無限アタッカー

攻撃すると、その攻撃時に何度でもアンタップできる能力を持っているクリーチャーの俗称。

《横綱 義留の富士》《神帝アージュ》などがこれに含まれる。
《ニドギリ・ドラゴン》など、回数が制限されているものは無限アタッカーには含まれない。

《無限掌》タイプ

バトルに勝てばアンタップする能力
強力な能力ではあるものの、相手クリーチャーとのバトルに持ち込まなければ能力が生かせないため、受動的に使えば若干の抑止力程度で終わってしまう。
当然ながらバトルに勝たなければ意味が無いので、最低限のパワーも必要。

《スーパー・スパーク》によるタップや、アンタップキラーなどと非常に相性が良い。

《無限掌》内蔵カード

類似《無限掌》内蔵カード

無限攻撃タイプ

対象を選ばず、攻撃するだけでアンタップできる能力
理論上攻撃できる回数に上限が無いため、相手プレイヤーがこの能力を持つクリーチャーに対処できない状態だと敗北が確定する。

対処する手段は

無条件でこの能力を持つのは《第七神帝サハスラーラ》《神帝ルナティック・ゴッド GS》のみ。

攻撃時のチェックをクリアする事でアンタップできるカード

チェックを常に成功する状態にできれば無限攻撃が可能。

攻撃時に条件付きのアンタップを行えるカード

コンボによって自身がアンタップするようにできれば無限攻撃が可能。

攻撃時のアンタップそのものに条件がないカード

備考

  • 不死身状態の無限ブロッカーに無限アタッカーがバトルで勝つなどの理由で、無限に攻防が続く場合の処理は以下の通り。《無限掌》も参照。

4.5 断片化したループについて

例:
(2)自分の《決着のリュウセイ・ジ・エンド》が攻撃した時、相手がニンジャ・ストライクを使用し、《光牙忍ハヤブサマル》を召喚してその能力で自身をブロッカーにしてブロックを行うことを繰り返すと断片化したループが発生する。結果として自分は《決着のリュウセイ・ジ・エンド》での攻撃を行わず、他に行動がなければターンを終了する。

各プレイヤーの1ターン中、「アンタップする」能力の発動をカード1種あたり20回までとする。

デュエル・マスターズ プレイス内で、無限アタッカーを用いた遅延行為をさせないための制限。
2024年8月29日のメンテナンスで追加された。[1]

すべてのアンタップ効果に一律で設けられるわけではなく、問題が発生するリスクの高いと判断されたカードにのみ名指しで指定される。

各プレイヤーの1ターン中、効果の適用を9回までとする。と同じくカードテキストからは読み取れず、バトルゾーンの該当カードをタップすると効果の有無を確認できる。

ちなみに、1ターンに20回攻撃できれば、上限枚数の関係でほとんどの場合貫通してリーサルができる。「ほとんど」というのは、《神の裏技ゴッド・ウォール》で破壊されなくなっている《悪魔聖霊バルホルス》のように使いまわしできる無限ブロッカーがいたり、《聖霊王イカズチ》《暗黒鎧 ギラン》のコンボ、《剛勇王機フルメタル・レモン》《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》などで発生する耐久手段があると覆されるという意味。

  • バトルゾーンの枠は7つである。その7つがすべて単発ブロッカーである場合、最大7回しかプレイヤーの攻撃を防げない。シールドゾーンの枠は10である。無限アタッカーがシングル・ブレイカーだったとしても、10回シールドブレイクすれば相手のシールドはなくなる。それを足して17回の攻撃を済まし、18回目の攻撃でダイレクトアタックとなるため、無限アタッカーは基本的に単独でリーサルを組めるということになる。
  • TCGでは、無限アタッカーと無限ブロッカーが対峙した場合、「お互いに任意の行動を選択することで、ループが継続されゲームが進行しない場合、ターン・プレイヤーが違う行動を行ってループを止めてゲームを進行する」という競技イベント運営ルールにより、そちらも無限アタッカーの権利が負けることになる。「ブロックした時」で誘発する《風撃の求道者ラ・バイル》などは、別途破壊耐性状態にすることでパワー差を問題としない無限ブロッカーとなるが、それらにはアンタップ回数制限は設けられていない[2]ことからも優劣関係がうかがえる。
    • ただし、20回制限の規制から見過ごされた無限アタッカーには制限時間が許すまでの攻防が依然として可能になってしまうため、優劣関係はあくまでも「基本的には」である。

アタックトリガーで発動するもの

相手プレイヤーへの攻撃でも半無限にアンタップできたため、《不敗のダイハード・リュウセイ》などで敗北回避されている状態の相手に延々と意味のない時間稼ぎができてしまう。

《デュエマの鬼!キクチ師範代》でトップ固定した《相撲 Dr.ウンリュウ》、2体並んだ《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》など、ここに該当するが2024.08.26発表時点では対象に含まれていないものも存在する。

バトルに勝った時に発動するもの

バトルで破壊されない相手のクリーチャーがいた場合に延々と意味のない時間稼ぎができてしまう。

  • ■このターン、自分のクリーチャー1体のパワーを+50000し、「ワールド・ブレイカー」と「バトルに勝った時、アンタップする」を与える。
  • ■攻撃してバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップし、相手のシールドを1つブレイクする。

その他のタイミングで発動するもの

参考


[1] お知らせ「アンタップする」能力の発動回数制限について⇒https://dmps.takaratomy.co.jp/news/10552
[2] 《無限の精霊リーサ》は「バトルに勝った時」の無限ブロッカーで、《暴龍事変 ガイグレン》のようなパワーが高い無限アタッカーに対しては《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》などでコンボしても有限ブロッカーになってしまう。