孔明
アニメ「VS」シリーズに登場するキャラクターで、アニメオリジナルキャラ。担当声優は遊佐浩二氏。
「VS」第21話から登場。一人称は「私」で、敬語で話す。ことあるごとにホカベンの前に現れ、デュエマのカードを触ると持病の痛みが和らぐという理由で手にして、デッキの中からカードを盗み出すというゲスな男(ホカベンがお人好し過ぎるのも原因の1つではあるが)。
水単色のクリスタル・コマンド・ドラゴンのデッキを扱うが、べんちゃんの様にドラグナーと龍解カードは使わない(DMX-18ではキーカードとして、《龍覇 トンプウ》、《龍芭扇 ファンパイ》/《龍脈空船 トンナンシャーペ》/《亜空艦 ダイスーシドラ》が紹介されていた)。
第24話ではデュエマ甲子園店舗予選最終日にカードを盗んで出場できなくする魂胆だったはずのホカベンが参加。その店舗予選の決勝戦でホカベンを甘く見すぎた結果敗北する。
- 予選開始前にホカベンがカードの窃盗を追及したが、証拠がないと知らん顔をしていた。証拠があろうとなかろうと窃盗は立派な犯罪なので絶対に真似してはいけない。
- また、ホカベンに負けた帰路にて「エリア出場権は得ている」と負け惜しみに近い発言をしている。これは本人曰く「手強そうな相手を予め潰しておくため」。これも公式サイトを見れば一目瞭然だが、「エリア代表決定戦出場権の獲得及び、エリア代表決定戦への出場は全会場を通して1人1回であり、出場権を獲得した者はそれ以降の店舗予選には出られない」というルールも破っている。こちらも絶対に真似しないように。
その後デュエマ甲子園に出場する形で再登場を果たし、第35話で本戦の勝太戦でも、当日町中のカレーパンを買い占めて精神的ダメージを与えた上、デュエマ中に袖口から山札の上にカードを仕込んだり、停電に乗じてシールドをすり替えるなどのイカサマを行った。また、ルシファーの真似をして、カードの声が聞こえるといった嘘をついた。さらにマナゾーンに《終末の時計 ザ・クロック》が連続して3枚あったことから、積み込みをしようとして失敗したかのようにとれる描写もあった。途中S・トリガーで最後の1枚が出ていたことで、最後のシールドは《クロック》ではないことが周知の事実となる。
そのまま《勝利の覇闘 ガイラオウ》と《最強熱血 オウギンガ》のダブル龍解を許し、シールド0にされるが、性懲りも無く最後のシールドを《幾何学艦隊ピタゴラス》にすり替え上記2体を除去、「策士策に溺れるとはこのこと」と勝太を嘲る。だが、《オウギンガ》を選んだことにより《熱血星龍 ガイギンガ》が直接バトルゾーンに降臨し[1]、そのままダイレクトアタックを喰らうと同時に「正々堂々敗北の痛みを味わいやがれ!」と勝太に引導を渡され、完敗。
自分のイカサマで首を絞めた挙句、敗北後にデュエマ警察[2]に逮捕される形で退場させられるという至極当然かつ因果応報な末路を辿ることになった。
- これらの邪道ぶり、さらに水文明使いの自称天才ということで、かの邪藩 牛次郎に負けず劣らずの卑怯者である。同じく今作の敵であるゲス野郎で、場外戦術こそ使うが、デュエマ中では一切イカサマをせず、実力だけで相手を叩きのめすギョウとはえらい違いである。
- 勝太らと初対面した時は「名乗るほどの名なので名乗る」と宣言して自分を名乗ったが、るるやべんちゃんも知らなかった。
- 数々の諺を知っているため教養はあるのだろうが、これを「~(中華料理の名前)の陣(または計)」と言うあたり、頭がいいのかはよく分からない。
- るるいわく、「こずるい前髪パッツン麻呂眉毛」とのこと。
- 「VSR」第20話ではデュエマーランド地下帝国に落とされていたようで、門番のランボーに敗北し、ぶっちゃけ同様丸坊主になっていた。
- 「VSRF」では第15話でデュエマVS感謝祭に参加しており、髪の毛は元に戻っていた。「顔面パンストバンジージャンプ」を行っていた勝太の上空でムササビスーツを着て滑空していた。
- 「VSR」および「VSRF」では声が無いモブキャラであった。
- 三国市立中学出身だが、三国とは関係ない。恐らく「三国市立」は「三国志」から来ているのだと思われる。
- 名前の元ネタは、中国三国時代の政治家「諸葛亮・孔明」。
「策略家」というキャラとしての元ネタは、ネットスラングの一種「孔明の罠」で有名な、横山光輝作の漫画版三国志(通称・横山三国志)の孔明だろう。
戦績
アニメ「デュエルマスターズVS」
関連カード
参考
この時に勝太は「溺れたのはお前の方だ」と言った。
デュエマ警察の容姿の元ネタは映画『ロボコップ』。「デュエマTV!!」でもこれをモチーフにした岩手のデュエマヒーローである「わんコップ」が登場した。