【ドルマゲドン
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FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜 FFL 闇/火文明 (マナコストなし) | |
最終禁断フィールド | |
この最終禁断フィールドは、ゲーム開始時、四隅に封印を1つずつ付けてリンクしたフィールドとしてバトルゾーンに置く。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く) | |
バトルゾーンにある自分の封印は、各ターンに1つだけ、闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚または「侵略ZERO」を使ってバトルゾーンに出すことによってのみ、外すことができる。(外した封印は墓地に置く) | |
自分は、コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できない。 | |
この最終禁断フィールドはバトルゾーンを離れない。 | |
(左上)α:このカードから封印が外された時、相手のパワー1111以下のクリーチャーを1体、破壊する。 | (右上)δ:このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「スレイヤー」を与える。 |
(左下)β:このカードから封印が外された時、このターン、自分のクリーチャー1体に「パワーアタッカー+2222」を与える。 | (右下)γ:禁断爆発:このカードから封印が外された時、この最終禁断フィールドに封印が1つもなければ、裏返し、1体のクリーチャーとして合体させる。 |
禁断爆発後⇒《終焉の禁断 ドルマゲドンX》 |
終焉の禁断 ドルマゲドンX FFL 闇/火文明 (999) |
最終禁断クリーチャー:(種族なし) 999999 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する) |
相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。 |
このクリーチャーに封印を付けることはできない。 |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。 |
このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。 |
禁断爆発前⇒《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》 |
2〜3ターン目は《勇愛の天秤》などで手札を整えつつ《終断δ ドルハカバ》を墓地に仕込む。3ターン目にチャージャー呪文を唱えられたら4ターン目からコスト5以上のコマンドを召喚して封印解除に取り掛かる。
《禁断V キザム》などのコマンドS・トリガー獣は守りを維持しつつ封印も外せるため一石二鳥。また、それらの多くが《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印解除時の能力と相性が良い点も見逃せない。
《終断δ ドルハカバ》や《終断α ドルーター》などイニシャルズXの能力には「自分のフィールドがあれば」という発動条件が課せられているが、そもそも最終禁断フィールドの《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》はゲーム開始時から存在するため実質無条件に等しい。ただし、一旦禁断爆発すると当然その後は最終禁断フィールドも消失し、《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》(禁断フィールド)や《Dの終断 ドルマゲドン・エリア》(D2フィールド)等の別のフィールドを展開しない限り準バニラとなってしまうので注意。
《終焉の禁断 ドルマゲドンX》 | 禁断爆発時に全体封印。999999のパワーと除去耐性を誇る |
《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》 | 火と闇のコマンドのコストを2軽減する禁断フィールド。 |
闇のコマンド |
赤のコマンド |
黒赤のコマンド |
《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》 | マナ回収か墓地回収を選べるS・トリガー獣 |
《轟牙忍 ハヤブサリュウ》 | ニンジャ・ストライク7を持つブロッカースピードアタッカー。 |
《闇参謀グラン・ギニョール》 | S・トリガーかムゲンクライム2 で出現 cipでバウンスor墓地肥やし&手札補充 |
その他候補 |
《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》 | 定番除去サイキック・クリーチャー |
《勝利のガイアール・カイザー》 | 定番スピードアタッカーコマンドサイキック・クリーチャー。侵略なしでの運用が基本 |
《時空の禁断 レッドゾーンX》 | P侵略でコスト5以上の闇の非サイキック・クリーチャーの上に重なる。非進化から進化した時1ディスカード&その後相手1体のパワーを9000低下 |
《時空の鼓動 ブラックX》 | ブロッカー&W・ブレイカー コスト5以下からのアンタッチャブル |
《STARSCREAM -ALT MODE-》 | スピードアタッカーのコマンド |
《銀河大剣 ガイハート》 | 装備クリーチャーをスピードアタッカー化。《最終龍覇 ボロフ》と合わせて |
《将龍剣 ガイアール》 | 装備時に相手1体と効果バトル 《最終龍覇 ボロフ》と合わせて |
《神光の龍槍 ウルオヴェリア》 | ブロッカー付与 |
「超CS in 熊本」ベスト8
レシピは大会事務局が公表
■サイキック・クリーチャー | 文明 | 枚数 |
《時空の喧嘩屋キル》 | 火 | 1 |
《時空の英雄アンタッチャブル》 | 光 | 1 |
《ヴォルグ・サンダー》 | 闇 | 1 |
《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》 | 闇 | 1 |
《勝利のプリンプリン》 | 光/水/自然 | 2 |
《勝利のリュウセイ・カイザー》 | 水/闇/火 | 1 |
《勝利のガイアール・カイザー》 | 闇/火/自然 | 1 |
序盤は《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》や《鬼寄せの術》を使って3ターン目に《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》や《悪魔龍 ダークマスターズ》を着地させハンデスにより相手のテンポを乱すのが理想的。
序盤の相手クリーチャーは《D2V3 終断のレッドトロン》や《炎龍覇 グレンアイラ》等で処理していく。
それでも攻撃された場合は、豊富なS・トリガーコマンドで迎え撃つ。
ハンデス、除去と厚い受けで相手の動きが鈍っている隙にこちらはコマンドを並べて封印を外し、禁断爆発の準備を進めつつ《時空の禁断 レッドゾーンX》や《銀河大剣 ガイハート》を絡めてビートダウンを仕掛けフィニッシュする。
《終断δ ドルハカバ》と《S級不死 デッドゾーン》による継続的なビートダウンプランと、
《爆霊魔 タイガニトロ》や《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》による継続的なハンデスのコントロールプランの両方が取れる柔軟性と粘り強さ、
そして《終焉の禁断 ドルマゲドンX》によるカウンター性能に加え、構築によってはデッキの半分以上が受けで固められるため、速攻やビートダウンに対しては強固と言える。
《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》登場以降は、《鬼寄せの術》と合わせて最速3ターン目に《悪魔龍 ダークマスターズ》を召喚することも可能。
《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の常在型能力によって相手の封印は墓地に置けなくなるためたとえS・トリガーで凌がれても逆転されにくく、今引きのスピードアタッカー1体程度なら《終断γ ドルブロ》や《Disオウジェノ》でブロックできる。
《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》への依存度が高く、展開できていない場合のゲームメイクが難しい。
《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》等の採用で軽減できるが、基本的に相手への妨害は除去とハンデスしかできないため、その両方に強い耐性があるデッキには不利な戦いを強いられる。
また、【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】や【モルト NEXT】といったデッキにはS・トリガーが単体除去に寄っている性質上貫通されてしまいやすい。
特に【青赤緑モルトNEXT】との対面では、低パワーのS・トリガーコマンドを《禁断竜王 Vol-Val-8》で一掃されてしまうのが厄介。3ターン目から4ターン目に過剰打点のついでに《禁断竜王 Vol-Val-8》の全体火力と耐性で圧殺されるのは負けパターンの代表的な1つ。
《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》で《禁断》を宣言される展開も厳しい。
強力な白黒赤系のカードを使うために3色で構築した型。
基本的な動きは黒赤と同じ。
《魔光神官ルドルフ・アルカディア》 | 色の合うパワーカード。進化獣踏み倒しと防御札 |
《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》 | コマンド戦略を強化 |
《聖魔連結王 ドルファディロム》 | 多色以外を否定する言わずと知れたパワーカード。コマンドなので封印解放要員にもなる |
《覚醒連結 XXDDZ》 | 全軍にスピードアタッカーとスレイヤーを付与し、呪文をロックする |
《熱核連結 ガイアトム・シックス》 | cipとEXライフシールドが離れた時に火力、選ばれるとオールハンデス |
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》 | 《バサラ・ホール》などと相性がよい大型ブロッカー |
《最終龍覇 グレンモルト》 | 臨機応変にドラグハート・ウエポンを出せる強力な耐性持ちフィニッシャー |
《灰燼と天門の儀式》 | 1枚でできることが多い |
《次世代龍覇 グレングラッサ/「ここはまかせて、お姉ちゃん!」》 | ささやかだが除去と装備ができる/このデッキでは基本オールタップ効果だけ |
《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》 | 召喚コスト軽減&cipで自分よりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊し次の相手のターン展開制限 |
《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》 | エンジェル・コマンドを3分の1以上採用するなら |
《禁断の轟速 ブラックゾーン》 | 侵略でも踏み倒せる |
《アルカディアス・モモキング》 | タップインと呪文封じを持つ強力な制圧獣。 |
《グーゴル <XENOM.Star>》 | 場だけでなくマナもタップインさせる。 |
《魔の革命 デス・ザ・ロスト》 | cipでオールハンデス。革命0で逆転も狙える。 |
《時の革命 ミラダンテ》 | cipで相手を全フリーズし、革命0で相手に召喚ロック |
《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》 | 多色以外の呪文の詠唱コストを5加重。コスト踏み倒し指定の呪文ロックでカウンター封じも |
《終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー》 | 5枚目以降の初動兼S・トリガー。 |
《D2V3 終断のレッドトロン/フォビドゥン・ハンド》 | 上面は軽量除去、下面は強力なS・トリガー呪文。 |
《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》 | 《ルドルフ》に次ぎ《SUNRISE》から繋いで強力なセルフハンデス持ちシステムクリーチャー。 |
《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》 | 効果バトルを持つS・トリガードラグナー。下面で《最終モルト》の早出しも。 |
《最終龍覇 ボロフ》 | サルベージ持ちS・トリガードラグナー。 |
《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》 | クリーチャーと呪文の回数に制限を設ける |
《新世界王の権威》 | 色の合うキング・セル |
《勇愛の天秤》 | 手札入れ替え |
《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》 | クリーチャー面で大量ブレイク。 呪文面でマナ加速&ドロー |
《漢気の2号 ボスカツ》 | cipで1ランダムハンデスを行い落とした手札の文明を含むコスト8以下の多色クリーチャーを手札からコスト踏み倒しSA |
《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》から《魔光神官ルドルフ・アルカディア》に繋ぎ、最速3ターン目にして強力な進化クリーチャーを着地させ制圧するのが理想。
相手の動きを縛ったらこちらは《最終龍覇 グレンモルト》や《聖魔連結王 ドルファディロム》といったパワーカードでより強力な布陣を敷き、確実な勝利を目指そう。
最速3ターン目に《アルカディアス・モモキング》や《デス・ザ・ロスト》といったゲームを決定づけるクリーチャーを着地できる点が最大の魅力。
豊富な受けに加えて禁断爆発の圧力もあるためビートダウンには強く出られる【ドルマゲドンX】系統の強みもそのまま。
また、従来の黒赤構築の【ドルマゲドンX】に比べて1枚1枚のカードパワーの高いことも特徴で、長期戦にもつれ込んだ時に禁断爆発に頼らずに逆転しやすい。
短所は《魔光神官ルドルフ・アルカディア》への依存度が高くなりやすく、《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》か《ルドルフ》のどちらが欠けても序盤のゲームメイクが難しい。
また、色の要求もきつく初手で白黒赤の多色をマナチャージできなければ《SUNRISE》と《ルドルフ》が揃っていても最速着地が非常に困難となる。
進化クリーチャーを多めに採用しているのに加えてリソース確保が不得意な白黒赤というカラーリングのためとにかく手札事故、多色事故が最大の敵。
《FORBIDDEN SUNRISE》登場以前の黒赤型の全盛期はDMR-23期。当時は《異端流し オニカマス》のような除去耐性付きのコスト踏み倒しメタは存在せず、《復讐 ブラックサイコ》と《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》が無制限であったため、手札も切れにくく《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》で侵略先のハンデスや除去を繰り返し使えたため、ビートダウンからコントロール、果てはループに至るまで様々なタイプのデッキに有利だった。特に【緑単ループ】などのようにコンボパーツとしての盤面や手札を整える必要があるデッキには、こちらの始動が間に合えば絶大な妨害性能を発揮した。
DMRP-01期直前には主要パーツの《復讐 ブラックサイコ》と《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》が殿堂入りし、黒赤型は大幅に弱体化するも、《復讐 ブラックサイコ》を《爆霊魔 タイガニトロ》でリペアすることでなんとか環境に残留した。
一方、同時期に登場した《異端流し オニカマス》のコスト踏み倒しメタ能力がバウンスであることを逆手に取って、相手が《異端流し オニカマス》で除去したらサイキック・クリーチャーのcipを使い回してアドバンテージを取る【青黒緑ドルマゲドン】が成立。
DMRP-08発売直前には、【黒緑ドルマゲドン】がメタゲーム入り。
型自体は新章デュエル・マスターズに存在していたが、2019年1月下旬のチャンピオンシップ優勝を果たしたことで著名になった。
その後、【白黒緑ドルマゲドン】を最後に長らく《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を主軸に据えたデッキは環境から姿を消していたが、【ドルマゲドンX】をテーマとしたクロニクルデッキ、DMBD-21が発売されると、その新規カードを取り込み《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》と《鬼寄せの術》でコマンドの早出しに特化した赤黒型がチャンピオンシップで優勝を果たし、それをきっかけに環境で一定の活躍を見せるようになった。
『DMGP2022』Day1(アドバンス)では【5色グレンモルト】、【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】と使用率同率2位の、ベスト128進出者中13人使用を記録。
DM23-SD1・DM23-SD2発売1週間前には新戦力の《魔光神官ルドルフ・アルカディア》と《アルカディアス・モモキング》を軸とした【ルドルフドルマゲドン】が優勝した。
DM23-EX1で《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》を獲得。チャージャーと《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》、《鬼寄せの術》を組み合わせれば、何とかクリーチャー面も出せないこともないが、基本は呪文面の除去が使われる。
DM23-RP1発売日には《ドンドン吹雪くナウ》や《龍素知新》、《サイバー・I・チョイス》や《ブレイン・スラッシュ》、《音素記号Bm エネルジコ/♪水面から 天掴まんと するチャージャー》の水を足し、水の墓地戦術に寄せた【青黒赤ドルマゲドン】なる型がチャンピオンシップで優勝。
DM23-BD2・DM23-BD3期には《魔の革命 デス・ザ・ロスト》4枚積み型の【ルドルフドルマゲドン】が128人規模のチャンピオンシップで優勝。当然そのコストは《鬼寄せの術》や《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》でコスト軽減して払う。
DM23-RP4期には、《魔の革命 デス・ザ・ロスト》4枚積みに加え、《アルカディアス・モモキング》2枚、《闇鎧亜キング・アルカディアス》1枚を積んだ型の【ルドルフドルマゲドン】が実測参加者58人のチャンピオンシップで優勝。それ以外にも《闇鎧亜キング・アルカディアス》型はこの頃に入賞報告された【ルドルフドルマゲドン】に散見される。【ヘブンズ・ゲート】に入る光単色のブロッカーに刺さり、カウンター封じにある程度なるのが理由かもしれない。
DM23-BD4・DM23-BD5・DM23-BD6・DM23-BD7最終週末には、【ルドルフドルマゲドン】をアドバンス卓で使ったチームが、82チーム参加の3人1チーム混合チャンピオンシップ(A卓がアドバンス、B・C卓がオリジナル)で優勝。
2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂直後、オリジナル仕様の【白黒赤ルドルフ】の入賞が続出。除去やS・トリガーのインフレによって既に《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印外し効果に頼る必要が無くなり、侵略サイキックがなくとも相手への干渉が《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》や《魔の革命 デス・ザ・ロスト》で事足りるのが、入賞数を伸ばした要因と言えよう。
2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂から10日近く後の祝日に行われたアドバンスのチャンピオンシップでは、優勝、準優勝、4位入賞を【白黒赤ルドルフドルマゲドン】が独占。
DM23-EX3期のアドバンスで《灰燼と天門の儀式》を2枚程度採用した【白黒赤ドルマゲドン】が台頭。
『全国大会2023』では予選に使用されたアドバンスのデッキとして【白黒赤ドルマゲドン】括りで48人中5人使用と【卍夜】と同率で使用率3位を記録。決勝ラウンド準優勝者も予選で使用。
『DMGP2024-1st』Day1個人戦(アドバンス)では【白黒赤ドルマゲドン】括りでベスト128進出者中9人使用と予選実績6位。ベスト8にも1人残っているが、カウンター封じに《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》を2枚採用した型であった。恐らくは【ムザルミ天門】の《ヘブンズ・ゲート》や《Rev.タイマン》などへの対策であったと推測される。
ゴールデンウィーク明けには《メガ・ブレード・ドラゴン》を3枚搭載した【赤黒ドルマゲドン】が結果を出した(32人参加、3位)。同構築はまた、S・トリガー運用前提で唯一の水マナである《闇参謀グラン・ギニョール》を4枚採用し、クリーチャー側をプレイしてカウンターを構えるために《シェケダン・ドメ・ゲルス/ドメスティック・アイ》を2枚採用し、他にも《頂上印鑑 パラキン8th/「魔物が居るな……」》4枚を《禁断の轟速 ブラックゾーン》への侵略元を兼ねて呪文側重視で採用した変則の型であった。
7月上旬には【モルトNEXT】対策として《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》を2枚採用した型が確認された(29人参加、準優勝)。そのレシピにはメタクリーチャーによる詰み盤面回避として《助招!コッピ&Machine》も2枚採用され、【ブラックXENARCH】への対策として《芸魔桂馬 バセヌテレジ》が2枚採用されていた。
『DMGP2024-2nd』Day1のアドバンス部門では【赤黒ドルマゲドン】に予選通過のベスト128入りが3人。本戦では【赤黒ドルマゲドン】がベスト8に残った。そちらは《悪夢神バロム・ナイトメア》に寄せたデーモン・コマンド基盤であったが、《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》や《最終龍覇 ボロフ》でのビートダウンプランを盛り込んだと思えば詰め用に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を2枚採用しており、基盤に《混沌の獅子デスライガー/カオス・チャージャー》を4枚フル投入した一方でコマンドチャージャーではない《セルリアン・アックス・ドラゴン/ダブルアックス・チャージャー》2枚採用している他、赤黒構築だが《聖魔連結王 ドルファディロム》2枚、《灰燼と天門の儀式》1枚がタッチ白で投入され、後は《熊田すず》、《龍頭星雲人/零誕祭》、《炎怒の夜 アゲブロム》、《聖斬のコード アシッド》が1枚積みと、変則に変則を重ねた型であった。《聖斬のコード アシッド》は用意さえしていれば《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》で《復活の祈祷師ザビ・ミラ》をループさせて無限に出し入れできる。入賞者によると、元々カジュアル勢であったがこの大会で偶々結果を出してしまったようである。【白黒赤ドルマゲドン】も予選突破者1人を出している。
流石に《深淵の逆転撃》に対しても無対策なままではなく、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》で《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》を用意し、そちらでの横展開を活かして《聖魔連結王 ドルファディロム》を呼び出して守る型が見られるようになった。なお、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》は「バトルゾーンに出る」という概念が無いため、《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》でジャストダイバーを付与することはできない。