《ザ・ストロング・スパイラル》
ザ・ストロング・スパイラル C 水文明 (2) |
呪文 |
バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。 |
バトルゾーンに自分のパワー6000以上のクリーチャーがあれば、カードを1枚引いてもよい。 |
DM-33で登場した名前に「ザ・ストロング」と付く水の呪文。
このカードはバウンスの効果を持つ。
基本的にはかつて殿堂入りしていた《スパイラル・ゲート》に近いスペックで、そちらからS・トリガーが消えたかわりに条件付きのドローが付いてきた。
コスト論的にはバウンスは3コスト相当なので、条件を満たさずとも《スパイラル・ゲート》と同じくスペックはかなり高め。無理して条件を満たす必要はないだろう。
条件を満たせばハンドアドバンテージを失わないバウンスとなり、さらに高いコストパフォーマンスを発揮する。
新たな時代を開く高スペックバウンスカードである。
覚醒編当時はあらゆるデッキがサイキック・クリーチャーを出してきたため、軽量除去は入れないとゲームにならなかった。【白青黒超次元】がトップメタに君臨できたのは、これと《スパイラル・ゲート》《魂と記憶の盾》で質の高い除去を6枚体制にできたことが大きい。また、それらすべてを《超次元ドラヴィタ・ホール》で墓地回収できた。
自分の《天雷の導士アヴァラルド公》をバウンスしてcipを使い回す動きも強力だった。
- カードに書かれた順番で処理するので、バウンスによって自分のパワー6000以上のクリーチャーがいなくなってしまった場合、ドローはできない。
- ブーストからフィニッシャーに繋げていく【ターボ】などと相性が良い。早い段階で高パワークリーチャーを出せるので、序盤から終盤まで役立つだろう。またビートダウンでもバウンス対象に制限が無く、進化クリーチャーなどで追加条件も満たしやすいため、悪くないと言える。
- 青単に入れたいところだが、ドローの事を考えるとパワー6000以上が少ない青単では少々採用しづらかった。《プラチナ・ワルスラS》という非常に相性のいいクリーチャーの登場は、この呪文にとっては追い風であろう。
ザ・ストロング・スパイラル C 水文明 (3) |
呪文 |
相手のクリーチャー1体を手札に戻す。 |
自分のパワー6000以上のクリーチャーがあれば、カードを1枚引く。 |
DMPP-14で実装。バウンスは相手側のみ、ドローは強制とデュエプレ共通の変更に加え、コスト3になった。
DM-33で登場した呪文サイクル。
いずれもカード名が「ザ・ストロング・〜」であり、パワー6000以上の自分のクリーチャーがいれば任意でドローできる。
DMRP-18でも類似のサイクルが登場。
上記サイクルと異なりドローが強制になってしまった代わりに、S・トリガーを共通して持つ。
関連カード
収録セット
参考