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堕魔 ヴォガイガ VR 闇文明 (4) |
クリーチャー:マフィ・ギャング/魔導具 4000 |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。 |
自分の魔導具クリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
cipで山札の上から4枚を墓地に置き、闇のカードを一枚手札に戻す能力と、自分の魔導具クリーチャーを召喚するコストを1軽減する能力を持つ。
一見すると《白骨の守護者ホネンビー》と同じ墓地肥やし兼墓地回収のようだが、細部は少々異なる。
《ホネンビー》が墓地肥やしの後にクリーチャーを1体回収することが出来るのに対し、こちらは「闇のカード1枚」である。クリーチャー以外のカードも回収できるようになったが、闇以外のカードは拾えなくなってしまった。また《ホネンビー》とは違い効果は強制である。
回収対象はどちらも一長一短なので、他の能力も含めてデッキにマッチした方を選択しよう。
クリーチャーの魔導具は基本的にマフィ・ギャングでもあるため、魔導具を中心としたデッキであれば《一番隊 バギン16号》と合わせてコスト軽減8枚体制のデッキを組むことが出来るようになった。このクリーチャー自身も《一番隊 バギン16号》から繋がるのは利点。
《卍 デ・スザーク 卍》を使うデッキであれば魔導具の展開が重要となるので一つ目の能力と合わせて潤滑油としての効果が期待できる。
魔導具デッキ以外の面では闇で墓地の呪文を回収できるカードというところも利点となる。
闇が墓地の呪文を利用する手段といえば《邪眼皇ロマノフI世》のような重いカードが多かったが、このカードの登場で軽いコストから墓地肥やしを行いつつ無理なく回収できるようになった。
《戒王の封》や《七王の円卓》といった墓地肥やし戦術と併用したい闇の呪文が増えてきたこともあって、闇の単色デッキでも呪文と墓地肥やしの両立がしやすくなったと言えるだろう。
欠点は上記のように効果が強制であるため山札が減ってきた後半では出しづらい点。その場合は《堕魔 ヴァイシング》で回収する方が良い。