ドラグハート・ウエポン

月刊コロコロコミック2014年6月号付録で初登場した新タイプのカード。
クリーチャー装備する事で能力を発揮する。

銀河剣 プロトハート P 火文明 (4)
ドラグハート・ウエポン
これを装備したクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、これを装備したクリーチャーが2度攻撃していた場合、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
龍解後⇒《星龍解 ガイギンガ・ソウル》

ゲーム開始時はサイキック・クリーチャーと同様超次元ゾーンに置いておく。
ドラグハートを呼び出す効果によって超次元ゾーンから呼び出す事ができ、基本的に装備されながら出される。

ルール

  • ウエポンを装備しているクリーチャーがバトルゾーンを離れると、バトルゾーンにウエポンが単独で存在していることになるため、即座に超次元ゾーンに戻る。(総合ルール117.2. 305.3.)
  • ウエポンそのものがカード指定除去エレメントを除去する効果で、超次元ゾーンかバトルゾーン以外のゾーンにある場合、即座に超次元ゾーンに戻る。(総合ルール806.4b)
  • ウエポンを装備しているクリーチャーが封印されると、クリーチャーが無視されたままウエポンが装備されている状態を維持する(2015年12月18日事務局確認)。ウエポンの能力も無視されない。
  • ウエポンを装備したクリーチャーが進化すると、装備された状態が進化先のクリーチャーに引き継がれる。また、ウエポンを1枚ずつ装備したクリーチャー2体を進化Vで進化させた場合、進化先のクリーチャーに2枚のウエポンが装備される。
  • ウエポンが装備されているクリーチャーが退化した時、進化クリーチャーの下にあったクリーチャーが重なって構成される1体のクリーチャーにウエポンを全て装備した状態で残す。2021年3月16日ルール改訂以前は、進化クリーチャーの下にあったクリーチャーはそれぞれ別のクリーチャーとしてバトルゾーンに残るとされていたため、そのうち1体を選びウエポンを装備させるという裁定になっていた。退化したクリーチャーにドラグハート・ウエポンが複数装備されていた場合、1体のクリーチャーに複数枚装備させた状態で残してもよく、クリーチャーが2体以上残る場合、好きなクリーチャーに好きな数ウエポンを装備させることができた。
    • 例えば、ウエポンが3枚装備された進化GVの進化クリーチャーが退化して進化元が3体バトルゾーンに残る場合、3体に1枚ずつウエポンを装備した状態で残すのもいいし、1体は1枚で1体は2枚装備させた状態で残すのもいいし、1体に3枚装備させた状態で残すのもいい。この方法を使えば、ウエポンを装備する能力を持っていないクリーチャーにもドラグハートを付けることができる。ただし、2体以上のクリーチャーに1枚のウエポンを装備させることは当時のルール上不可能だった。
    • この処理はクロスギアも同様に行われる。

その他

  • 武器の種類は文明毎に決まっている模様。
    • :西洋風の槍
    • :拳銃、バズーカ砲等の遠距離武器
    • :巨大な鎌
    • :両刃、片刃の刀剣
    • 自然:棍棒、ハンマー等の打撃武器
  • 実際のゲームでバトルゾーンに出す場合は、装備するクリーチャーの真横に置く。左右どちらに置くかは特に決まっていない。
    《弐刀龍覇 グレンモルト「双」》に至っては、カードの両隣に同時収録のウエポンを置く事を想定したイラストとなっている。特に演出を気にしないのであれば、複数装備する場合はどちらか片方に繋げて並べていくと良いだろう。

デュエル・マスターズ プレイスでは

DMPP-22より実装。クロスギアと同様、バトルゾーンに出せる上限7枚の内に含まれる。

通常のゲームでは、《弐刀龍覇 グレンモルト「双」》などを使い、1体にドラグハート・ウエポンを2枚装備させることができる。

ちなみに、それらを進化元に進化Vなどをすると1体に3枚以上装備ができる。

実用性はともかく、以下の手順で1体に最大6枚ドラグハート・ウエポンを装備させることができる。

  1. 《インビンシブル・オーラ》を唱え、自分のシールドをS・トリガーにする。
  2. バトルゾーンを空にしておく。
  3. 同時ブレイクで、cipでドラグハート・ウエポンを出すクリーチャー×n(光・水・火を揃えるような組み合わせにする)→《無限王ハカイ・デストロイヤー》の順番で召喚していく。
  4. 召喚扱いでバトルゾーンに出る処理まで完了すれば、待機していたcip解決が始まり、《ハカイ・デストロイヤー》が「(このクリーチャーに装備して出す)」を引き継き、出たウエポンが装備されていく。
  5. 1体と6枚で盤面上限まで到達した状態が完成する。

参考


公式Q&A

Q.《恐・龍覇 サソリスレイジ》が持つ「このクリーチャーをバトルゾーンに出した時」の能力を使用した時、すでに《恐・龍覇 サソリスレイジ》がバトルゾーンを離れていた場合、《邪帝斧 ボアロアックス》のようなドラグハート・ウェポンを出すことを選択出来ますか?
Aはい、出来ます。この場合、《邪帝斧 ボアロアックス》は状況起因処理によって即座にバトルゾーンを離れます。
引用元(2020.2.26)

+  類似裁定(2021.10.22)
+  類似裁定(2022.10.28)

Q.《ボルメテウス・モモキング》《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》の呪文側を唱えて、効果で《銀河大剣 ガイハート》を装備しました。この《ボルメテウス・モモキング》がバトルゾーンを離れる場合、「スター進化」の置換効果でかわりに離れる「一番上のカード」は、装備されている《銀河大剣 ガイハート》ですか?
A.いいえ、離れるのは《ボルメテウス・モモキング》です。ドラグハート・ウエポンはクリーチャーの構成カードではないので、一番上のカードは変わらず《ボルメテウス・モモキング》であるためです。再構築でクリーチャーが残った場合、装備していた《銀河大剣 ガイハート》も装備したまま残ります。
引用元(2021.10.22)

Q.ドラグハート・ウエポンが装備されているクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、装備されていたウエポンはどうなりますか?
A.超次元ゾーンに置かれます。クリーチャーがバトルゾーンから別のゾーンに移動しても、装備されていたウエポンはバトルゾーンに残ります。ただし、ウエポンは単独でバトルゾーンに存在できないため、他のゾーンを経由せず、即座にバトルゾーンから超次元ゾーンに置かれることになります。

+  (総合ルール 117.2)

引用元(2022.7.28)

Q.自分のクリーチャーが封印された時、そのクリーチャーにクロスされていたクロスギア、装備されていたウエポン、付いていたオーラはどうなりますか?
A.それらはすべて付いたままになります。クロスギアとウエポンは、クリーチャーの構成カードではないため、無視されません。クリーチャーが封印されても、クロスギアは別のクリーチャーにクロスしなおせますし、ドラグハート・ウエポンは条件を満たすことで龍解できます。
ただし、オーラはクリーチャーの構成カードですので、クリーチャーが無視された場合、付いているオーラも一緒に無視されます。
引用元(2022.9.20)

Q.自分の闇のクリーチャーが他に3体いて、クリーチャーになっている《深淵の支配者 ジャシン》《モビル・フォレスト》をクロスしている状況です。自分の他の闇のクリーチャー1体がバトルゾーンを離れて《深淵の支配者 ジャシン》がクリーチャーではなくなった場合、クロスしていた《モビル・フォレスト》はどうなりますか?
またこの時、ウエポンが装備されていたり、オーラが付いていた場合はどうなりますか?
類似例:《神光の龍槍 ウルオヴェリア》《斬罪 シ蔑ザンド》
A.クロスギアはクリーチャーにしかクロスすることができないため、クロス先がクリーチャーではなくなった場合、外れて単独でバトルゾーンに残ります。
同じ状況で、装備されているウエポンは外れて超次元ゾーンに戻ります。
また、付いていたオーラは外され、墓地に置かれます。
引用元(2022.9.20)