霊翼(れいよく)(たから)アルバトロス》

霊翼の宝アルバトロス R 闇/火/自然文明 (6)
クリーチャー:パンドラボックス/ゼノパーツ/ビーストフォーク 3000
このクリーチャーが破壊された時、自分の墓地からコストの合計が5以下になるようにクリーチャーを2体まで選び、バトルゾーンに出してもよい。そのターン、それらのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。

DM-26で登場したパンドラボックス/ゼノパーツ/ビーストフォーク

pig能力で小型のクリーチャーを最大2体までリアニメイトできる多色クリーチャー

リアニメイトできるクリーチャー文明に指定は無く、さまざまな用途での使用が考えられる。リアニメイトしたクリーチャーcip能力を使うために利用してみたり、スピードアタッカーを得ることを生かしてビートダウンの締めに使うのも面白いだろう。

難点は自身の重さと能力の誘発条件がpigであることによる速効性の低さ。
幸いこのカード自然文明を含んでおり、同種族にはマナブーストの定番である《青銅の鎧》が存在するので、コストの重さはそこまで気にならない。
後は文明であることを活かして《邪魂創世》などで破壊して能力を起動することになるだろうか。

  • アルバトロス(Albatross)とは日本語でアホウドリのこと。
  • その能力やがらくたの集合体に翼が生えたような見た目から、「Magic:The Gathering《目覚ましヒバリ/Reveillark》のパロディではないか」と言われることがあるが、《目覚ましヒバリ/Reveillark》の初出が2008年2月1日なのに対し、このカードの初出は2007年12月22日なので《目覚ましヒバリ/Reveillark》がこのカードのパロディと言った方がまだ妥当だろう。
    もっとも、登場時期が近すぎる上にこのカード自体最高レアリティというわけでもないマイナーカードの1枚なので、仮にパロディだとすればMagic:The Gathering側の意図が全くの不明である。

デュエル・マスターズ プレイスでは

霊翼の宝アルバトロス VR 闇/火/自然文明 (6)
クリーチャー:パンドラボックス/ゼノパーツ/ビーストフォーク 3000
スピードアタッカー
破壊された時、自分の墓地からコスト5以下の進化でないクリーチャーを探索し、2枚をバトルゾーンに出す。そのターン、それらのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。

DMPP-08で実装。このクリーチャー自身にスピードアタッカーが追加され、コスト合計5以下になる2体から、コスト5以下を2体に変更された。
進化クリーチャーは出せなくなったが、コスト5以下を2体まで、ある意味最大合計コスト10を探索して出せるようになり、どちらかというと出せる範囲は広くなっている。

今引きからのスピードアタッカーとしてもマナ基盤としても代替カードが存在せず、色の合う(もしくは《アルバトロス》がデッキの色バランスを担う)中速ビートダウンでは無理なく採用できるパワーカードである。

状況次第ではパワー3000以上の相手クリーチャーに自爆特攻すれば能動的にリアニメイトできるということも忘れてはいけない。
逆に、相手の《アルバトロス》が自爆特攻してきたら、冷静にパワー3000未満のバトルで負けるブロッカーでわざと受け止めることでやり過ごせることも覚えておきたい。

  • テキストは「探索し、2枚を」であり、《ギガルゴン》と同じく同名カードは探索では1つの選択肢になるため、同名クリーチャーを2体出すことはできない。

ルール・仕様の注意点

フレーバーテキスト

  • DMPP-08
    仙界には五文明が五つに分かれる前に持っていたエネルギーが満たされている。

収録セット

デュエル・マスターズ

デュエル・マスターズ プレイス

参考


[1] 総合ルール400.7.より、バトルゾーンにカードを移動させる場合は「同時に移動させる」ことはできず、1枚ずつ出していくことになる。