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再誕の聖地 UC 自然文明 (5) |
呪文 |
自分の墓地にあるカードをすべて、タップしてマナゾーンに置く。 |
自分の墓地にあるカードをすべてタップしてマナゾーンに置く豪快な呪文能力を持つ。
言うまでもなく墓地肥やしとの相性は抜群であり、あらかじめ何枚ものカードを落としておけば、大量のマナブーストができる。
例えば《カラフル・ダンス》を使うと6枚ものカードが墓地に落ちるため、一気にマナが11枚以上になる脅威のマナブーストができる。
他には《プライマル・スクリーム》や《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》、《戦略のD・H アツト》や《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》など定番の墓地肥やしともすんなり組み合わせることができる。
3枚マナブーストする《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》が6マナであることを考えると、目標は5〜6枚か。その程度マナブーストできれば一瞬で11マナ圏に達するので、各種ゼニスやインビンシブル呪文にも楽々手が届く。
反面コンボ要素が強くなるため、デッキのカードパワーが下がりがちになる点には注意。単に10マナ程度溜めるだけならば《セブンス・タワー》や《スーパー大番長「四つ牙」》などで十分なため、一気にマナを増やす意義を見出したい。
また、マナゾーンに置かれるカードは全てタップインされるため、唱えたターン中に行動を起こすことはほぼできない。返しの相手のターンにハンデスなどの妨害や一斉攻撃を受けてしまいがちなので、それらの対策は必須と言える。
その分成功すればマナが十分潤うので、重めのマッドネスやS・トリガーを採用しやすくなるのは利点だろう。
派手なスペックに目が行きがちだが、使いこなすにはしっかりしたデッキビルディングが必要である。
総じて上級者向けのカードと言えるだろう。