双龍(ダブル)覇王(はおう) バーサス=ザ=デッドマン》

双龍覇王 バーサス=ザ=デッドマン DMR 自然文明 (8)
ドリーム・クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグナー 9000+
マッハファイター
W・ブレイカー
バトル中、このクリーチャーのパワーを+5000する。
相手のクリーチャーが離れた時、コスト5以下のクリーチャーではないエレメントを1つ、自分の超次元ゾーンから出してもよい。それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備する。
自分のターンの終わりに、自分の、クリーチャーではないエレメントを好きな数破壊してもよい。その後、こうして破壊したエレメントのコストの合計以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札からコストを支払わずに召喚してもよい。

DM25-EX2で登場した自然ドリーム・クリーチャーであるジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグナー

第一の役割はドラグハートなどを超次元ゾーンから呼び出すシステムクリーチャー。相手のクリーチャーが離れるたびに誘発して、コスト5以下の非クリーチャーエレメントを1つずつ出せる。(ウエポンを出す場合、装備先はこのクリーチャー限定となる。)

cipでは相手クリーチャーを離れさせる能力は持たないが、このクリーチャーはバトル時+5000のパンプアップするマッハファイターにより、単独でパワー14000未満のクリーチャーを踏み台に出し始めることができる。

そして、このようにして出した《荒ぶる龍跡 B=G=R》《爆勇王剣 ラッシュ・ギガハート》などが相手のクリーチャーを除去した場合、さらにこのクリーチャーの能力が誘発して呼び出し効果が連鎖する。
《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》をこのクリーチャーに装備させて効果バトルすれば、9000+5000+3000=17000のパワー未満を倒せる。

第二の役割は手札からの召喚扱いでのクリーチャー踏み倒し。自分のターンの終わりに自分の非クリーチャー・エレメントを好きな数破壊し、その合計コストまでを出せる。

上述の超次元呼び出し連鎖で蓄えた盤面を利用して高コストクリーチャーに繋げるのが狙いだろう。「召喚以外の方法」に反応するメタクリーチャーを回避するだけではなく、《邪帝類五龍目 プラドックス》《引き裂かれし永劫、エムラクール》といった「召喚によって出た時」の誘発も狙える。

また、この砕くカードはメインデッキのものでも良い。《ジャスミンの地版》といった初動タマシードを巻き込むことでささやかながら踏み倒し範囲を広げることができるほか、侍流ジェネレートでコストを無視して呼び出した《超銀河弓 ANOTHER》(および《アクア・ジゲンガエシ》など経由の《次元の超銀河剣 THE FINAL》)も低い実質コストながら高い名目コストを持つためコンボのしがいがある。

  • 誘発型能力過去の状態を見るのは自身についてのみとするルールなので、《双龍覇王 バーサス=ザ=デッドマン》が相手のパワー14000と相打ちになって同時に破壊された場合、相手のクリーチャーが離れたことは見届けたことにならないので超次元ゾーンからカードを出すことはできない。《アポカリプス・デイ》といった同時リセットでも同様。

他のカード・デッキとの相性

  • この重さのクリーチャーを出しながら相手にターンを返すのはあまり合理的ではないが、盤面にいるこのクリーチャーにノータッチのまま相手が革命チェンジなどで動き始めた場合、その離れたことに誘発してエレメントを出せ、着地狩りやカウンターができる。

その他

  • 双龍(ダブル)」の当て字と、普通の熟語「覇王」、そしてその2つを連続した「双龍覇王」の4文字でドラグナーの「龍覇」も含ませることで命名ルールを満たしている。

関連カード

収録セット

参考