【ミステリー・キューブ】【ミラクルとミステリーの扉】や【獰猛ブラスター】の流れを継ぐコスト踏み倒しデッキ。 2013~2014年のトップメタの一角に位置し続け、公式大会での実績もデュエマ甲子園レギュラークラス日本一をはじめ非常に多い。 しかし、殿堂入りしていた時期にコスト踏み倒しメタが大量に収録された事や環境の高速化が要因となり、殿堂解除した双極篇以降の環境ではファンデッキ止まりの扱いとなっている。 後に《キング・マニフェスト》が登場してからは【キューブマニフェスト】と呼ばれたり、《混沌紳士 トリックスタァ》が登場してからは【トリックスタァキューブ】と呼ばれたりしている。
【ミラクルとミステリーの扉】と異なり、《ミステリー・キューブ》はめくったカード1枚がそのまま踏み倒されるため、《フェアリー・ライフ》等の軽量マナブーストは比較的少なめ。 踏み倒す大型クリーチャーの色のバランスをとり、《フェアリー・ミラクル》で高速マナブーストを狙う【5色フェアリー・ミラクル】とのハイブリッド型にしたタイプや、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》と相性のいいランデスカードを投入した【サイクリカランデス】との折衷型、【連ドラ】型など、バリエーションは様々。 双極篇以降はツインパクトの登場によって、クリーチャーの踏み倒しもしやすくなり、墓地に呪文も溜めやすくなったりと至れり尽くせりだが、コスト踏み倒しメタにはくれぐれも気を付けなくてはならない。 主要カード
候補カード・ツインパクト
候補カード・踏み倒し持ちのクリーチャー
候補カード・クリーチャー
候補カード・呪文
候補カード・プレミアム殿堂
弱点呪文によるコスト踏み倒しが中心となる構成上、呪文メタは天敵。 とは言え何とかマナブーストさえ決まれば、それらを使う相手にも素のカードパワーで戦っていくことはできる。 《デュエマの鬼!キクチ師範代》や《とこしえの超人》もサーチや手札からの踏み倒しは防げないため、完全な対策とは言えない。
このデッキの歴史《勝利宣言 鬼丸「覇」》の登場以降、環境において猛威を振るった【ミラクルとミステリーの扉】のリペアである【獰猛ブラスター】の更なるリペアとして考案されたデッキであり、デッキタイプとしての【ミラクルとミステリーの扉】の最終形態でもある。以下のように関連カードの数々の殿堂入り、プレミアム殿堂を物ともせず、ドラゴン・サーガ環境までメタゲームの一角に居座り続けてきた。先達に負けず運要素が強く、うまくいけば序盤からゲームの優勢を決定づける重量級カードを踏み倒せてしまったため、その運ゲーと理不尽な強さを嫌うプレイヤーも少なくなかった。 しかし、その後にDMR-13で墓地の呪文をコスト踏み倒しできる《龍素記号Sr スペルサイクリカ》が登場したことで、デッキタイプとしての優位性が高まった。かつての爆発力や防御力は失われていた上、同時期には《「覇」》までもが殿堂入りに指定されたものの、《サイクリカ》により《ミステリー・キューブ》や《転生プログラム》を使い回すことで手数が増し、ランダム性の高かった踏み倒しがブーストを絡めながら何度も繰り返されることになり、踏み倒しの成功率を高めることとなる。 因みに《メンデルスゾーン》を初動としたドラゴン基盤型は当時まだ不安定で、《メンデルスゾーン》を素で引けなければゲームにならなかったため、ファンデッキに近かった。 「全国大会2014デュエマ甲子園 日本一決定戦」レギュラークラス優勝などの実績を残した。 2015年3月14日付の《ミステリー・キューブ》殿堂入りを以てとうとう環境から姿を消すこととなる。殿堂入り発表時には、「当然」といった声も多かった。更に、防御力を大きく底上げしていた《超次元ホワイトグリーン・ホール》が殿堂入り、そしてその《超次元ホワイトグリーン・ホール》や《転生プログラム》を自在にリクルートしていた《蒼狼の始祖アマテラス》までもがプレミアム殿堂に指定され、とうとう【ミラクルとミステリーの扉】リペアの系譜は完全に途絶えることとなった。 だが、2019年1月21日付で《ミステリー・キューブ》が殿堂解除となった為、この再びデッキを組むことができるようになった。しかし殿堂入りとなった当時と違い環境の高速化とコスト踏み倒しメタカードが豊富な為、このデッキが再び頭角を現すのは少し難しくなっている。 DMRP-06期には《ミステリー・ディザスター》によるリペア型がチャンピオンシップ準優勝を記録している。 これを皮切りに愛好家筋の中では使われるデッキとして定着。【チェイングラスパーループ】にも使われる自然のコスト踏み倒しクリーチャーにデッキを寄せ、フィニッシャーをいわゆる「VANモアイワルド」体制にした構築が1つのリペア型として成立したが、ファンデッキの域を出ない。 王来篇期にはファッティの大幅強化によってオリジナルで偶に上位入賞が報告され、それなりにチャンピオンシップで見かけるが、やはり確実性が無い点やソリティア性能が低い点から普通の【5色コントロール】の劣化でありファンデッキ止まりである。 2022年7月1日の殿堂解除により、かつて核として活躍した《ミラクルとミステリーの扉》が殿堂入りに、《獰猛なる大地》が4枚に降格。それでも環境入りとまではいかなかったが、殿堂解除までに《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》や《禁時混成王 ドキンダンテXXII》、《神歌と繚嵐の扉》など相性の良いカードも多く獲得しており、確実に強化を続けている。 DM22-EX1で《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》を獲得。山札圧縮、リソース確保に役立ち、このカードの登場以降しばらくは《ミステリー・キューブ》と《獅子王の紋章》を呼び出し手段とした型のチャンピオンシップ上位入賞が散見された。また、《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》、《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》のようなパワー12000以上基盤型に向いたパーツも獲得している。 DM23-RP2で《幻想と伝承の決断》を獲得。 2023年8月11日付で《勝利宣言 鬼丸「覇」》が殿堂解除。 影響を受け殿堂入りとなったカード
参考
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