰すなど、性格は極めて冷酷。

勝太とのデュエルでは《無法神類 G・イズモ》を切り札にしたゴッド・ノヴァOMGデッキを使用したが、最終的には《絶頂神話 カツムゲン》の前に敗れる。

敗北後、最後の悪あがきとして念力で地球を捻り潰そうとした所で宇宙パトロール隊に逮捕、連行された。

戦績

アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV3」

関連カード

+  使用カード

デュエル・マスターズ プレイスでは

メインストーリーEPISODE 20 失われた祝福で先行登場した。デュエルの相手も務める。
後にDMPP-21《無法神類 G・イズモ》が実装。同カードのシークレット版を入手することでスキン等が使用可能になる。CVはアニメと同じく根本圭子氏がカードのボイス共々担当している。

カツドン勝太曰く「自分の知っているイズモではない」とのことで、またデュエプレにおける超獣世界とはまた違う世界の出身であること、敬愛するヨミをアウトレイジに殺され彼らを憎んでいるという情報から背景ストーリーに近い歴史を辿った世界から来た存在であることが示唆されている。

シャングリラの敗北から逃げ延びゼロ計画の再始動を画策していたサスペンスと接触、ゼニスを信奉するオラクルの一員として信徒共々彼の忠実な駒として動く。
しかしサスペンスがウェディングの復活とカノンの活躍により追い詰められると本性を表し、彼を取り込んでゼロの力を我が物とする。
ゼニスを信奉するオラクルの信徒ではあれど彼自身の信じるものは教祖であるヨミだけであり、元の世界でのアウトレイジの殲滅とヨミの復活という彼の目的を果たす上で、サスペンスは都合の良い存在でしかなかった。
サスペンスを取り込んだイズモはその強大な力に歓喜し大量のオラクル・クリーチャーを召喚、さらなる力を得ようとウェディングも取り込もうとしたところで
その場にいた主人公達と勝太・カツドンをはじめとした増援の前に敗れる。強大なゼニスの力を制御しきれずに暴走し、空間の裂け目に飲み込まれてしまう。

時空の狭間でアウトレイジへの憎しみを募らせ次の手を講じるが、追ってきた勝太とカツドン、元々イズモがいた世界から空間の裂け目に飲まれて来たコットン、先に別世界からイズモ達の転移してきていたプラマイ 零と邂逅。
アウトレイジの一員であるカツドンとその仲間である勝太を始末しようと自分を兄と慕う零(アニメ世界の話であり、このイズモからすればただの敵側の人間の知り合いでしかない)を利用して彼らを追い詰めようとするものの、勝太達とのぶつかり合いと零の説得の末に矛を納め、コットンと共に元の世界へと帰っていった。

デュエル・マスターズ プレイスでの使用デッキ

光闇イズモ

  • 2023年10月9日~10月16日の期間限定イベント「オラクルの邂逅 第3話」開催中のレジェンドバトル「VSイズモ【初級】」で使用。
  • 挑戦にはレジェンドバトル参加チケットが1枚必要。勝利時に消費。

水自然クロスオーバーヨミ

  • 2023年10月9日~10月16日の期間限定イベント「オラクルの邂逅 第3話」開催中のレジェンドバトル「VSイズモ【中級】」で使用。
  • 挑戦にはレジェンドバトル参加チケットが2枚必要。勝利時に消費。

光闇水自然Gイズモ

  • 2023年10月9日~10月16日の期間限定イベント「オラクルの邂逅 第3話」開催中のレジェンドバトル「VSイズモ【上級】」で使用。
  • 挑戦にはレジェンドバトル参加チケットが5枚必要。勝利時に消費。

参考

強敵バトル

イズモ
キャラクター:SP6
《敵》クリーチャーは離れない。

元ネタはG・リンクによる耐性、もしくは《無法神類 G・イズモ》の3体リンク時効果だろう。
シンプルながら厄介な効果であり、発生確率は低いが《黒神龍オドル・ニードル》を出されると突破が困難になってしまう。
一応、無改造でも《六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》を唱えて《オドル・ニードル》の攻撃を制限すれば突破可能だが、《転々のサトリ ラシャ》を出されると無意味なものとなってしまう。