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超天使 ゴルドラン・ゴルギーニ OR 光文明 (10) |
クリーチャー:メカ・エンジェル・コマンド 14000 |
ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない) |
ブロッカー |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。 |
自分のクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。その後、自分のシールドが10以上あれば、自分のシールドを好きな数表向きにする。その中からクリーチャーをすべて出し、残りを手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 |
DM24-RP3で登場した光のメカ・エンジェル・コマンド。
cipで離れない耐性を得るパワー14000のブロッカーT・ブレイカー。
新能力ハイパーエナジーを持ち、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてコスト軽減できる。また、自分のクリーチャーにシールド追加&シールド10以上の時好きな数のシールドを表向きにしてその中のクリーチャーをコスト踏み倒し、クリーチャー以外をシールド回収のアタックトリガーを与える。
コスト軽減の種としてタップしたクリーチャーを離れないブロッカーである自身で守り、次のターンで一気にアタックトリガーを使う設計となっている。
ハイパーエナジーのことは考えずに《ヘブンズ・ゲート》で出しても良いだろう。離れないを持つので場持ちも良く、種族もメカ・エンジェル・コマンドなのでエンジェル・コマンドサポートも受けられる。
タイムラグなく活躍させる鍵は「自分のクリーチャーが攻撃する時」にあるが、コスト10という高い名目コストを考えればハイパーエナジーで複数体の味方のタップが要求され、すなわち召喚と同じターンのアタッカーの数を自ら減らしてしまうため自身の諸々の能力の噛み合わせは悪い。1体のブロッカーで守れるのは1体だけである。
自分も含んだ自軍クリーチャーに付与するアタックトリガーは、シールド追加により防御を固める堅実さとクリーチャーなら何でもコスト踏み倒しができるロマン性が両立したもの。
《CRYMAX ジャオウガ》の減少の影響で、能力発動の副産物として地道にシールドを増やしてリーサル対策をするという戦術が決してネタではなくなっている一方、自分のシールドを9つ以下の範囲で伸ばすだけなら《「正義星帝」 <ダンテ.Star>》でも同じ機能が可能。
また、どれだけ増やしても依然としてワールド・ブレイカーの《DARK MATERIAL COMPLEX》や、無限アタッカーの《終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン》には個数が無意味になるという弱点は変わらない。
そのため、このカードを使うなら、10以上まで増やして追加効果の発動を狙う必要があるだろう。
DM24-RP3期から早速【白青ギャラクシールド】にシールドからのフィニッシャー呼び出し、ワンショットプランのための単純な横展開のために使われるようになった。リソース系の大量展開と相性の良い《水上第九院 シャコガイル》も同時に採用される場合が多い。
DM24-EX4期には【青緑ハイパーエナジー】での採用が見られた。
《暴竜爵》と《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》の遺志を継ぎ、覚醒した《ドラン・ゴルギーニ》。
王道篇背景ストーリーにて、暴竜爵を助けるべく火文明に駆けつけた《ドラン・ゴルギーニ》は、満身創痍の《エン・ゲルス》と仁王立ちのまま佇む《暴竜爵》を目にした。
虫の息となった《エン・ゲルス》は拳を差し出す。そこには「祝福」を意味する文字が刻まれたコインがあった。コインを受け取ると、その手は満足したように地面へと落ちていった。
身体がさらなる炎に包まれた《暴竜爵》は自らの想いと超獣世界の未来を託す。そして《暴竜爵》は炎の中に消え、後にはまだ熱さの残る灰と、《ドラン・ゴルギーニ》のエンジンの咆哮だけが残った。
彼らが守りたかったものは、代わりに自分が守る。《ドラン・ゴルギーニ》は強い覚悟を固めた。するとその時、コインが光り輝き、天を貫く柱となった。
ゴルギーニ・タウンの住人たちはその方角に向けて一様に頭を垂れ、皆が口々に言った。
「祝福あれ」と。
……と、主人公のような覚醒を果たしたが、その後は特に活躍していない。
再び火文明を襲来した《怒りの夜 アゲブロム・バイオレンス》を追い返したが、討伐はできず、直後に《ジャシン》と交戦できる余力も残していた。
ゴルギーニ・タウンを壊滅させ、《暴竜爵》と《エン・ゲルス》を葬った直接の仇である《喜びの夜 エルボロム・ハッピー》をあと一歩のところまで追い詰めたが、その前に魔誕の生贄となったため、仇討ちは果たせなかった。
そして《暴竜爵》が守りたかった世界を守るため、誕生した《悪魔世界ワルドバロム》に戦いを挑むも、デコピンの一発で全身を引き裂かれ、死亡した。ただし同じ攻撃を受けた《ゴルファンタジスタ》は生存している。
《ゴルドラン・ゴルギーニ》亡き後の光文明は凋落の一途を辿っており、影響力の強さが窺える。
王道W背景ストーリーでは《ゴルファンタジスタ》と《Drache der'Zen》がゴルギーニ・タウンに乗り込み、光と水と自然の盟主によるゴルファン財団が結成された。
しかし、光文明はあくまでスポンサー相当の立場のようで、《パクパク・ライフ》《♪甘くなき 和を輪をもって 甘くする》で描かれている会議は《ゴルファンタジスタ》と《Drache der'Zen》の2人で行われており、ゴルギーニ一族の姿はない。そもそも当弾のDM25-RP2でメカ(旧光文明の主要種族)の動向について語られているカードは《ハイクリッド-A4》1枚のみであり、表舞台からも徐々にフェードアウトしつつある。