ルナティック進化(しんか)

DMPP-12で登場した能力語
現在、デュエル・マスターズ プレイス (以下「デュエプレ」) にのみ存在する。

神羅トルネード・ムーン SR 自然文明 (7)
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/ジャイアント 22000
究極進化−進化クリーチャー
Q・ブレイカー
自分のクリーチャーがブロックされた時、そのクリーチャーは相手のシールドを2つブレイクする。
(このカードは、《羅月トルネード》として召喚してもよい)
羅月トルネード SR 自然文明 (5)
進化クリーチャー:ジャイアント/ルナティック 5000
進化−自然のクリーチャー
ルナティック進化[自然(7)]:このクリーチャーを《神羅トルネード・ムーン》に究極進化させる。
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンからクリーチャーを探索し、1枚を手札に戻してもよい。
このクリーチャーがブロックされた時、相手のシールドを1つブレイクする。

この能力語を持つクリーチャーは、TCG版のサイキック・クリーチャーやデュエプレにおけるゴッド・カードのように、1枚のカードに2面分のクリーチャー特性を持っている。それぞれの面は以下のようになっている。

  1. 究極進化を持つクリーチャー (上でいう《神羅トルネード・ムーン》)
  2. ルナティック進化を持つクリーチャー (上でいう《羅月トルネード》)

自分のメインステップ中に自分のバトルゾーンにこの能力語を持つクリーチャーがいる時、そのクリーチャーを選択して指定されているコストを支払えば、究極進化を持つ側の面のクリーチャーになる。

  • 《聖鎧亜キング・アルカディアス》着地置換効果が有効な時にルナティック進化しようとすると、進化元ごと墓地に置かれる。
    なお、こうして墓地に置かれた進化元のpigは、「進化クリーチャーの下にある間、進化元の能力・特性は全て無視される」ルールに従って、発動しない。
  • デュエプレの究極進化は、TCG版と比べるとルナティック進化クリーチャー面が追加されたため、1つのカードが究極進化元究極進化後の両方を兼ねられるようになった。これによりデッキ枚数が圧縮できるようになり、進化元をバトルゾーンに準備した上でさらに究極進化先を手札等に引き込んでおく、といった手間が軽減された。
    デュエプレ研究所でも「TCG版での究極進化は、その手間と扱いづらさから環境で活躍したカードは少なかった。デュエプレで実装するにあたって、扱いやすくするために登場した」というような内容が語られている。
  • この能力公式からも新たなる「進化方法」と呼称され、「進化」から派生した能力語の一種であるかのように見なされている。ただ、過去に登場したそれら派生能力語はいずれも進化先のクリーチャーが持つものだったが、このルナティック進化だけは進化前のクリーチャーが持っているという点で極めて異質である。

参考