【ダッカルパラノーマル】
白青タッチ黒で組まれる、《緑知銀 ダッカル》と《凄惨なる牙 パラノーマル》を組み合わせたデッキ。アーキタイプ自体は《ダッカル》が登場したDMEX-07期から存在したが、ギャラクシールドが登場したDMRP-13期に急速に広まり、【白青ギャラクシールド】の一種にもなった。
主役
主要カード
その他候補カード
概要
《緑知銀 ダッカル》を使ってギャラクシールドカードか《凄惨なる牙 パラノーマル》を表向きにシールドゾーンに置いていくデッキ。
《緑知銀 ダッカル》がいる状態で、山札操作呪文を唱えれば、理想のカードをシールドゾーンに置きやすくなる。
【バーンメアジョーカーズ】や【ドッカンデイヤー】などの低パワーのGRクリーチャーを主力にするデッキにはめっぽう強い。
《凄惨なる牙 パラノーマル》が1体でもシールドゾーンで表向きにあれば、マナドライブ持ちのGRクリーチャーや《せんすいカンちゃん》や《無限合体 ダンダルダBB》が捲れても自動的に処理できる。
《サザン・エー》や《クリスマIII》、《ヨミジ 丁-二式》などの自壊をトリガーとする能力を持つクリーチャーは、cipの解決の前にパワー0になって墓地に置かれるので、自壊することができずに能力は不発に終わってしまう。
また《斬罪 シ蔑ザンド》や《κβバライフ》などのオレガ・オーラも、GR召喚したGRクリーチャーに付く前に装着先が破壊されてしまうため、場に出ることができずcip能力を使うことが出来なくなる。
序盤からファッティを飛ばしてくる【赤単ブランド】や【レッドゾーン】に対しては、相性は五分五分。それらのメタカードとして《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の採用も考えられるが、それに枠を割く余裕があるかどうかが問題となってくる。
その他
- 2023年5月にアップロードされた「殿堂ゼロ王」第7試合準決勝ではブライトン氏がこのデッキの基盤の【ヒラメキシャコガイル】で【ダーツデリート】を握ったじゃきー氏と対戦。ケアに次ぐケアでじゃきー氏を包囲したブライトン氏はそのままの流れで先攻10ターン目まで凌いで勝利。
- 決勝戦では【ジャックメイカー】を使用したアーチー氏と対戦。そのメタ性能、防御性能をいかんなく発揮し、2-1で2本先取の戦いを勝ち抜いた。
- このデッキの台頭は、皮肉にも「場に出して破壊される」という一手間こそがシールド・ゴーの致命的な欠陥であるとプレイヤーに再認識させた事例であると言える。
参考