《熱血星龍 ガイギンガ》
熱血星龍 ガイギンガ WVC 火文明 (7) |
ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 9000+ |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが龍解した時、相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体破壊する。 |
バトル中、このクリーチャーのパワーを+4000する。 |
相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後に自分のターンを追加する。 |
龍解前⇒《銀河大剣 ガイハート》 |
DMR-13で登場したダブルビクトリーを持つガイアール・コマンド・ドラゴンのドラグハート・クリーチャー。
《銀河大剣 ガイハート》の龍解後の姿である。
スピードアタッカーとW・ブレイカー、バトル時中のパンプアップ能力を持ち、龍解時に相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体破壊する。また、自身が選ばれた時にトリガーする追加ターン能力を持ち、擬似的なアンタッチャブルでもある。
《銀河大剣 ガイハート》の能力により、事前に攻撃できるクリーチャーを用意していれば、バトルゾーンに出したターン中の龍解が可能である。龍解すればスピードアタッカーにより即座に攻撃が可能であり、ドラグナー→《熱血星龍 ガイギンガ》の怒涛の連続攻撃を繰り出す。初のダブルビクトリーに相応しい強力なカードと言えるだろう。
- このカードの対策としては、やはり龍解させないということが基本となる。特に早期に出てくる場合、相手は2体しかいないので1体目の攻撃のうちに《銀河大剣 ガイハート》を装備しているクリーチャーを除去するか、2体目を除去またはタップするなどで足止めする必要がある。自分のタップされているクリーチャーがいない場合、1度目の攻撃は必ずプレイヤーへの攻撃なので、S・トリガーやS・バックに頼ることになる。最速パターンに間に合い2体目を足止めできるシノビは《光牙忍ライデン》のみである。龍解された場合、追加ターンを与えずに除去するには選ばせ除去も有効であるが、龍解した時点で2〜3体は確実に並んでいるのであまり期待できないだろう。
- 相手のターンに自分の《熱血星龍 ガイギンガ》が選ばれた場合、相手のターン→自分の追加ターン→自分の通常ターンという手順となる。
- 大型弾であり、ビクトリーを超えるレアリティ、そのレアリティに相応しい強さを持つこともあって市場価格が過去最大級の高騰ぶりを見せている。封入率も1カートンに1,2枚と低く、シークレットに関しては1/3の確率となっている。発売から3ヶ月ほど経って半額以下にまで落ち着いたが、全体的に見るとまだまだ高い。
- DMEX-15版の漫画内テキストでは、「熱血星"竜"」と誤植されている。
- Deadmanは2021年4月に「思い出のカードは?」と公式動画で質問された際にこのクリーチャーの名前を挙げ、「入ったばっかりの頃にめちゃくちゃ効果で揉めたことを今でも覚えている」と振り返った。参考
- 2023年8月18日にデュエチューブに公開された動画でDeadmanは「開発段階ではバトル勝利時にガイハートから龍解する設計であったが、テコ入れやもっとガイギンガを強力にしたいといったことから今のデザインになった」と明かしている。参考
アニメ・漫画などでの活躍
- アニメ、漫画『VS』では共に勝太の切り札として使われている。どちらもこのカードを滝川 るるが見つけている。
ちなみに追加ターン効果が活用されたのは今のところアニメ『VS』第6話のべんちゃん戦のみである。
アニメでの声優は土瓶マスク役の三戸耕三氏が担当。
- アニメ『VS』では時期の関係ですぐに新たなドラグハートが登場してしまうためか、ドラグハートのほとんどが1・2回程度しか使われることなく登場しなくなっている一方、このカードだけは新たなドラグハートが登場してもなお高い頻度で使用されている。《最強熱血 オウギンガ》の能力で度々呼び出されているのもこのクリーチャーであり、第45話のデュエマ甲子園決勝戦のラストにおいても《超戦龍覇 モルト NEXT》から呼び出したこのクリーチャーが決め手となっており、ドラゴン・サーガおよび『VS』を象徴する重要な存在として扱われていることが分かる。
- 漫画『VS』では一部の回を除き瞳にハイライトが用意されている。後にコジローに穴を開けられ使用出来なくなってしまったが、その後のルシファーとのデュエマでは絆創膏が張られた状態で使用した。
その後はバサラとの最終決戦(4戦目)において使用された際には、穴の開いた部分がテープで塞がれていた。
- 漫画「デュエル・マスターズ SAGA」では語尾に「ござる」を付けて喋っており、アイラと共にモルトによくツッコミを入れている。
- 漫画「デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK」ではリキムの切り札として登場。
- 「第1章 レッツ・デュエル!!」ではユウが手に持っていて風に飛ばされてしまうが、川に飛び込んだリキムが見事にキャッチし、その後無事に濡れずに済んだことや魅力に見せられた彼はデュエリストとして目覚める切っ掛けとなった。
DMPP-22で実装。《龍覇 グレンモルト》を入手することで特典として付いてくる。
CVはアニメと同じく三戸耕三氏が担当している。
- リリースから2週間弱の間、龍解元とこのカードで複数のバグが生じていた。
- 致命的なものでは、自分で選んでいない相手の《ガイギンガ》の「選ばれた時能力」が発動するものもあった。現在は解消済み。
DMR-13のビクトリーを持つドラグハート・クリーチャーサイクル
関連カード
収録セット
参考