《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》
DMEX-02で登場したグランセクトと自然の呪文のツインパクト。 クリーチャー面はマッハファイターと、自身がバトルに勝った時に自分の山札の上から3枚を表向きにして、その中からクリーチャー1体を自分の手札に加えられ、残りをマナゾーンに置く能力を持つ。コストが8なので《幻影 ミスキュー》で捲れればそのカード自身の能力でマナゾーンに埋めた《幻影 ミスキュー》を《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》の能力経由で再度バトルゾーンに出すことができる。 呪文面は自分の山札をシャッフルした後、上から1枚目を表向きにして、クリーチャーであればバトルゾーンに出し、それ以外であれば自分のマナゾーンに置く能力を持つ。 クリーチャー面は手札補充能力内蔵のマッハファイターであり、単体では《トテントンタン》の上位とも見える。 バトルに勝つたびに援軍を手札に加えるだけでなく、マナブーストも行えるため、出たターンで発揮すれば、コスト10の大型を容易に出せるようになる。 ただし、山札に戻るわけでなく、手札に加えなくても、即座にマナに直行されるため、上手くマナ回収も絡ませることも考慮しておきたい。 呪文面の効果は、まさかのS・トリガーのない《ミステリー・キューブ》。 進化でもバトルゾーンに出すことができ、この呪文の効果の危険性は多くのプレイヤーが知っているだろうが、やはり相手ターン中に発動しないダメージは大きい。 しかし、以前より場に出せる巨獣の質は大きく向上しており、それだけに《ミステリー・キューブ》の破壊力も上がっている。 単純に《ミステリー・キューブ》とこのカードの呪文面でコスト踏み倒しが不発にならない上に、2枚目以降のこのカードが自身の手札補充範囲内になるのも大きい。 環境においてこのカードの登場で【ミステリー・キューブ】が復権するかもしれないと期待されていた。 双極篇環境では【チェイングラスパーループ】における盤面補強手段として利用されており、こちらの登場以降そちらのデッキは捲りに特化した構築となっている。マッハファイターや選ばせ除去でいくらでもコスト踏み倒しメタが除去できる上に、着地を邪魔されても《スペリオル・シルキード》などのようなcipで豪快な全体除去を行ってアドバンテージを稼げるクリーチャーも存在しているため【チェイングラスパーループ】では非常に使い勝手が良く、環境下位程度の力は持っていた。 後にランダムコスト踏み倒しとして《ミステリー・キューブ》よりももっと強力なものを登場させても問題ないと判断されたためか、《キング・マニフェスト》、《幻想と伝承の決断》が登場しており、《キング・マニフェスト》が登場した辺りから【ミステリー・キューブ】から脱落することが目立つようになった。 その他
関連カード収録セット
参考タグ:
|