幽幻人形(ゆうげんにんぎょう)キヨ&(アンド)ヨン&(アンド)シー》

幽幻人形キヨ&ヨン&シー SR 闇文明 (6)
クリーチャー:デスパペット 6000
自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンに闇文明があり、相手の手札または相手のシールドゾーンのどちらかにカードが6枚以上あり、このターン中に自分の《幽幻人形キヨ&ヨン&シー》が出ていなければ、このクリーチャーを自分の手札または墓地から出してもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。

DM24-RP3で登場したデスパペット
を使用していて相手の手札シールドが6枚以上であればターンに1度手札墓地から踏み倒すことができ、cipで2枚ランダムハンデスするW・ブレイカー

踏み倒し条件のうち、シールド6枚についてはシールド送りの手段、具体的には《シディアン・ビーティス》《密かで華麗なるカイタイ》《魂と記憶の盾》辺りと組ませれば簡単に条件達成できる。
《スケルトン・バイス》プレミアム殿堂になったのは最速3ターン目に使えるが故だったので、このクリーチャーもできれば3ターン目にはバトルゾーンに出したい。

「相手の手札が6枚以上」という部分では威力が低い。ピーピングハンデス以外のハンデスは相手の手札を少なくすればするほど相手の動きが鈍るが、手札6枚に2ハンデスをしても相手の手札が4枚残ってしまい、行動不能に陥らせる期待は薄い。

ただ、単なるアタッカーとしてもシールド攻撃するだけで手札6枚以上を能動的に満たしにいける。無料で出る追加の打点としてのスペックは決して悪いものではない。
しかし、デュエマの鉄則から考えて、自分のターンに中途半端に相手に手札を献上する→相手にターンを返して自身が5枚以下になるまで手札を使い切れずターンエンドする→このタイムラグで自分のターン開始ステップに召喚酔いする2打点を踏み倒すというプロセスを踏むカードが圧力をかけるビートダウンになるとは考えづらいのが難点。

他のカード・デッキとの相性

その他

  • カード名の由来は1986年に放映された香港映画の「幽幻道士」だろう。日本で放映される際「幽幻道士 キョンシーズ」のタイトルが付けられており、その名の通り中国版ゾンビともいえるキョンシーを題材にしている。
  • イラストでは3人のクリーチャーの内、目を札で隠されている個体と口を札で塞がれている個体がおり、一見して「見ざる聞かざる言わざる」を意識しているようだが、もう1体の耳は普通に露出している。
  • 相手側の条件を満たした状態でゲームが始まるデュエパーティーでは2ターン目から容易に出せてしまう。強力なのはよいが理不尽感も強く、レベル3以外の卓でプレイすることはとても推奨できない。
    パートナーにする分には一度普通に召喚した上で手札墓地へ送られてからの活躍になるので幾分か真っ当な挙動でプレイできる。

フレーバーテキスト

収録セット

参考