クイック・ピック/プレオープン環境ピック候補の特徴◆提示されるカードについて
また、「S・トリガー」のみが提示される回では、すべてのカードプールの中から選抜されたもののみが提示される。 提示されるカードの種類がばらけがちなため、ハイランダーになりやすいが、同じ種類のカードを2枚以上確保できることはある。 仕様上、必ずデッキにS・トリガーが最低6枚入る。
文明の選択について強力なフィニッシャーが属する文明を有していたり、ビートダウン適性の高い文明で構成されてるデッキカラーは取り扱いやすい。(例:強力なフィニッシャー《竜極神》を擁する黒赤+任意の色、ビートダウン適性の高い赤緑+任意の色 など) ゴッド・カードなど全体的にカードパワーの高い多色については敵対色の3色より友好色の3色のほうがラインナップが充実している。 また、白青赤や白黒緑、青黒緑など「3色レインボーが存在しないor存在するが癖の強いカードしかない」組み合わせもある点には注意。 比較的扱いやすいゴッド・カードについて、文明ごとに使用可能なものは以下の通り。 ◆DMPP-07〜DMPP-09のカードプールから選出されるもの
ゴッドは単体で強力なものが多く、大半はデッキの構成に関係なく採用しても問題ないものが多いが、《G・A・E》についてはcipによるサーチが強みの一つである点に注意。 カードの選択について通常環境では「《デーモン・ハンド》などでサクッと除去されてしまう」ようなものでも、このルールでは手札に除去カードをキープする難易度が高い(そもそもデッキに1枚も入らないケースすらある)。カードを選ぶ際は固定観念は捨てて書いてあることが強いか弱いかを判断したい。パワーが高いだけでも除去されにくくなる。 単体性能が高くても、性能を最大限に発揮するのに別のカードが必要になるなら、このルールではそこまで強くはない。《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》なら召喚酔いしない高パワーW・ブレイカーという時点で最低限の性能はあるものの、アタックトリガーとバトルの移し替えが使えないと魅力が半減してしまう。 汎用性の高いカードや、除去を行えるカードは単体性能以上の戦果を発揮できる可能性があるため重要性が高い。 コストが軽いものはデッキに一定数含めておくとデッキが安定しやすくなる。 ゴッド・カードは1枚で2通りのカードとして機能し、G・リンクで高パワーとしても機能するため、ピックしておくと心強い。 進化クリーチャー(特に進化V、進化GV)は進化元が引けないと腐るカードである。既にデッキに進化元がある状態でカードが提示されてようやく採用が検討できる。 狙って特定のカードを対策した構築を行うことが難しいため、《驚天の超人》など相手が対策できていなければ強い系統のカードは力を発揮しやすい。 デッキの文明のバランスも、ピック時に考えるべき重要なことである。最悪、明らかな死に札(進化させる気のないカードなど)でも文明バランスのために採用も考えられる。 山札が通常フォーマットより10枚少ないため、ライブラリアウトしやすい点は注意。 また、このルールとは著しく相性の悪いカードも存在する。例えば《ハイドロ・コミューン》は「最多種族」と相性が悪いので刺さる場面が皆無であり、《バイオレンス・フュージョン》(白黒緑・青黒緑・黒赤緑時のみ選出される)は「マナブーストがないと13マナ溜めづらい」「山札が30枚しかないので13マナ溜めてもデッキアウトが近い」「デッキにゴッドの枚数・種類を確保しづらい」「2種類以上出せないと普通に自分でG・リンクしたほうが少ないマナで済む」とメリットが皆無である。 |