裏返すバトルゾーンにある両面カード(表面を2つ以上持つカード)の、表向きになっている面を変更する処理のこと。覚醒や龍解、禁断解放等の説明文中に見られる。
カードを裏返すキーワード能力は特殊タイプによって異なり、能力テキスト上での面の指定方法も異なる。一覧は以下 ほとんどの両面カードはこれらの能力を持っている。各々に設定された条件を満たすことで自力で別の面に裏返り、別のカードに変身する。裏面がセルやコアのものは、複数でリンクしつつ裏返るうちの1枚だけがその能力を持っている。 裏返す能力には大抵裏返す先のカード面の特性が指定されている。このため、3面以上を持つカードでも混乱する事はまずない。(指定の形については各能力記事参照) ルールカードを裏返して新しい面にする事自体はバトルゾーンに出す/出した扱いにはならず、バトルゾーンを離れる/離れた扱いにもならない。 「覚醒した時」「龍解した時」の能力は、それぞれ指定された能力によって裏返った時のみ誘発する。前者は覚醒以外の能力、後者は龍解以外の能力でそれぞれ裏返しても誘発しない点に注意。 カードを裏返した事により、そのカードがバトルゾーンに存在するカードとして適切でなくなった場合(装備されていないウエポン、リンクが完成していないセルやコア等)、そのカードは即座に超次元ゾーンまたは墓地に移動する。 召喚酔いについてカードを裏返して新しい面にする事自体は召喚酔いを発生させない。そのターンのはじめからバトルゾーンにあった両面カードがクリーチャー面に裏返った場合は、そのターン中に攻撃できる。 ただし、バトルゾーンに出した両面カードを同じターン中にクリーチャー面に裏返した場合、そのクリーチャーは召喚酔いする。これは裏返る前の面がフォートレスや鼓動などクリーチャー以外の面であった場合でも同様である。 例外的に、覚醒(覚醒リンクを含む)によってクリーチャーが裏返った場合、その面である間に限り召喚酔いは解ける。これは覚醒能力が持つ特別な処理である。同一ターン中に解除等で元の面に戻った場合、召喚酔いは復活する。 また、《禁断 ~封印されしX~》、《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》、《滅亡の起源 零無》は最初のターンのはじめからバトルゾーンに存在するため召喚酔いしているタイミングは存在しない。仮に1ターン目に《伝説の禁断 ドキンダムX》に禁断解放した場合も攻撃できる。 タップの位相について裏返る前のクリーチャーのタップ状態は、裏返った後のクリーチャーに引き継がれる。覚醒リンクの場合は、パーツとなるサイキック・クリーチャーのうち一体でもタップされていれば、サイキック・スーパー・クリーチャーはタップされた状態で現れる。また、リンク解除時にはパーツとなるサイキック・クリーチャーはすべてリンク解除前のタップ・アンタップ状態と同じ状態で現れる。 裏返すことによってカードタイプが変更される場合、その位相は必ずアンタップ状態となる。この処理によって「アンタップした時」の能力は誘発しない。
裏返る能力の付与についてダイナモ等で裏返る能力を別の両面クリーチャーに付与した場合、その能力の発動条件と裏返り先の面の条件を満たしていれば裏返る事ができる。これは、仮に本来異なるカードタイプの組み合わせであっても、つまりドラグハート・クリーチャーに覚醒や解除を与えるような場合でも、条件さえ満たしていれば裏返る事が可能。
その他
非常にややこしいため、これらのカードを扱う際には十分注意しておきたい。 その他
参考
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