鬼姫(おにひめ)ローリエ》

鬼姫ローリエ C 火文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター/エイリアン 2000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドが1枚もなければ、自分の山札を見る。その中からVIC(ビクトリー)を持つクリーチャーを1体選び、相手に見せてもよい。それがこのクリーチャーから進化できるクリーチャーであれば、このクリーチャーの上に置く。そうでなければ、自分の手札に加える。その後、山札をシャッフルする。

DMX-08で登場したヒューマノイド/ハンター/エイリアン

自身のシールドが無い時、cip山札からビクトリーをサーチする能力を持つ。これだけならば、いつでもどんなクリーチャーでも呼び込める《ディメンジョン・ゲート》《鳴動するギガ・ホーン》が優先されるが、このカードの真価はその後のノーコスト進化にある。DMR-05時点ではこの効果に対応するのは《黄金世代 鬼丸「爆」》のみであったが、その後《十弐制覇 鬼「王者」》が登場。いずれも3コストで場に出せるのは強力であり、かなりロマンのあるカードといえる。

進化先を《黄金世代 鬼丸「爆」》にする場合、純粋なT・ブレイカーとして用いることになる。S・トリガーなどで破壊された場合は《ローリエ》が場に出直し再度進化できるため、疑似的な破壊耐性持ちとして運用できる。一方《十弐制覇 鬼「王者」》は打点としては劣るが、敗北回避能力によりシールドがない状況を耐え凌げる事が強み。

現代で使用する場合は、鬼札王国カードと合わせるのが良いだろう。自身のシールドを能動的に削り、《鬼姫ローリエ》の能力の条件を素早く満たせる上、《一王二命三眼槍》鬼エンドにより防御力も高い。特に《百鬼の邪王門》は自身のシールドが無い状態で《鬼姫ローリエ》を直接場に出せるため相性は抜群。

一応、似たような能力を持つ《魔光蟲ヴィルジニア卿》と同様に、自軍全体への種族追加や、《鬼姫ローリエ》の効果が待機している間に進化して特性を変えることで、上記二体以外にも進化できる。ただし、前提がシールドが無い状態と厳しいため、このようなコンボを狙うのはかなり難しい。

  • 「自身のシールドが無い時に発動する能力」という点は、後に登場した革命の先駆けとも見れる。
  • 漫画「ビクトリー」およびアニメ「ビクトリーV」にて、切札 勝太が何度か使用している。
  • ヒューマノイド初の少女型である。装備も重火器などを抱えているが、ローリエ自身はリボンにスカートとかなり少女らしい軽装備になっている。
  • 名前のローリエは「月桂樹」のこと。実際のローリエの花言葉も「栄光・勝利」である。

フレーバーテキスト

  • DMX-08
    ローリエ。花言葉は「勝利」

収録セット

参考