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堕魔 ドゥポイズ R 闇文明 (2) |
クリーチャー:マフィ・ギャング/魔導具 8000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを2体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。 |
《学校男》の同型再販。基本的な性能はそちらを参照。
こちらはマフィ・ギャングと魔導具であることでサポートが充実している。
バトルゾーンの味方クリーチャーを減らしてしまうので、通常無月の門を狙っていく際にはやや相性が悪い。しかし一度無月の門が完成してしまえば、そちらを破壊することで再度無月の門を使う準備を整えてくれる。
また、あまりないケースだが魔導具が墓地にはないままバトルゾーンに増えすぎてしまった場合、このクリーチャーで2体墓地送りにすればその場で無月の門の条件を達成できる。
《卍月 ガ・リュザーク 卍》やムーゲッツなら破壊してもリアニメイト可能なため、自分の被害は少なく済む。
マフィ・ギャングとして使ってもスーサイドとの相性は良好なので、《学校男》以上にデメリットをメリットに転化した活躍が期待できるだろう。
学校男同様に場に他の自分のクリーチャーがいないときに出す場合、このクリーチャーだけ破壊すればOK。2〜3ターン目に出せば呪文的に相手の速攻獣を1体倒すことができ、革命チェンジや侵略も一時的に防げる。
殿堂レギュレーション環境ではウィニーを他のクリーチャーで殴り返せるため【デ・スザーク】でも2枚程度の投入が一般的だが、DM・双マーク2ブロック構築環境では【ジョーカーズ】に入る《チョコっとハウス》のパワー3000という数値が殴り返すのに苦労するラインであることから除去札として3枚から4枚積まれる。
双・超マーク2ブロック構築環境ではGRクリーチャーやジョーカーズへの対策として【青黒GRハンデス】に3枚投入されるケースが目立った。単純に2ターン目のこれ→3ターン目の《改造治療院》→4ターン目に《改造治療院》で回収したこれ、という流れが強力。選んでいる訳ではないので双・超2ブロックに多い《Wave All ウェイボール》も処理できる。
DMBD-12でオーラでありGR召喚ができる上に4コスト支払って自軍1体破壊で打ち止めるか、2コストで出して同じように使うことが選べる《斬罪 シ蔑ザンド》が登場。こちらは魔導具サポートを受けられる、クリーチャー指定の墓地回収の対象になるという明確な差別化点がある上に、ターンエンド時に無月の大罪の破壊コストを要求するあちらとことなりcipの解決以降に出したクリーチャーが破壊されないという利点もある。
オリジナル導入と共に【デ・スザーク】が同レギュレーションの環境に入ると、このカードの需要も回復。【ゼロ・ルピアループ】でも軽量除去兼ソリティアパーツの再利用手段として利用されている。
【青黒緑ハンデス有象夢造】でも主要軽量除去として使われており、《学校男》、《コオニ弁天》と共に1枚積みの墳墓避け採用がされている。何と言っても《有象夢造》でのリアニメイト範囲内であるのが大きく、《悪臭怪人ゴキーン》を再利用するために自ら破壊する役割も持っている。《絶望と反魂と滅殺の決断》では除去として費用対効果が悪い、《SSS級天災 デッドダムド》に侵略しようにもコスト踏み倒しメタが厄介、といった場合に素出しが楽でメタに掛かりにくいこれらの2コスト軽量除去の出番がやってくるという事である。
2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂の影響で【青黒魔導具】が台頭すると、そのパーツとして徐々に環境で目立つように。
《飛翔龍 5000VT》が流行するにつれ、そちらのロックに引っかからないパワーラインも評価されるようになった。ただ、DM23-RP3期には既に主要な採用デッキの1つであった【青黒緑有象夢造】は退潮している。
2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂により《「無月」の頂 $スザーク$》が殿堂入りに指定されると、【青黒魔導具】のリペアに利用されるようになった。
Q.《堕魔 ドゥポイズ》を出した時、自分のクリーチャーが他にいない時はどうしますか?
A.このクリーチャーのみを破壊します。その後、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊します。
引用元(2019.7.2)
Q.バトルゾーンにいる自分のクリーチャーが《アーテル・ゴルギーニ》のみの状況で、自分は《堕魔 ドゥポイズ》を出しました。
《堕魔 ドゥポイズ》の「出た時」の能力で自分のクリーチャーを2体破壊する際、《アーテル・ゴルギーニ》の「離れる時」の効果でかわりに《堕魔 ドゥポイズ》を破壊し、《アーテル・ゴルギーニ》をバトルゾーンに残せますか?
A.はい、残せます。
引用元(2024.1.18)